自己欺瞞の進化心理学

自己欺瞞の進化心理学

人が自分をだます理由:自己欺瞞の進化心理学この本は、二人の著者により作成されているが、二人共心理学者ではない。シムラー,ケヴィンはライター、ソフトウェアエンジニアであり、ハンソン,ロビンは、ジョージ・メイソン大学経済学准教授、オックスフォード大学人類未来研究所研究員。社会科学博士、物理学ならびに哲学修士である。この二人により進化心理学(ヒトの心理メカニズムの多くは進化生物学の意味で生物学的適応であると仮定しヒトの心理を研究するアプローチのこと。)という畑違いの領域について書かれた本である。内容は、「部屋の中のゾウ」をもじった「脳のなかのゾウ」というものについてこれは、「人間の精神にもだれも語りたがらない部分があると指摘してそれを[脳のなかのゾウ]と読んでいる」そのゾウは、人間同士の進化の競争で自分が有利になるよ...自己欺瞞の進化心理学