ウクライナで戦死した台湾人義勇兵の思い㊦ 親友だった日台兵士がともに犠牲に 「来世があるならば、また友人になりたい」
産経ニュース戦死した台湾人義勇兵、曽聖光氏の写真を手に訓練時の思い出を語る沖縄県の男性=11月13日、台湾高雄市ロシアによるウクライナ侵略開始後、台湾から15人前後が義勇兵としてウクライナ側に参戦し、2人が死亡した。上編に続き、戦地に身を投じた「思い」をたどる。訓練を経て日台の義勇兵が親密に台湾人義勇兵のもう一人の戦死者、曽聖光さん=享年(25)=はロシアの侵略開始から8カ月余り後の2022年11月2日、ウクライナ東部ルガンスク州で戦闘中に、ロシア軍戦車の砲弾を受け死亡した。「(台湾に)帰るべきだろうか」。陸軍出身の曽さんは西部リウネで訓練を受けていた同年8月、ペロシ米下院議長(当時)の台湾訪問に反発した中国軍の活発な動きを伝える記事を交流サイト(SNS)でシェアし、台湾防衛への思いをにじませた。曽さんの...ウクライナで戦死した台湾人義勇兵の思い㊦親友だった日台兵士がともに犠牲に「来世があるならば、また友人になりたい」
2024/12/23 09:36