レビュー シンゴジラを見ての雑感
シンゴジラは、確かに新しいゴジラといえるだろう。ゴジラはその世相世相において、人間と自然、そして科学のかかわり方を反映する。メカゴジラであったり、ヘドラであったり、ビオランテであったり、キングギドラであったり、そういった作品群しかりである。シンゴジラはの第一形態は未熟なものであったが、川を遡上し上陸すると、暴れまわって第二形態となって再び海へと帰っていく。第四形態となって再び現れたゴジラは、鎌倉から上陸、町を直線状にぶっ壊しながら自衛隊を撃破。虎ノ門や霞が関を火の海にし、ロックオン背中レーザーやすぱっと切れる熱戦で貫通弾を用いて空爆を行う米軍の戦略爆撃機B-2を撃墜する。そしてさらに北上し、東京駅で停止し、充電期間に入る。ちなみに、本作で描かれるゴジラは、核熱エネルギー変換生体器官を内蔵する混合栄養生物で、霞を...レビューシンゴジラを見ての雑感
2016/07/30 22:07