いよっ、待ってました!小文治師匠! 今回はすごいよ!
待ってました!桂小文治師匠の独演会が11月28日、東京・新橋の内幸町ホールで開催される。2018年締めの独演会とあって、飛び切りすごいネタがかかる。「七段目」と、ご存知「芝浜」である。これは絶対、聴き逃すわけにはいかない。あたしは何をおいても新橋に駆けつけますよ、てんだ。小文治師匠の落語は受け狙いの浮ついた落語ではない。ジックリ本物を聴かせる「いぶし銀の噺家」だ。聴かないと損する。「七段目」てーのはどんな噺かてーと、芝居が大好きな若旦那。おとっつあんがいくら小言を言っても「馬の耳に念仏」だ。すっかり役者になり切った若旦那は、二階に上がっていつものように物まねに夢中。「いい加減にしろ」と大旦那は小僧の定吉を二階へやる。ところが、定吉も三度のメシを四度食っても止められないほどの芝居マニアときたから大変な騒ぎ。意気投...いよっ、待ってました!小文治師匠!今回はすごいよ!
2018/10/28 12:24