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2015/02/07

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  • パロディ?それとも幻想? (ドビュッシー《レントより遅く》)

    コンサートごっこで弾いた曲シリーズ、2曲目。これはワルツ。かなり自由に弾いていいみたいで。いろいろな演奏を聴いてみると、レントより遅く、という題なのに、そうは思えないものもいろいろありますねーしかも、曲も、ロマンチックなワルツのパロディともとれるし、思い出あるいは幻想の中のイメージ(イメージの中でむしろ美化される)ともとれる。私はもちろん、イメージの中のワルツ、という解釈で。デフォルメされた、いろんなシーン。なるべくなるべくゆっくりのテンポで、現実味を消して。靄がかかったような印象で。でも、憧れのような気持ちは残して。でも、ときどき、イメージがリアルに迫ってくる。弾くたびに、その姿が変わる。楽しませていただきましたパロディ?それとも幻想?(ドビュッシー《レントより遅く》)

  • 音の世界を漂う (ドビュッシー《夢》)

    コンサートごっこで弾いた曲シリーズ。1曲目は《夢》。今回、ドビュッシーのいろんな曲を弾くなかで思ったのですが、この曲は珍しくどこにも繋がっていないんですね?絵や舞台や文学や、そういったものと。他の音楽とも。私が知らないだけなのかな?ただただ、この曲の作りだす音の世界で漂う。標題はついているけれど。曖昧で不確かな世界。それも、あっさりテイストの夢幻。なんだか不思議な感覚。今回は、この曲がコンサートへの導入になりました。ドビュッシーの世界へ自然に誘うことができていたら嬉しいな🎶音の世界を漂う(ドビュッシー《夢》)

  • コンサートごっこ ドビュッシー編

    昨日の午後、家で家人相手にコンサートごっこをしました。ワンコインコンサート、ということで、いっちょまえに五百円ずついただきます今年のリクエストはドビュッシー。夢、レントより遅く、子供の領分から4曲、アラベスク2曲、月の光というプログラムを組みました。途中でささやかな解説も入れたりして、すっかりミニコンサートの気分新曲も多くて、なかなか自分のものになった気がしませんでしたが、最後にはどの曲もからだの中に入った、と思える程度には仲良くなれました。完成度はともかくせっかくなので、次回から、1曲ずつ私の思いを書いていこうと思います。コンサートごっこドビュッシー編

  • おうちで発表会

    本当は明日、市民センターで発表会のはずだったのですが。このところの感染拡大で借りられなくなってしまい。。。急遽、おうちで発表会をしました。出演は、そのおうちのお嬢ちゃんと私の二人。明日着るはずだったブルーの素敵なドレスを着て、明日弾くはずだった曲、ブルグミュラーから3曲を、それはそれは上手に弾いてくれました。私のほうはちょっと微妙だったかも(笑)この歳にしてまだまだ成長の余地あり(笑)私がちっちゃな記念品渡して、お母さまが私たち二人に花束を用意してくださって。ピアノの前で二人で記念撮影して。今年ならではのイベント。そんなこともあったね、といつか笑えたら。おうちで発表会

  • コンサートごっこ⁉️(笑)

    ここ数年、クリスマスの時期に家で「コンサートごっこ」をしています。聴き手は家の人だけ。うちでは厚かましくも「ワンコインコンサート」と呼んでいます(笑)500円ずつ貰うので(笑)だいたい30-40分くらいのプログラム。今年はドビュッシーを、とリクエストがきて、いま、頑張っているところ。《子供の領分》から4曲。《夢》《レントより遅く》《月の光》《アラベスク》2曲。というプログラムにしました。全くの新曲もいくつか。この秋は、ドビュッシーさんと共に過ごしますコンサートごっこ⁉️(笑)

  • お久しぶりです (ベートーベン《4手のためのソナタ》)

