被災地の支援とは現実的に役に立てるような方法や手段を選ぶべきだ

被災地の支援とは現実的に役に立てるような方法や手段を選ぶべきだ

地震のような災害がどこかで起きた時に、自分も支援したい・役に立ちたいと思う人も多いだろう。それ自体はとてもいいことだ。だが、その気持ちだけが先行して、よく調べずに行動することによって、実際はなんの役にも立たないどころか、迷惑をかけてしまうこともある。 たとえば、着の身着のまま被災地に乗り込むというのを考えよう。その時には現地で、泊まる場所が確保できないかもしれない、お金があっても食料や水が調達できないかもしれない、トイレで用を足すことが容易にできないかもしれない。そういうリスクを考慮せずにいくと、逆に支援されなければならない人が単に増えるということになりかねない。 あるいは物資を送ることを考え…