都電荒川線に山吹色の特別車両、水戸岡鋭治さんデザイン 26年春に
東京都は20日、都電荒川線(三ノ輪橋―早稲田間、12・2キロ)の1両を、工業デザイナー、水戸岡鋭治さんがデザインした特別車両に改装すると発表した。2026年春に登場する予定。この日都庁でデザインを公表した水戸岡さんは「楽しい都電」をコンセプトに掲げた。15歳の時、故郷の岡山から東京に来て「黄色いかっこいい路面電車を見た。いつかこんなデザインをしたいと憧れた。夢のような楽しい電車を作りたい」と話した。昨年2月、無償でのデザイン協力を都に申し出た。特別車両は運行から30年以上経過した「8500形」を使用。車体は昭和に街中を駆け抜けた黄色の車体を連想させる「山吹色」にする。内装には木材加工の伝統技法「江戸組子」を採用し、座席や床、ブラインドなども木の特注品で彩る。水戸岡さんは「荒川線の懐かしい景色を見て、近所を...都電荒川線に山吹色の特別車両、水戸岡鋭治さんデザイン26年春に
2025/05/22 06:33