    連弾の練習、再開しましたもう何度も組んでいる友人と。本当に久しぶり。なに弾こうか相談して、ベートーベンを弾くことにベートーベンさんも、本当にお久しぶり。この曲がまた、かわいらしくて楽しい😆💕✨最近いろんなタッチを試している私ですが、ベートーベンどうやって弾こう?とちょっと困惑ぎみ。できれば真面目すぎる音でなく、ゆとりのオーラを纏わせたい。優しい音も入れたいけど、柔らかすぎる音は違う気がする。柔らかい方向でなく、がんばった感じの音でもなく、さて?で、思う。昔ベートーベンよく弾いてたころは本当にタッチのことぜんぜん考えていなかったなあ。。いまさらながら冷や汗😨💦しばらく試行錯誤が続きそうです。それもまた楽しみお久しぶりです(ベートーベン《4手のためのソナタ》)

  • それでも好きだから (ドビュッシー《夢》)

    知る人ぞ知る、ドビュッシーの小品《夢》むかし弾いたときに調べたら、作曲者本人はあまりこの曲を評価していなかった、と書かれていましたご本人が好きと思わなかった曲を弾くのもねえ、という感じで、なんとなく遠ざかっていたのですが。。。久しぶりに引っ張り出してきて弾いてみると、やっぱり好きだなあこの曲、と思えて創り手さんに愛されていないかわいそうな曲を、私がかわいがって大事にしてあげようと、なんかヘンですけど、そんなふうに思いましたそれでも好きだから(ドビュッシー《夢》)

  • 日常を離れてのんびり (ブルグミュラー《舟歌》)

    とっても綺麗で素敵な曲なのに、フラット4つがネックなのか、あんまり人気のない舟歌(笑)。フラット4つだからいいのにね、とも思うけど。今日弾いていた生徒さん、少しのアドバイスで、すごく素敵に変わりました。波、だからね、寄せて返すまで待っててあげようよ?だあれも「早くしなさい」と言わない世界だよ?お日さま浴びて(真夏のあっつい太陽でなく)、きらきら光る波をぼうっと見ながら、ついうとうとしちゃうかも?音楽っていいね、ここじゃないどこかに、行ける。イメージの力ってすごい。タッチの話はしなかったのに、音まで変わって、のんびり楽しい船旅になりました。日常を離れてのんびり(ブルグミュラー《舟歌》)

  • 楽譜を紐解いていく楽しさ②

    弾いたことあるのもないのも前から順に弾いていく、という遊びにふけっています。今日は、メンデルスゾーン《言葉のない歌曲》第3集op.38全6曲を弾いて楽しみました。1集1集のなかに、それぞれいろんなタイプの曲が入っています。第3集も、そう。あの時代の、今でいうLPレコードみたいなものかな?きっと、どんな曲をどんな順番で並べるか、いろいろ考えたんだろうなあ。バラエティに富んでいて、楽しい。この音はどんなタッチで弾こうかな、とか、このフレーズをどういうふうに歌わせようか、いろんな声部をどんなふうに絡ませようかな、仕上がりはどんなふうだろう、とか想像しながら譜読みをするのは楽しい。もちろん初見でうまく弾けるはずもないから、雰囲気だけだけど。このまま練習を重ねればきっとどんどんこの曲たちのなかに入り込んでますます好きにな...楽譜を紐解いていく楽しさ②

  • 楽譜を紐解いていく楽しさ

    先週土曜日の発表会で、フォーレの夜想曲第3番と舟歌第4番を弾きました。いま、終わったばかりでひと息ついているところ。こういうときは、いろんな曲を弾いて楽しめるからいいなあ。最近気に入っているのは、前から順番に弾いていく、という遊び。弾いたことあるのもないのも、順に見ていく。今日は、フォーレの夜想曲を、1番から5番まで楽譜を見ながら弾きました。ああ楽しいなあ。フォーレは、人の演奏聴いているより、たとえ下手でもたどたどしくても、自分で弾いてみるほうが楽しい。なぜか曲も魅力的に感じます。特に今日思ったのは、第1番。今まで暗い曲だと思ってたけど、自分で弾いてみると、ロマンチックで素敵💕6番からあとは、また明日からの楽しみにとっときます~🎵楽譜を紐解いていく楽しさ

