<お水取り>「お松明」の竹 宝珠院へ奉納
2023/02/1805:00読売新聞オンライン根付きの竹を数人で肩に担いで二月堂まで運ぶ奈良市の東大寺二月堂で3月1日から本行が始まる修二会(お水取り)の「お松明」に使われる竹を、生駒市高山町の住民らでつくる「庄田松明講」の4人が17日、東大寺塔頭・宝珠院に奉納した。かつては各塔頭に竹が奉納されたが、現在も続くのは宝珠院だけ。この日は、今月上旬に生駒市内で切り出した真竹3本(長さ約7・5メートル)をトラックで運び、「二月堂」と書かれた青い法被姿の講のメンバーが1本ずつ担ぎ入れた。練行衆を務める佐保山暁祥住職は参籠に向けた隔離期間中で、妻の素子さん(39)が応対。「修二会が多くの人に支えられているということが伝わってきます」と話していた。<お水取り>「お松明」の竹宝珠院へ奉納
2023/02/18 16:10