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成瀬は天下を取りにいく 宮島未奈@本屋大賞との幸福な結婚
本屋大賞と名付けられた受賞作に、これほどふさわしい作品はないでしょう。本を読む、と言ってもその時の気分には大きな違いがあるものです。今、並行してウォーラーステインを読んでいるのですが、内容が勉強になるなあ、と感心しても、読んでいる間、幸福だ、とは思えない
2024/04/22 10:42
GR86,新品のナンカンNS-2RにECU再起動、初めてのトラックモードで筑波1000、記録更新は
取り付けたリアブレースからギシギシ音がするのですが、施工したディーラーではこれ以上なすすべ無しという事。ただどうしても気になるので、信頼している某所で直しを入れてもらう事に。その時、ついでバッテリー外しのECU再起動もやってもらった。吸排気系やってから、なん
2024/04/21 13:12
神よ憐れみたまえ 小池真理子@ミステリーというより文学、重量級の傑作
小池真理子、「このミス」に久々のランキングと、手に取りました。ただ単行本で570p!分厚さに気後れしつつページを繰ったのですが、素晴らしかったです。内容は、小学生の時に両親を殺された一人の少女。その生涯の物語。殺人とそれに遭遇した少女と周囲の人々の魂の彷徨と
2024/04/17 10:21
我、筑波最難関の80Rを攻略セリ@筑波サーキット2000
サーキットを走っていると車速を70キロ位まで落とすヘアピンカーブから、190キロ以上でアプローチするような高速コーナーまで、いろいろあるわけです。そんな中、私を一番悩ましていたのが、筑波の80R。実際、ここでの事故は非常に多く、私も目の前でクルマが吹っ飛ぶのを見
2024/04/14 09:25
イル・リストランテ ニコ・ロミート@ブルガリホテル東京のメインダイニングは・・・合わなかったです
ブルガリホテル東京のメインダイニングです。2.2万円のランチのメインはイカでした。正直、メニューの説明を聞いた時は、ポルナレフ状態ありのまま起こった事を話しています。そして本当にメインにはイカがでました。催眠術とか超スピードではありませんでした。以下、コース
2024/04/08 09:16
一八〇秒の熱量 山本草介@ある種の人間の性は、時に狂気なのか
36才、8勝8敗のB級ボクサーが、37才で向かえるプロボクサーの定年規定を前に、なんとか定年延長の為、タイトルを獲ろうとあがくノンフィクションです。彼は戦い続けたいのですね。先日、あまりにも輝かしい井上尚弥のノンフィクションを読んだのですが、その最初の一節。最も
2024/04/07 09:17
ケイマンGT4、3年目の車検代と延長保証、盲点と年末の予定
718ケイマンGT4PDK、第一回目の車検代、支払い総額49万円に+タイヤ代でした。ただしこれには以下の費用が含まれます1)延長保証に入りました。普段、私は保障の類い入らないのですが、なにせこのクルマ、私史上最も故障するクルマです。PADM故障実に3回!インジェクター故障
2024/03/29 10:18
11文字の檻 青崎有吾@SFから新本格派、百合まである傑作短編集!
素晴らしく充実感のある短編集です。そのベースとなったのは青崎有吾さんの筆力ですが、たぐい稀な傑作まで押し上げたのは、卓越した構想でしょう。素晴らしかったです。以下、個別の感想は、「加速してゆく」JR福知山線の事故を題材に、これは社会派小説?という出だしから
2024/03/26 10:08
世界でいちばん透きとおった物語 杉井光@安定の進行も、ラストの衝撃には?
