コロナ禍に沁みる「ファクトフルネス」と独りの音楽

コロナ禍に沁みる「ファクトフルネス」と独りの音楽

5月の後半。例年であれば、花粉に悩まされる季節がようやく終わって、さわやかな天候を満喫している一時期だが、今年は随分違う印象だった。快適さは早々に退散し、ここ近畿地方では観測史上最も早い梅雨入りを迎えたのだ。 観測史上といっても1951年からという事なので、たかだか70年だが、これもまた「百年に一度」の異常気象ということなのだろうか。まあ最近は、色々なところで「百年に一度」や「千年に一度」がなんだかしょっちゅうやって来るし、「異常」がいつのまにか「日常」になったりもするので、あまり驚かない。 そうは言っても、「百年に一度」の全世界を巻き込んだパンデミックに翻弄される日常だけは、そろそろ勘弁して…