夜明け前の逃避行

夜明け前の逃避行

暁迫る夜更けの終わり逃避行の先は未だ見えない掴んだ手は放さないで一度は振り払い、二度目で握り締めた弱く、儚く、脆いそんな愛情だから全部投げ出して全てを捨ててなにも惜しくはない朝焼けに焦がされる前にこの夜を逃げ続けよう夜明け前の逃避行