24年版このミス8位の作品です。妻子がいるも、幾多の女性を愛人とした放蕩のベストセラー作家。その認知もされなかった私生児が主人公です。彼は母親を亡くした後、その作家の遺稿を探す事になるのですが、その題名が「世界でいちばん透きとおった物語」。そこに秘められた謎
2024/03/21 09:54
十戒 夕木春央@優れたプロットと、魅力の薄い文章
前作「方舟」に続く夕木春央さんの題名神話シリーズ!今回は、遺産として残された小島に、開発業者や建設、不動産の方々と、親子で見に行ったら、膨大な爆弾が残されていた上に、殺人事件が勃発!しかもその「犯人を見つけてはならない」という十戒を課せられてしまう。守ら
2024/03/15 09:57
体育館の殺人 青崎有吾@本格派ミステリーとしての安定感
青崎有吾さんが学生時代に書いたデビュー作にして鮎川哲也賞受賞作です。本格派ミステリーとして評価されましたが、私は賞にふさわしい快作だと感じました。この作家の最大の美点は、心地よく読める文体です。詩的な美文とか、印象的なアイロニーなどはありませんが、しっか
2024/03/11 09:22
GR86in筑波サーキットTC1000@洗濯板を突然攻略&マフラー交換はタイムアップに関係なし
筑波サーキットのショートコース。TC1000には通称「洗濯板」と、呼ばれるコーナーがあります。私、ココ苦手だったんです。切っ掛けは、手前のコーナーのクリップ過ぎてからのブレーキングで、姿勢を乱し、コース内側に突っ込みそうになってから。それまでも、TC1000で事故、
2024/03/09 14:11
十角館の殺人 綾辻行人@歴史を変えた宣言と黄金時代のミステリー好きには嬉しい工夫
作中、新本格派宣言をなし、その後の日本ミステリー界を大きく変えた歴史的な作品です。「1LDKのマンションで、OLが殺され、靴底を擦り減らした刑事が、愛人だった上司を捕まえる」こんな作品はまっぴらだ、とやったわけです。当時隆盛を誇った社会派ミステリー批判なんです
2024/03/03 09:35
GR86にガナドール・チタンマフラー、トラスト・エアインテーク、リアスポイラー、メンバー&リアブレース、カナード、エアクリ交換でサーキットタイムは!
サーキットを走ると言っても、普段使いが中心なんで、交換したのは、ブレーキパットのみ。でもトヨタのディーラーだと、持ち込み交換不可なので、信頼しているショップに行っていた。ディーラーすっかりお見限り・・・なのを感じたのか、ある日着電!「半年点検無料でオイル
2024/02/29 13:17
化石少女と七つの冒険 麻耶雄嵩@私が読みたかった化石少女ではなかった
小説の中には、テーマ―でも、プロットでも、美しい文章でもなく、ただ描かれるキャラクターの魅力だけで読ませてしまう作品があります。最近では城塚翡翠シリーズとか、今度アニメ化される「小市民シリーズ」の小佐内ゆきとかですね。そのキャラクターのファンになる。言動
2024/02/25 12:53
存在のすべてを 塩田武士@ミステリーというより文学に近い逸品、特に美術ファンにはおススメ
本読み人の間で評価の高い作品です。ただ手にとった瞬間、棚に戻そうと思いました。理由は手強そうだから・・・私は同時に数冊の本を読むのですが、ミステリー部門は娯楽担当。あくまで気楽に楽しみたいのに、この本には品格と同時に重さも感じる・・・重いのはなあ・・・だ
2024/02/18 08:53
東京ステーションホテル すし青柳@絶品の作、抜群のロケーション、サービス、寿司も1流
3連休の休日、何もしないで終わりそうだったので、国立西洋美術館で常設展とブーグロー展を観た後、東京ステーションホテルの寿司、青柳に行きました。東京ステーションホテルは、上野の美術館からの便利が良すぎて、前回のブランルージュに続いての利用です。先付け大根です
2024/02/13 10:28
サーキットであたふたもベスト更新で楽しかった!@デジスパイス忘れ、眼鏡落し、ガソリン切れ、充電微量、ガムテープ無しとか