  • 夢をかなえてその先へ(リスト《愛の夢第3番》)

    高校生の生徒さん。休校中時間があるから、ということで始めた《愛の夢第3番》。ついにマルになりました。本当に素晴らしかった。メロディと伴奏のタッチを弾き分けること、それぞれうつくしく歌わせること。それは簡単なことではないと思いますが、がんばりました。しかも、どの音もとてもきれい。丁寧に鳴らした音は、聴いてて心地よい。時間がある、というだけではここまで弾けるようにならない。彼には音楽を感じて表現しようとするセンスがあります。センスだけでもここまで弾けない。地道な譜読みと練習を積み重ねたからこそ。愛の夢に明け暮れた、文字通り夢のような2ヶ月を過ぎて学校は再開され、レッスン曲もトンプソンに戻りました。これからも楽しみです。夢をかなえてその先へ(リスト《愛の夢第3番》)

  • せつない恋(メンデルスゾーン《無言歌op.19-2》)

    今日は2番のことを書きます。いろんなイメージが浮かんでは消え、浮かんでは消え。。。で、今はこんなふうなイメージで弾いています。村の池に住む龍。いわゆる池の主、ですね。その龍と村娘の恋の物語。つかのまの逢瀬を楽しむ二人。しあわせだけど、せつない。時がくると龍は池の底に帰っていく。この曲は、ベースの音がほぼありません。それが不安定な感じを醸しだす。16分音符のうねうねは、メロディに寄り添って絡まって、ふたりでいっしょにこの曲を形づくり、歌い上げる。弾いていて、せつないけどふしあわせとは感じないのが救い。ふたりの心が通じあっているから。…もちろん、私の妄想の世界でのお話ですが(笑)せつない恋(メンデルスゾーン《無言歌op.19-2》)

  • 山里の春(メンデルスゾーン《無言歌op.19-1》)

    6月末の発表会、開催できそうです。ありがたいです。エントリーしている人が少ないので曲を増やせないか、という問い合わせがあり、思いきって第1巻op.19全6曲を弾くことにしました。で、例によって(笑)、曲のイメージ(場面設定?)をどうとらえるかということに取り組んでおります。今日は、1番のことを書きます。この曲を弾いていると、これから始まる、という期待に満ちたワクワク感が溢れてきます。さわやかで、楽しげで、小川が流れて、花が咲いて、鳥が歌って。青い空。やわらかな風。ゆっくりと雲が流れる。山里の春。これで決まり(笑)でも、私のイメージは日本の田舎だけど💦メンデルスゾーンさん、ごめんなさい。山里の春(メンデルスゾーン《無言歌op.19-1》)

  • あこがれに届いた(リスト《愛の夢第3番》)

    高校生の生徒さんなんですけれども、学校が長い間お休みなので、この際ちょっと長い曲とか難しい曲にチャレンジしてみないかと水を向けたら、《愛の夢》を弾きたいと言いました。あこがれの曲だったようです。正直、少し大変かなとも思いましたけれども、やりたい気持ちを大切にしたいと思い、じゃあやってみようか、と言いました。こつこつ譜読みを始めて1ヶ月くらいたったでしょうか。今日のレッスンではずいぶん様になっていました。うれしい驚きです。特に素晴らしいと思ったのは、伴奏の部分もちゃんと心を乗せて歌わせていることです。メロディーももちろん大切ですけれども、伴奏の部分をどう弾くかで音楽はずいぶん変わります。それがわかっていて自然体で表現できるのが素敵。さて。もうすぐ休校も終わりです。どこまで完成度上がるかな。とっても楽しみです。あこがれに届いた(リスト《愛の夢第3番》)

