平和の憲法を安易に改正してしまっていいのか?

平和の憲法を安易に改正してしまっていいのか?

衆議院で3分の2以上の議席を有する現政権が、夏の参議院選でも与党他で3分の2以上の議席を確保して憲法改正を目指すことを明言しました。現政権は、憲法改正の必要性として「現憲法がアメリカによって一方的に押し付けられた」かのようなロジックを用いていますが、現憲法は日本の「憲法研究会」など日本の民間憲法草案も参考にされて作られた非常に民主的なもので、単に押し付けられたものではありません。また、「自主憲法を日本人の手で作り上げる」という現政権の言葉も非常に疑問です。他国の戦争への参加を可能にする「集団的自衛権」を、日本国民全体の意志ではなくて閣議決定という「一握りの大臣たち」の意向で強行的に認めてしまった現政権の態度からすれば、日本国民全体のための改正などではなく、戦争を志向する現政権の意に沿った憲法改正をなすことが真の...平和の憲法を安易に改正してしまっていいのか?