先日、サーキット到着で、荷物出して、さてデジスパイスをセット、と思ったら、バックに入ってない・・・!そうでした。PCにデーター吸い出す作業、やろうと思ってそのまま忘れ、未だあの小さな黒い機器は、居間のPCの傍らにあるのでした!データーを受けているのは、古
2024/02/04 12:36
あなたが誰かを殺した 東野圭吾@ブランド作家の送り出した1級品
東野圭吾の作品は、どこか一流のブランド品、という趣きがあります。厳選された素材を使い、熟練した職人が仕上げる逸品・・・手触りが良く、香り高く、優雅ですらある。ただ少しねじれた感性を持つ、私とは合わない・・・感じもする・・・思い返すと、東野作品、読了後、記
2024/01/26 10:25
アマゾン・プライムビデオ・ライブボクシングは最高だった@激闘の拳四朗、戦闘マシーン化の天心、強かったユーリ阿久井
辰吉vs与那覇戦から始まった3時間半!の激闘!堪能させて頂きました。かつてネットで本を売る!なんて会社、バカにしていました。それがこんなに熱くボクシングを放映してくれる時代になったとは、オジサンは嬉しいです。民放と違い、大幅に時間が取れるのがイイよね。1)
2024/01/24 10:28
ちぎれた鎖と光の切れ端 荒木あかね@壮大なプロットと躍動するキャラクターの傑作ミステリー
小説に要求されるあらゆる点で、文句のつけようのない傑作です。二部構成になっており、一部はミステリー史上最高作と言われる「そして誰もいなくなった」が、二部ではやはりクリスティーの「ABC殺人事件」の設定が翻案されますが、本家を上回るベクトル感覚(読者を先へ先へ
2024/01/22 12:46
午後のチャイムが鳴るまでは 阿津川辰海@凡庸なプロットに魅力のない主人公
毎日毎日、本を読んでいるのですが、読む本は二系統に分かれます。気晴らし娯楽で読む系統と、お勉強の本ですね。勉強本は、仕事直結という事だけではなく、アートや数学、歴史など、趣味的に勉強したい分野が多いです。娯楽本では、ブログの記事にあるように、ミステリーが
2024/01/17 09:37
怪物に出会った日 森合正範@傑作!対戦相手が語る井上尚弥の凄さと、ボクサーたちへの感動
スポーツはするのも観るのも好きなんですが、読むのもかなり好きなんです。これまでスポーツ関連の本、沢山読んできましたが、この本ほど夢中になって一気に読み終えた1冊はありません。なにせ現役のみならず、ボクシング史上最強かもしれない井上尚弥の強さの秘密を、直接対
2024/01/14 09:31
木挽町のあだ討ち 永井紗耶子@泣かせて泣かせて、ひっくり返す、時代小説ミステリーの傑作!今年のNo1はコレ!
このミス6位の作品ですが、今まで読んだ中では圧倒的なNo1です。他の作品とは感動の深さが違い、極めて巧みに仕組まれたプロットには最後まで驚かされました。時代物で場面は、睦月1月、雪の降りしきる夕暮れの日から始まります。芝居小屋の前で傘を差し、鮮やか振袖姿で佇む
2024/01/12 11:07
ケチだから分かったナンカンNS-2Rの実力@人は変化に反応する
サーキット走行でのポルシェの予備、というかいまや出動回数では上回ったGR86を買ったら付いてきたタイヤはミシュラン・パイロットスポーツ4。ただレストラン格付け会社としてなら信頼しているミシュランも、タイヤとしての相性は良くない。日常使いと、サーキット走行前提
2024/01/07 13:14
可燃物 米澤穂信@上質な警察物なれど年間1位の突出性はない
現代最高のミステリー作家は米澤穂信だと思います。日常物から時代物まで書ける守備範囲の広さの上に、各作品のクオリティも最高。言う事ありません。この本も読ませます。詩的な美文でうならせることはないのですが、安定感のある高い格調の文章は、ふと松本清張すら思わせ
2024/01/05 10:16
キュビズム展 美の革命@国立西洋美術館 分かり難いと思うモノもライブで見れば!