  • 蝶々のイメージで(メンデルスゾーン《無言歌op30-5》)

    生徒さんとメンデルスゾーンの無言歌を順に弾いていっています。この方が持っておられる楽譜には、一つひとつ題がついています。はじめっからこの題でしたーみたいな感じに書かれてあるので、どうしてもイメージ引きずられてしまいます。それで、そのイメージを塗り替えるために、自分ならどう題をつけるか考えてみることにしました。宿題です(笑)今日のこの10番には楽譜では〈小川〉という題がついているのですが、さて。生徒さんが考えてこられたのは〈蝶々〉。確かに🎵左手のうねうねした16分音符は蝶々がひらひら飛ぶイメージ。ナイス💕あとはイメージ通り弾くだけ(笑)🎵蝶々のイメージで(メンデルスゾーン《無言歌op30-5》)

  • 「狩人」の歌(メンデルスゾーン《無言歌op.19-3》)

    狩人の歌、楽しく練習しています。自分でも、だんだん気持ちが入ってきているのがわかります。そして、あらためて思うのは、これは「狩人」の歌であること。よく「狩の歌」とも言われたりするのですが、ニュアンス違いますよね。自分で弾きこむまでは、そんなに大きな違いと思っていなかったのですが(笑)歌い手がどういうスタンスか、というのはけっこう大きな問題ですよね。「狩人」が歌っている。準備をしながら、わくわくしている。角笛の音が聞こえる。さあ行くぞ。…とまあそんなふうに始まって。最後は誇らしげな喜びの歌。天の神さまへの感謝も。狩のことよく知らないので、想像にしかすぎないのですが。今、どんな場面で、この人はどんな気持ちでどんな歌を歌っているのだろう、と思い巡らしながら弾くのは愉快です。狩人さんのわくわくがうつったみたい🎵「狩人」の歌(メンデルスゾーン《無言歌op.19-3》)

  • 狩人の「歌」(メンデルスゾーン《無言歌op.19-3》)

    ついこないだまでop.19の4番5番を並べて練習していましたが、3番4番5番と続けて弾けばけっこううまくつながるんじゃないかという気がして、3番の練習も始めました。3番は、いわゆる〈狩人の歌〉。メンデルスゾーン自身が名付けた標題ではないようですが、楽譜のはじめに記されています。楽想として書いたという人もいれば、作曲者公認のニックネームだという人もいます。本当のところはどうなんでしょう?まあでもさすがに私も、この曲の標題は〈狩人の歌〉のままにしておきたいと思います(笑)さて。超有名なこの曲。単独で名曲集のようなものに載せられていることも多いですね。そのせいか、今まで《無言歌集》の中に入っていることは知ってはいましたが、あまり意識していなかったように思います。今回、4番5番と並べて練習して、あらためてこれが「歌」で...狩人の「歌」(メンデルスゾーン《無言歌op.19-3》)

  • 離れていても

    緊急事態、ということで、はじめてオンラインのレッスンをしました。LINEのビデオ通話機能を使いました。拍子抜けするほど、いつもどおりのレッスン。2曲弾いて、ソルフェージュ歌って、ノートも書いて。マルはお母さまがしてくださいました。ごほうびのシールは、また今度まとめて。すごくクリアではないのかもしれませんが、タッチを変えて弾いているのが聞き取れる程度にはよく聞こえてきます。フレーズをちゃんと歌わせているかとか、リズムに乗れているかとか、そういうこともわかります。すごいなあ。遠く離れていても、その子のピアノが聞けてよかった。頑張っているのがわかってよかった。何より笑顔で会えてよかった。離れていても

  • かろやかに舞う(メンデルスゾーン《無言歌op.19-5》)

