漢方の世界には「髪は血の余り(血余)」という言葉があり、 血液に問題があれば髪の健康にも悪い影響が現れると考えられます。 血流・血行が悪いと髪に栄養が行き届かなくなり、 白髪や抜け毛などのトラブルが発生しやすくなることは 西洋医学でもよく言われていることですね。 漢方の世界で「血」…
血の巡りが悪い状態は「オ血」と言います。 血の量が十分にあっても、血流・血行が悪ければ 栄養が体中に行き渡りませんね。 「オ血」の状態では頭皮や毛根に栄養が十分に 届かないため、白髪や抜け毛の原因になります。 血の巡りを改善するのに効果が期待できる漢方としては 「冠元顆粒(…
四物湯(しもつとう)は、 血液循環を活発にして体を温める作用があります。 冷え症や貧血に悩む女性に好まれている漢方です。 血の巡りが良くなるため白髪の改善にも効果が期待できます。 ・当帰(とうき) ・川きゅう(せんきゅう) ・芍薬(しゃくやく) ・地黄(じおう) という4種…
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、 以下の6種類の生薬からなる漢方です。 ・当帰(とうき) ・川きゅう(せんきゅう) ・芍薬(しゃくやく) ・蒼朮(そうじゅつ)または白朮(びゃくじゅつ) ・沢瀉(たくしゃ) ・茯苓(ぶくりょう) 当帰(とうき)、川きゅう(せんきゅう)は、 血行を改善して体を温める作用があります。…
十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)は、 下記の10種類の生薬からなる漢方です。 ・当帰(とうき) ・川きゅう(せんきゅう) ・芍薬(しゃくやく) ・地黄(じおう) ・蒼朮(そうじゅつ)または白朮(びゃくじゅつ) ・茯苓(ぶくりょう) ・人参(にんじん) ・桂皮(けいひ) ・黄耆(おうぎ) ・甘草(かんぞう) 当帰(と…
婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)は、 9種類の生薬で構成された漢方で、成分の7割は 「当帰(とうき)」という生薬です。 当帰(とうき)は血液を補い体を温め、 卵胞ホルモンの働きを調節し、血流を良くすると言われています。 血流が良くなると頭皮や毛根にも栄養がしっかりと 行き届くようになり、
気虚(ききょ)というのは 人間の生命エネルギーが不足している状態、 つまり「気」の不足している状態です。 この状態になると、消化機能が衰えて栄養も行き渡らなくなり、 だるさを感じたり食欲不振になったりします。 気虚(ききょ)というものも、白髪や抜け毛の原因になると考えられます。 ですから気の不足を補い、気の巡りを良くする漢方を使用する…
気滞(きたい)というのは、気の流れが滞っている状態です。 この状態になると、胸やお腹が張って痛みを感じることがあります。 痛みは精神状態によって増減することがあります。 気滞(きたい)になる原因としてはストレスなどによる 自律神経の緊張状態が続いていることが考えられます。 これによって筋肉や身体全体が硬くなり、血管…
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は 神経の高ぶりを鎮めて、「気」の状態を良くします。 高血圧や動脈硬化にともなう諸症状、不眠、動悸などの改善に使用されます。 一般的には以下の11種類の生薬で構成されています。 ・柴胡(さいこ) ・竜骨(りゅうこつ) ・牡蛎(ぼれい) ・黄ごん(おうごん) ・大黄(だいおう) ・半夏(はんげ) ・人参(…
桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)は、 神経の高ぶりを鎮め、気力をつける漢方です。 神経症や不眠、夜尿症、動悸などの改善に使用されます。 以下の7種類の生薬で構成されています。 ・桂皮(けいひ) ・竜骨(りゅうこつ) ・牡蛎(ぼれい) ・芍薬(しゃくやく) ・生姜(しょうきょう) ・大棗(たいそう) ・甘草(かんぞう) 桂皮(けいひ)…
腎(じん)というのは生殖・成長・老化に関わる機能であり、生命の源。 これが衰えると老化が早まると考えられています。 腎(じん)の機能が低下することによって起こる症状を 「腎虚(じんきょ)」と言います。 漢方の世界には「腎の華は髪にある…
八味地黄丸(はちみじおうがん)は体の弱った機能を補う漢方です。 足腰の痛みやしびれ、性機能低下、乾燥肌などの改善に使用されます。 名前の通り8種類の生薬で構成されています。 ・地黄(じおう) ・山茱萸(さんしゅゆ) ・山薬(さんやく) ・茯苓(ぶくりょう) ・沢瀉(たくしゃ) ・牡丹皮(ぼたんび) ・桂皮(けいひ)…
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は、 胃腸の働きを良くする漢方で、弱った体力の回復に使用されます。 以下の10種類の生薬で構成されます。 ・人参(にんじん) ・黄耆(おうぎ) ・蒼朮(そうじゅつ) ・柴胡(さいこ) ・当帰(とうき) ・升麻(しょうま) ・陳皮(ちんび) ・生姜(しょうきょう) ・大棗(たいそう) ・甘草(かんぞう) 人参(にんじん)、黄耆(おうぎ)は
腎陰(じんいん)というのは、身体の臓器に滋養作用をするもので これが不足している状態を「腎陰虚(じんいんきょ)」と言います。 「腎陰虚(じんいんきょ)」になる原因は主に加齢で、 この状態になると、細胞の潤いが不足するようになります。 これは皮膚や頭皮にも影響があり、肌が乾燥して 髪にも潤いがな…
痰湿(たんしつ)というのは、身体の中の水分の循環が滞った状態です。 この状態になると、水は身体にとって有害な物質へと変化します。 痰湿(たんしつ)になる原因は暴飲暴食や刺激の多い食品…
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