私の大好きな国立西洋美術館で、キュビズム展をやっております。(ドローネー パリ市 1910年)キュビズムといえばピカソ!そしてピカソというと、「ピカソの絵のような」、という常套句があるように、訳の分らんモノの代表、とされています。バロック期やらルネサンス期の
2024/01/03 12:23
井上尚弥 ESPNが2023年最優秀選手に選出!@二度のKO劇がクロフォードを上回る
米スポーツ専門局『ESPN』がS・バンタム級の4団体を統一した井上尚弥を2023年の「年間最優秀ボクサー」に選出しました。クロフォードとの争いでしたが、統一戦で2度のKO劇を成し遂げた井上尚弥選手の選出は極めた妥当だと思います。タパレスはフルトン戦後リングに上がった時
2023/12/31 11:15
君のクイズ 小川哲@軽い味の1品もこれだけ?感
ラーメンにも豚骨ベースの重いやつとか、支那そば風の軽いやつがありますよね。ミステリーにもあるのです。政治的背景やら人生の苦悩やらをベースにしたテーマから重いモノと、人も死なないある意味どうでも良い日常系の不思議な話の謎解きをあつかった軽いモノとかね。今年
2023/12/30 09:27
ブランルージュ@東京ステーションホテル、国立西洋美術館帰りに
国立西洋美術館で開催されているキュビズム展からの帰りに寄りました。和の素材で楽しむフレンチという言葉のままの前菜帆立貝とずわい蟹、キャビアです。シャンパンはヴーヴ・クリコ 輪島のフグ白子上のグラスは魔王本鮪の網焼き
2023/12/29 09:10
鵼の碑 京極夏彦@読みにくい体裁、独特の魅力を感じる人も、私には詐術にしか
後に百鬼夜行シリーズと呼ばれる事になる京極夏彦のデビュー作「姑獲鳥の夏」を初めて書店で見た時の衝撃は忘れられません。縦にしてテーブルに立つ部厚さ。美麗な表紙に描かれた由緒正しき古典妖怪・・・読んでも独特な文体ですっかり引き込まれ大部の1冊を読み終えた。その
2023/12/26 13:56
エレファントヘッド 白井智之@絶対に予測出来ない展開に驚愕する1冊
よくミステリー小説の宣伝文句には、「あなたは、この物語の結末を絶対に予想できない」となんてありますが、それはまさにこの本の事です。23年度このミス四位!それにふさわしい想像をはるかに超える展開にはただ驚くのみでした。突然人が爆発するのですが、さて犯人は誰か
2023/12/15 09:07
ポルシェケイマンGT4!驚愕の!今度はレアなESC+TC故障!をゲット
PADMが3回故障して呆れかえっていたら、インジェクター故障でエンジン失火トラブル。やっと直したらクーラント不足で、これはまあ故障の範囲内に入れないとしても、次に起こったのがコレ今まではFSWに行く前、および着いた後だったのですが、今回は一般道をただ走っていただ
2023/12/14 09:43
五色の殺人者 千田理緒@のんびりとしたミステリーも悪くない
出版社とはビジネスで、入居したビルへの家賃やら光熱費、働く社員の給料まで出さなくてはならず、結果、本が売れないと立ち行かなくなる。そのせいか昨今のミステリー小説、とみに刺激の強いモノが多い。共に大傑作だったのだが昨年の「爆弾 呉勝浩」やら「テスカトリポカ
2023/12/08 10:00
GR86のトラックモードは(私には)扱いにくい@サーキットにはむしろBRZ?
今の処、クルマ選びの基準はサーキット走行。だからポルシェもGT4を選んだ。ただGT4では日常使いに不便なので、もう一台にGR86。これならサーキットも日常も両立する。なのでGR86、新車から1000キロを超えた時点でTC2000に持ち込み。この前に乗っていた初代BRZはサーキット走
2023/12/03 11:53
トラブル続きのポルシェケイマンGT4@今度はクーラント!
前回、チケットを買ってピットロードに並ぶ処まで行った富士スピードウェイ。走り出しエンジン全開にした途端、ミスファイヤで、結局一瞬たりとも走れず!その無念をはらすべく先日、レーシングスーツなど万端整えて、ガレージにてさあエンジン始動とした途端!冷却水が足り
2023/12/02 14:12
HIMARI妃毬@完璧な技巧と深い知性、神様からの贈り物
クラッシク音楽に関しては、愛好家というのもおこがましいレベルですが、聴いています。シンフォニーよりピアノ・コンチェルトが好きで、贔屓のピアニストは、アルゲリッチ、ミケランジェリ、バックハウスあたり・・・ピアノはソナタも愛好していてやはり楽器の王様だよね。
2023/11/29 10:01
見えないグリーン ジョン・スラデック@ミステリー史上50位の作品は、素朴な味わい
卓越した密室トリックから、ミステリー史においてエポックとなった作品です。ナイン・テイラーズ@セイヤーズと同じように、青春時代に探し回った本なんですが、後年、手に入れて、読み始めると、あまりに地味な展開に、放置・・・時折手にとるのですが、すぐに放置が続いて
2023/11/22 10:07
ポルシェ718ケイマンGT4、今度はエンジン失火トラブル!PADMも未だなおらず!
