国際司法裁判所のロヒンギャ虐待への対応を評価 (その2 )―国際難民問題に一石を投じる―
国際司法裁判所のロヒンギャ虐待への対応を評価(その2)―国際難民問題に一石を投じる―ミャンマーのバングラデシュ国境付近に居住するイスラム系少数民族ロヒンギャの抑圧問題について、国際司法裁判所(ICJ、本部オランダ)は1月23日、少数民族ロヒンギャに対するミャンマー軍による集団虐殺(ジェノサイド)が存在したとして、ミャンマー政府に対し、「迫害を防ぐあらゆる手段を講じる」よう指示する仮保全措置命令を出した。この問題は、ガンビア政府がイスラム諸国で構成されるイスラム協力機構を代表してICJに提訴したものだ。国際司法裁判所は「ロヒンギャは依然として危険にさらされている状況にある」と認定し、ミャンマー政府に対し、「対策」の実施状況を4ヶ月以内に報告するよう命じた。1、難民排出国・源泉国の責任が問われ、改善措置が求められた...国際司法裁判所のロヒンギャ虐待への対応を評価(その2)―国際難民問題に一石を投じる―
2020/11/30 10:46