アイ・ラブ　みどり

ラジオ漬け

居間には常時置き時計型ラジオが音を流しています。書斎と寝室にはカセットラジオが、災害非常持ち出しバックバックには手動発電ラジオが、トイレには懐中電灯付きラジオが、パジャマのポケットにはオートストップ機能付き通勤ラジオが用意してあります。そのほかに携帯ラジオを2台所有しています。またパソコン作業の最中には、らじるらじるをかけています。これらのラジオを駆使して、私のいる場所には常にNHK第一放送の音が流れているのです。他のことをしながら、普段は聞き流しの状態ですが、関心のある事に私の耳は敏感に反応するのです。疲れてぼんやりしていても、一方的にラジオは鳴り続けます。そうしながら、様々な情報を収集し、出前講座や講演・挨拶の内容など、クラブ活動や実生活などに反映しているのです。テレビと異なり、ラジオは聞きながら他の作業が...ラジオ漬け

2019/01/24 05:53

「待つが花」

諺に「待つが花」があります。私の座右言「あせらず、あわてず、あきらめず」に通じます。異なる点は、諺は受動的であり、座右言は能動的なところです。子育てに例えれば、諺は親が「子供の成長を見守る」視点であり、座右言は「課題に挑戦させる」視点の違いではないでしょうか。私は大学を卒業すると直ぐに親元を離れてしまい、あまり親孝行はできませんでした。最初8年間は東北・北海道を転勤して回り、9年目は東京勤務となりましたが、横浜の官舎暮らしとなりました。10年目以降はつくば学園都市に本拠を置き、東南アジアに派遣されて職務を遂行しました。その過程で勲章・学会賞受賞、学位取得など、華々しく業績を上げ、親に「待つが花」の喜びを味わってもらえたのではないかと思います。それが私のせめてもの親孝行になりました。「待つが花」の親孝行をできたの...「待つが花」

2019/01/21 14:47

ツルニチニチソウ

冬の庭は花が少なく、殺風景です。露地で日本水仙が咲いているほかは、軒下にビニールで囲ったトンネルで咲いているパンジーやアリッサム位のものです。そんな庭に彩りを添えているのは、観葉植物のツルニチニチソウです。冬期を除いて疎らに咲く薄紫の花以上に、白い斑の入った葉に鑑賞価値があります。華やかさより、気を静める効果が期待できる植物です。花言葉は「楽しい思い出」です。「思い出」とは、失ったものを後日想い出すものではないでしょうか。ひもじい時は美味しかった料理を想い出し、不幸なときには幸せだった時のことを想い出すのではありませんか。年老いた現在は、子育て時代を懐かしく想い出します。東南アジアでがむしゃらに働いていた若い頃も想い出します。八重山諸島のをマラソン巡りした石垣島勤務時代も楽しい思い出です。今はもう叶えられない昔...ツルニチニチソウ

2019/01/18 10:28

クリスマスローズ

我が家の庭で咲いている花は、パンジーとアリッサムくらいで、花切れの状態でした。そんな時に、このクリスマスローズを見つけました。葉の陰で下向きに咲いているので、目立ちませんでした。購入したクリスマスローズの花は、紅紫色でしたが、この純白のはその実生で育ったものです。花言葉は「いたわり」です。昨日、地元出身の横綱稀勢の里が、「土俵人生において、一片の悔いもございません」の言葉を遺し、引退しました。真面目に稽古の励み、不器用ながらこつこつと勝ち進む姿が愛され、多くのファンを作ったのです。モンゴル勢に蹂躙されていた相撲界に、大きな期待に応えて19年振りに日本人横綱が誕生したのですが、2年前に負った怪我から立ち直れず、横綱として8場所連続休場、8連敗という不名誉な新記録を数々立てては、ついに32歳の若さで引退を余儀なくさ...クリスマスローズ

2019/01/17 16:50

夏蜜柑

町中で夏蜜柑をよく見かけるので、昔は栽培が盛んだったようです。夏蜜柑の正式名は夏橙と言い、この時期黄色い実をたわわに成っています。しかし冬に間は酸っぱく、夏にならないと甘くならないので、柚子代わりにしたり、観賞用に植えてあり、誰も収穫しようとはしません。花言葉は「花嫁の喜び」です。ニュースで聞きかじったところでは、独身女性の70％以上は「どうしても結婚しなければならない」とは考えていないそうです。昔の女性は、主婦として夫に内助の功を尽くし、家の跡継ぎにするための子供を立派に育て、家系を維持しなければならないと、けなげに生きていたのだと思います。「子孫に命をつなぐ」という生物全般の本能・使命に従っていたのです。男女同権の現在は、女性も働いて経済的に自立し、職業や趣味に生きがいを見いだし、何ものにも束縛されず、自由...夏蜜柑

2019/01/08 12:49

謹賀新年

明けましておめでとうございます。「平成」が終り、未来のある若い人たちには、心機一転新しい躍進に心を躍らせる節目です。私の孫頭は今年は大学受験です。夢を実現できる知識や技術を身につけられる大学を選んで欲しいと思います。私の若い頃と比べると、社会は驚異的に進歩しました。巷では、スマホを使ったキャッシュレスが急速に普及しつつあるとのことです。Iot化が進行し、機器は自律的に作動し、老いた頭では考えられない社会が出現しそうです。新しい時代はどんなものになるのでしょう。私は農学部に学び、農林水産省・国際潅漑管理研究所・大学で農業技術開発研究に従事し、農業発展に微力ながら寄与でき、自分なりには本望を遂げたと考えています。私の概念では、生き物は、生き物の命を食料にしてしか生きられません。その食料を生産するのが農業なのです。太...謹賀新年

2019/01/04 16:54