細菌使い二酸化炭素出さず肥料や繊維 京大の新研究拠点が稼働
参照記事:06月18日17時50分NHKJP海の中で光合成を行う細菌を使って、二酸化炭素を排出せずに化学肥料や繊維を作る技術を京都大学などの研究グループが開発し、量産化に向けて新しい研究拠点を今月から本格稼働させました。京都大学の沼田圭司教授らの研究グループは、海の中で二酸化炭素や窒素を吸収しながら増殖する「紅色光合成細菌」と呼ばれる細菌を使って、化学肥料やたんぱく質でできた繊維などの素材を安定的に生み出す技術をことし1月に開発しました。中でも、化学肥料については、高圧と高温を必要とする従来の生産方法に比べて、二酸化炭素を排出せずに生産できる技術として、注目を集めていて、国内の肥料メーカーと共同で製品化を目指すということです。京都大学桂キャンパスの敷地内には新しい研究拠点が整備され、今月から本格的に稼働を...細菌使い二酸化炭素出さず肥料や繊維京大の新研究拠点が稼働
2022/06/19 05:52