Vol.678 千載具眼の徒を俟つ

Vol.678 千載具眼の徒を俟つ

伊藤若冲が語った言葉に 「千載具眼の徒を俟つ」というのがある。 千年後に自分の絵を理解してくれる人が現れるのを待つ、という意味だ。 葉加瀬太郎の「芸術ハカセ」(160913)という番組を見ていたら出てきた。 ちなみに、4年前に録画していたのをようやくじっくり見ている。 若冲は、自分の細かすぎるこだわりは、 江戸の世の中では誰も理解できないであろうと考えていた。 色にとことんこだわった若冲作…