パロディ?それとも幻想? (ドビュッシー《レントより遅く》)
コンサートごっこで弾いた曲シリーズ、2曲目。これはワルツ。かなり自由に弾いていいみたいで。いろいろな演奏を聴いてみると、レントより遅く、という題なのに、そうは思えないものもいろいろありますねーしかも、曲も、ロマンチックなワルツのパロディともとれるし、思い出あるいは幻想の中のイメージ(イメージの中でむしろ美化される)ともとれる。私はもちろん、イメージの中のワルツ、という解釈で。デフォルメされた、いろんなシーン。なるべくなるべくゆっくりのテンポで、現実味を消して。靄がかかったような印象で。でも、憧れのような気持ちは残して。でも、ときどき、イメージがリアルに迫ってくる。弾くたびに、その姿が変わる。楽しませていただきましたパロディ?それとも幻想?(ドビュッシー《レントより遅く》)
2020/12/30 20:50