    この曲も、op.19-4と一緒に、4月のコンサートで弾きます。生徒さんが弾いていて、私も弾きたい!!と思ったのが、きっかけ。ところで。生徒さんの持っている楽譜には「不安」という題がついています。メンデルスゾーンさんも、当時の出版社も題名つけなかったのに、なんで堂々と題つけて出版するかなあ、と私は悲しく思います。。。ちゃうやんと思うからよけいに。。。で、例によって自分で題を考えてみました。じゃーん!!「海つばめ」何がいちばん違うかというと、十六分音符がかろやかであること。曲の持つオーラが前向きであること。いろいろ自分で場面を思い浮かべながら弾くのは楽しい。「海つばめ」になぞらえて自分の思いを歌っている、と想像するのも楽しい。(ドイツリートならありそう!!)きっと、メンデルスゾーンさんは、その楽しみを私たちに残して...かろやかに舞う(メンデルスゾーン《無言歌op.19-5》)

  • あこがれをうたう(メンデルスゾーン《無言歌op.19-4》)

    4月中旬にある、奥村先生門下のコンサート(私的には発表会💦)でメンデルスゾーンを弾かせていただこうと思っています。まずは、このop.19-4。私が題をつけるなら何にするかなあと考えてみました。憧れをかきたてられるような曲。楽しげで、広い空を連想させる曲。短いので、かわいい、ともいえる。浮かんできたイメージを挙げてみます。僕の小鳥山の向こう虹のかなた水平線夏空どの表題を採るかで、演奏は変わります。〈夏空〉に決定🎵(笑)すこんと明るい、自由で楽しげでほがらかな夏空のイメージで弾きます🎵あこがれをうたう(メンデルスゾーン《無言歌op.19-4》)

  • ふたりで弾く楽しみ(J.S.バッハ《目覚めよと呼ぶ声あり》ピアノ連弾版)

    バッハの名曲をピアノ連弾版にアレンジした楽譜があります。今度、友人と、その中から《目覚めよと呼ぶ声あり》を弾くことになりました。こうしてふたりで弾いてみると、もとのオルガン版がこれ全部ひとりで弾くなんてすごい(笑)という気持ちになります。いくつものメロディが、あちらでもこちらでもたくさん鳴っていて、掛け合いが楽しいきっと弾き込んでいくうちに音が整理されていって、曲の秩序が美しくととのってくるんだろうなと思うと、それもまた楽しみですふたりで弾く楽しみ(J.S.バッハ《目覚めよと呼ぶ声あり》ピアノ連弾版)

  • フォーレのバルカローレ

    大好きなフォーレの、バルカローレ。全部で13曲もあります。人前で弾いたことがあるのは、そのうち3曲だけ。1番と2番と6番。この秋、前から順番に、とにかく全部譜読みしてみようとチャレンジ中。ちょうど2巡しました譜読みの難しい曲は、初めのうち音を確かめながら弾くのが精一杯でしたが、2回目は少し曲が見えてきました。見えてくると、ああ、この曲も好きだなあ、もっともっと味わっていたいなあという思いが湧いてきます。何巡かしてから、次に弾く曲を決めようと思っています。さて、どれになるかなフォーレのバルカローレ

  • シフォンの布のように (リスト《コンソレーション》2番3番)

    夏休みにお出かけしてゆっくりしたせいか、曲のイメージが変わりました。2番3番の伴奏の部分。これは、シフォンの布が風でふわっと舞うイメージ。広い空間の中で、自由に舞う。その柔らかさ、優しさが表現できたら、と思います。メロディーはもちろん大切だけれど、伴奏をどう弾くかによっても音楽は変わる。少し軽く明るい雰囲気になりましたシフォンの布のように(リスト《コンソレーション》2番3番)

  • いろいろな慰め (リスト《コンソレーション》全曲)