もうだいぶ前の話なんですが、富士スピードウェイに到着。高速がやたら順調で、走れる枠まで随分待ってやっとピットに並びワクワク。グリーンランプ点灯で走りだし、インベタでゆっくりTGRコーナーを抜け、さてここから全開!コカ・コーラまで行くぜとフル加速に移ったとたん
2023/11/12 09:00
師匠はつらいよ 杉本昌隆@人柄の伝わるエッセイ
怒涛の勢いですべてのタイトルを制覇した藤井八冠の師匠、杉本八段のエッセイ集です。週刊誌連載なので一編一編は短いのですが、その優しい気遣いのある文章は、読んでいると和やかな気持ちになれます。描かれるモティーフはやはり藤井クンの話が多いのですが、他のお弟子さ
2023/11/11 09:57
#真相をお話しします 結城真一郎@たぐい稀なベクトル感覚!
23年度版の「このミス」で13位になった本です。短編集で、日常から始まった物語が次第に雲行きを怪しくし、衝撃の結末に至るというパターンですが、読んだ感想はミステリーというより若干ホラー色が強いかな・・・一つ目の「惨者会談」は、この手を読み慣れていると、すぐに
2023/11/09 10:07
だいぶ走り方が分かってきたGR86@サーキット走行を前提にしているパーツとTC1000の楽しさの理由
買ってから走り出した時は、テールの滑り出しが極めて速く感じ、なんてトリッキーな操縦性と思ったのですが、数回の走行の後、だいぶ慣れて来ました。今では純正タイヤのミシュラン・パイロットスポーツ4を自在に滑らせて旋回しております。気持ちイイですね。ただしトラッ
2023/11/02 10:34
サーキット走行で、ロガー対応のiPhoneが吹っ飛んでしまった結果@驚きのトヨタGR86
遊びでサーキットを走っていても知りたいのが自分のラップタイム。どんなタイムだろうが、他人にとってはどうでも良い事なんですが、自分では知りたい。計るのは絶対ですが、昨今では1周辺りのタイムはモチロン、ここのコーナーは何キロで、最高速は何キロ、ブレーキングはコ
2023/10/22 14:51
藤井聡太 名人をこす少年 津江章二@記者とは、いかに先見の明がないか、教養が浅いかというのが分かる一冊
この共同通信の記者でボクシング、野球、将棋をカバーしていると自称する作者、津江章二は、先日、八冠のタイトルを独占した藤井聡太に対し、(この本の書かれた2017年の)10年後、2027年にはB級1組にいるだろう。順位戦の昇級制度は厳しく、すんなりA級へ行くとは思えない
2023/10/16 13:13
台風の雨でコースアウトも最後まで走る私@筑波サーキットinGR86、私は異常なのか
先月の話なんですが、台風が来て雨が降るという情報を得た私がした事は、筑波サーキットに行く算段を付ける事。雨のサーキットが好きなんです・・・何故かと言えば私に足りないのは腕は当然として体力だから・・・ハイグリップタイヤで走り回るとクタビレちゃんうんだよね。
2023/10/12 10:35
雪国 川端康成@ノーベル賞受賞作も、感心したのは冒頭9Pのみ
ノーベル文学賞を受賞し、日本文学史に燦然と輝く作品ですが、数十年の時を超えて再読すると、素晴らしいと思えるのは冒頭の駅のシーンのみという驚きの結果でした・・・私、中学時代に海外日本を問わず、文学、ミステリー、SFにおける歴史的傑作は全部読むという志を立てた
2023/10/08 13:49
サウル・カネロ・アルバレスvsジャーメル・チャーロ@パンチも耐久力も3倍違ったS・ミドル級TM
今回の事前予想Xはカネロ10RKO勝ちでした。7Rでカネロがダウンを奪った時は、また予想が的中してしまうのか、と思いましたが、チャーロも最後まで粘り、119-108が一人、118-109が二人という圧倒的なモノでしたが、判定となりました。 私の予想の根拠はXにも書いた通り、
2023/10/02 12:24
ナイスファイトの中谷、スタイル変更必要の那須川天心、偉大な拳四朗
三試合ともKO決着すると思っていました、が・・・1)中谷潤人vsアルヒ・コルテスとてつもなく遠い距離から、長い足を踏み込み、一直線に伸びるワンツーを当てにいく中谷。序盤から見せるこの動きだけでも、卓越したボクサーと感じさせる中谷選手。KOこそなりませんでした
2023/09/19 10:41
ポルシェ・ケイマンGT4、PADM故障3回目@売却を検討す、カーセンサーで見たらヨロシク
