本『関ノ孫六 三島由紀夫、その死の秘密』舩坂弘/介錯に使われた日本刀を贈った舩坂氏の三島さんへの思い
三島由紀夫twitterで元自衛隊員の「今の若い自衛官は三島由紀夫を知らない」との投稿に驚く。三島由紀夫が自衛隊市谷駐屯地で割腹自殺をして50年経つ。憲法改正の決起を呼びかけるためバルコニーに立ち、約800名の自衛官の前で演説をしたが、怒号にかき消された。昭和45年(1970)11月25日三島45歳の時である。戦後の小説家の代表でノーベル文学賞の候補となり、「仮面の告白」「潮騒」「金閣寺」「憂国」など読み継がれる名作が数多くある。文学者として名を残している。三島本人は今の評価を喜んでいるだろうか。関ノ孫六とは著者の舩坂氏が、三島に贈った日本刀が関ノ孫六である。その関ノ孫六が三島の介錯に用いられた。ふたりは剣道を通して親交があり、舩坂氏の著作『英霊の絶叫』に三島が序文を寄せている。そのお礼として愛蔵の日本刀を贈っ...本『関ノ孫六三島由紀夫、その死の秘密』舩坂弘/介錯に使われた日本刀を贈った舩坂氏の三島さんへの思い
2021/07/20 17:02