    ナクソスミュージックライブラリーでコンソレーション研究中。ピアノ版もいろいろな演奏がありますが、オルガン版やチェロ版もあって、びっくり。それがまた、とても素敵なのです特にチェロの第6番。なんか、ピアノで弾くよりこっちのほうがいいんじゃないか、と弱気になってしまいそう(笑)でも、とてもいいサジェスチョンをいただきましたいろいろな慰め(リスト《コンソレーション》全曲)

  • 円を描くように

    私は常々、リズムの感じ方は、空中に円を描くようだと思っています。言葉にすると難しいのですが。上から下に向かって時計回りに回す。くいっくいっと回すイメージ。(時計回り、というのは私が右利きだからです)下に向かうときは勢いがある。上に上がるときには「ため」がある。この円は、強調する音符の前で大きくなる。あるいはフレーズの切れ目でも大きくなる。つまり「ため」が大きくなる。そうすると、生き生きとした、自然な息づかいの音楽になるように思います円を描くように

  • 慰めがいっぱい (リスト《コンソレーション》全曲)

    毎年9月に、同期の友人達と勉強会をしています。身内だけの発表会私は、今年はリストの《コンソレーション》全6曲にチャレンジこの6曲、一つひとつばらばらに作られたというよりは、まとまりがいいように、よく考えて作られている気がします。そういうことを考えながら弾くのも楽しい慰めがいっぱい(リスト《コンソレーション》全曲)

  • 想像の翼を広げて (メンデルスゾーン《無言歌op.53-1》)

    メンデルスゾーンの《無言歌集》は素敵な曲がいっぱい一つひとつの曲に日本語の題がついていたりしますが、首をかしげてしまうものもいくつかあって、作曲家自身が付けたとされているもの以外は、あまりとらわれないようにしたいと思っています。まあでも、この曲に関しては、伴奏が波の音に聞こえるので、「浜辺で」と付けたくなる気持ちも分かります特筆すべきなのは、メロディがなんとも軽やかでのびのびしていること。きっと大好きな人と浜辺で楽しい時間を過ごしたんじゃないかな、そんなふうに想像すると楽しいせっかく言葉がないんだから、自由に想像をふくらませて、自分なりに情景を描き出してみたい想像の翼を広げて(メンデルスゾーン《無言歌op.53-1》)

  • 自由に、ミステリアスに (ギロック〈魔女の猫〉)

    《叙情小曲集》終曲。ファから始まる調の、短調のほう。もっと自由に。もっと伸びやかに。そして、もっとミステリアスに。そう思いながら弾きました猫ってそもそも、自由で伸びやかでミステリアスですよね。「魔女の猫」というからには?きっと、化けたり消えたり嗤ったりできるに違いない自由に、ミステリアスに(ギロック〈魔女の猫〉)

  • 遠い日の思い出 (ギロック〈なつかしいヴァレンタイン〉)

    これもギロック《叙情小曲集》の中の曲。《叙情小曲集》は調の順番に並んでいますが、この曲はフラット1個の長調なので、終わりから2番目です。ギロックは、少ない音で情景を描き出す天才初見で弾けるシンプルな造りなのに、遠い日の甘い思い出に心を向けている感じが伝わってくる。遠くて甘い。甘いけど遠い。「切ない」ということとは違う。きっと今も幸せなんだろうな。そんなことまで想像できてしまう遠い日の思い出(ギロック〈なつかしいヴァレンタイン〉)

  • くまんばちどり?! (ギロック〈はちどり〉)

    またギロックの《叙情小曲集》に戻ります。こないだ発表会で弾いた曲の、ひとこと解説シリーズ?!はちどりがホバリングしながら、花の蜜を吸うあっちの花、こっちの花と飛び回る。忙しげに、楽しそうに。《叙情小曲集》には「本歌取り」といっていい曲が多く入っていますが、この曲の「本歌」は、リムスキー=コルサコフの《熊蜂の飛行》かな。もとの曲があるから、イメージが広がる。うまいなあくまんばちどり?!(ギロック〈はちどり〉)

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