ただ高速を走っていただけなのに、SAを出たとたん、警告音と共にでましたPADM故障のメッセージ!これで3回目だし、前回故障から5カ月もたってない4月28日だよ・・・さすがにあきれ果て、すぐにポルシェセンターに電話する気も起きず・・・池波正太郎の鬼平犯科帳の朗読CDを聴
2023/09/12 09:47
西瓜糖の日々 リチャード・ブローティガン@亡霊たちの日々? 汗のない世界 甲子園慶応優勝から
なんで今さらブローティガンを読んだかというと、先日、慶応が甲子園で優勝したから。慶応の優勝→応援が話題→慶応出身の友人の結婚式を思い出す→別の友人を思いだすです。バタフライ・エフェクトですね。昔、文学友達がいて「最近、村上春樹って作家がオモシロい」って話
2023/08/31 09:54
GR86、激熱の筑波で激遅タイム、怖かった操縦性
7月に納車になったGR86。普段の足クルマなのですが、最大の楽しみはサーキット走行!でも新車だったし、天候が激暑でとても走れる状況にない。それが走行1000キロを超え、その日の予報だと、筑波近辺は曇るよ、にわか雨も降るよと出ていたので決意の出発。確かに筑波の方向に
2023/08/26 14:23
シンデレラの罠 セバスチアン・ジャプリゾ@奇岩の城ではなくエレガントな歴史的傑作だった
私はこの物語の語り手です。そして探偵です。犯人です。そして被害者であり、証人なのです。こんな一節で登場した「シンデレラの罠」は、一躍母国フランスでベストセラーとなり、やがてミステリー史上に燦然と輝く逸品となりました。私が人生で初めて抱いた野望、「ミステリ
2023/08/25 10:33
甲子園優勝の慶応、圧倒的応援の背景と弱虫ペダル
スポーツを観るのは大好きなんだけど、高校野球は一切観ない。酷使される投手が気の毒だから見ていられないのだ。ただ今回は坊主、実質強要の伝統に、長髪自由のエンジョイベースボール慶応が勝ちあがりって事で注目した。平日だったので、TVを観られたのはホンの一瞬で、ち
2023/08/24 10:11
あとかた 千早茜@闇を描く筆力と、あきらかになる女性の本音
個人的に千早茜ブーム到来です。この本で3冊連続読書中。こんな作家が誕生していたなんて知らなかったな。新人をチェックしていたのはミステリー作家だけだったのだなあ、と改めての自覚です。この本は短編集ながら、例によって登場人物が交錯していく連作短編という構成。一
2023/08/11 09:20
西洋菓子店プティ・フール 千早茜@とことん女性趣味と感性なれど男にも読ませる筆力
いかにも昭和な外観のケーキ屋さん、西洋菓子店プティ・フール。その主人である菓子職人のお爺さんと、その後継ぎを目指す孫娘が主人公です。連作短編集で、それぞれの作品では、プティ・フールに出入りするお客さんとの邂逅、経緯、背景が語られます。著者の千早茜さんはと
2023/08/03 12:13
テレンス・クロフォードvsエロール・スペンス@神の領域にあったショート・カウンター
今回は、二試合とも予想は(クロフォード勝利のみ当たりましたが僅差判定とか)実質、大外れでしたが、クロフォードとスペンスの試合では、神の領域にある変幻自在のカウンターが観られたので大満足です。しかしこれほどクロフォードが強いとは驚きました。テレンス・クロフォ
2023/07/30 13:55
驚異の井上尚弥、超絶技巧派のフルトンをなぎ倒す@またまたKOラウンドまで予想的中
井上尚弥のパワーが超絶ともいえるフルトンの技巧を吹き飛ばしました。世評では苦戦説、敗戦説まで出ていましたが、私にはこうなる事は分かってました。なんて言えるのは以下のツィートを前日にしていたから。当日にはとしてKOラウンドまで的中させる。フルトンは21戦無敗。
2023/07/26 09:59
人形たちの白昼夢 千早茜@魅惑の一編にみる、私のこの作家に対する好みは
女性作家による女性好みの作品集でしょうか?ただ恋愛脳ではなく、ひたすらのファンタジー集。極めて遠い、どこかの星の話のような、久遠の彼方の過去、あるいは未来で起こるエピソードのような、とても現実には起こりえない設定で語られる儚くも美しい物語が続きます。全編
2023/07/23 09:11
スブリム@ ミシュラン一つ星の北欧フレンチは、素材はレアでが特徴? ステーキの可能性
久々のミシュラン店シリーズ。国立新美術館でテート展を観た後は、麻布十番のこのお店。料理のコンセプトは北欧フレンチだそうです。美術展の後だけに、北方ルネサンス、なんて単語がよぎります・・・プレートですノンアルコールのスパークリングワインです。先日、ミシュラ
2023/07/18 13:52
