明日のためにその390-ドラゴン×マッハ
濃密な作りが楽しめる佳作。70年代、ブルース・リー。80年代、ジャッキー・チェン。カンフー映画は、時代とともにスターを生み、発展してきた。しかし、昔のカンフー映画は、作りが荒く、今観ると雑な部分がどうしても目に付く。ここ20年程前からは、徐々にその内容もしっかりし、観ても雑な部分が少なくなっている。これは、ツイ・ハークの発明した「ワイヤーアクション」やウシャウスキー姉妹の「マトリックス」に見る、カンフーアクションへの憧れからカンフー映画の転機、変化と言うものを生み出したとおぼしい。今回紹介する映画は「ドラゴン×マッハ」香港のマックス・チャンとタイのトニー・ジャーと言う豪華顔ぶれによるカンフーアクション映画だ。ストーリーを紹介しておこう。潜入捜査官のチーキットは、臓器密売の組織に潜入していたが、ある日その正体が組...明日のためにその390-ドラゴン×マッハ
2019/09/30 00:01