テート美術館展 光-ターナー、印象派から現代へ@意外にもモダンが一番良かった
テート美術館と言えば憧れですし、ターナーからマーティン、コンスタブルに英国と言えばラファエロ前派でバーン=ジョーンズにウィリアム・ブレイクまで来る。コロナも終わって久々、世界のアート交流も再開ですねと喜んで、これは行かねばなるまい、です。結果、休日に行っ
2023/07/17 10:57
上高地の切り裂きジャック 島田荘司@お金の取れるプロの手並み
先日、ブライアン・グリーンの「時間の終わりまで」を読みだしたのですが、あまり厚く膨大で、それこそ時間の終わりまで読んでも終わらなさそうなので挫折。その後、何故かハイブロウ指向が残ってウンベルト・エーコの「プラハの墓地」を読みだしたのですが、冒頭からの詳細
2023/07/14 09:21
GR86を買いました@すべて私の好みにピッタリ! どこにでも行ける日本車の安心感!
11年落ちのBRZの後継としてGR86が納車となりました。実は昨年買いに行った処、半導体不足で今は受注もしてない。よって順番待ちの注文も受け付けていない、と言われてビックリ!受注再開は来年末かなあ、なんて言われて茫然だったのですが、3月頃?だっけ。突然ディーラーか
2023/07/09 13:57
砂糖の世界史 川北稔@砂糖という「世界商品」が明らかにする近代世界システムという視座
歴史を学べとはよく言われる事ですが、実際に参考書などをひも解いても、イマイチ実感が沸かない・・・そんな不満が一挙に吹き飛ぶのがこの本です。なにせ唯一の欠点は「砂糖の世界史」というツマラナ過ぎる題名だけだからね。読み出したら一瀉千里。ああ、歴史とは、かくの
2023/07/02 09:47
ポルシェ・ケイマンGT4@サーキットでトランスミッション・エラー!確かめに峠に行った話
暑い季節になってから、BRZで筑波には良く行っていたんですが、ポルシェではご無沙汰。でもウイング上げたしな。富士に行こうと予定を立てたモノの、雨で中止。(筑波の雨は歓迎でも富士の雨は危険)代わりに後日、晴れの筑波に行きました。熱く湿度の高い日だったのですが、
2023/07/01 14:02
真実の10メートル手前 米澤穂信@鮮やかな断面、ミステリーを超えた味わいの短編集
真実の10メートル手前 太刀洗万智シリーズ (創元推理文庫)米澤 穂信東京創元社2018-03-22久々、気の利いた題名になった、村上春樹の新作「街とその不確かな壁」を読んでいたんですが、あまりに長く、ストーリーの進行に勢いがなく、平行して読んでいる「時間の終わりまで@
2023/06/26 09:59
718ケイマンGT4@リアウイング・ライズアップ&RSカナードで空気の凄さを実感する
GT4RS、買えなかったので悔しいチューニングシリーズ。第一弾のDVD再生機とTVチューナー取り付けに続き、第二弾は空力!まずはリアウイングのライズアップで、アメリカから取り寄せたパーツでリアウイングを上げました。私、もう年ですし、あまり見た目のチューニング、関心
2023/06/19 10:29
BRZ(ZC6型)ラスト・ラン第二章@サーキット及び一般道での走り
BRZの走りはいかなるものであったか、というと、「丁度良く、楽しいです」【一般道と高速道路】日常使いで一番感じるのは、ともかく楽しい、気持ちイイ!という事です。BRZや86は、今や特殊なクルマですよね。今どき、そういうクルマを選ぶ変わった人々にとってFRならではの
2023/06/13 14:05
BRZ(ZC6型)、ラストラン@総括と足車としてのBMWとの比較ディーラー込みで
一昨年9年落ちで買ったBRZ。11年目の車検が近づき、いよいよお別れでございます。という訳でBRZとの生活をまとめます。まず後半は絶賛が続くので残念点から【実質一人乗りと覚悟すべし】このクルマは実質一人乗りです。後席は無理です。ただし荷物置き場としては便利です。そ
2023/06/11 16:06
京都ぎらい 井上章一@京都の嫌味だけじゃない、歴史の考察も読み処でも最後は
京都では、「ぶぶ漬け(茶漬け)でもどうどす?」 と言われたら、「もう帰れ」という意味だそうで、底意地の悪さ伝説、枚挙にいとまありません。この本は、著者が受けたそんな屈辱への怒りから始まります。ただこの点は複雑で、著者自身も嫌味なはずの京都生まれ。でも右京
2023/05/28 14:24
世界が中谷潤人を知った日&幻術を失っていたロマチェンコ@中谷戦では再びの的中!天才か?
【中谷潤人vsアンドリュー・マロニー】2Rに中谷がダウンを奪った時は、この試合、早いかと思ったモノの、その後前半から中盤にかけて、良く訓練され、スタミナのあるマロニーに粘られましたが、11Rにまたダウンを奪い、さらに最終12R。今年のナンバー1KO?とも思えるノック
2023/05/21 14:36
何故、私はこれほど軽自動車に惹かれるのか?@レンタカーで試乗した結果
随分前から、軽自動車が欲しくてたまらない。どんな軽が欲しいかというと、いわゆるカワイイ系ラパンとかミラトコッコとかですね。女性が好むタイプのクルマなんですが、時代はLGBTだし、私が欲しがってもいいでしょ(笑欲しいな、欲しいなとネットで見たり、街中走っている
2023/05/14 10:41
劇場版「プリンセス・プリンシパルCrown Handler第三章」@熟成されたコーヒーのような良心的アニメも予算が心配になる
品位があって、画面が美しく、ストーリーに無理のない、非常に良いアニメなんですが、あくどさがない分、どうにも印象が薄い作品です。実際に、私、毎回観に行っているのに、第二章は記事にしていない・・・この第三章も忙しさにまぎれて記事にしていなかった・・・だからこ
2023/05/13 17:43
ある作家の夕刻 フィッツジェラルド後期作品集 村上春樹訳@黄昏に向かうフィッツジェラルドの短編とエッセイ集
フィッツジェラルド、晩年の短編集とエッセイです。晩年と言っても44才でなくなるんですけどね。アメリカの1920年代。ローリング・トゥウェンティーズ 、ジャズエイジ。狂騒の黄金期に華麗にデビューし、美しき妻、ゼルダと共に、その華やかさの象徴となったベストセラー作家
2023/05/06 16:38
あるクリスマス トルーマン・カポーティ 村上春樹訳@空虚な中心部には何があるのか?
カポーティ最晩年の作品です。新書版サイズで71p。1冊の本になっていますが、間に山本容子さんの銅版画が入り、小説自体は短編の分量です。話は、アラバマの田舎で暮らす少年が、離婚して親権を手放した父親に引き取られニューオリンズで、夏からクリスマスまでをすごす事に
2023/04/29 10:54
ポルシェ、PADMがまた故障、雨のサーキットは最高に楽しい
富士スピードウェイからの帰り道、高速を降りてヤレヤレと思う間もなく、警告音とともにPADMのエラー表示がされる!去年の5月にもあって、PADMは1年おきに故障する仕様なんでしょうかと呆れる。11年落ちのBRZは、まったくノートラブルですからね。仕方がないので、ポルシェ唯
2023/04/28 15:15
アナベル・リイ 小池真理子@読む喜びに満ちた美しき怪奇と愛の物語
小池真理子さんの小説が何故好きか、というと、ただ文章を読むだけでそこに快楽があるからです。高い美意識を絶妙な表現で織り無し、その水準、他の作家とは次元が違います。ただ残念なのは、小池さん、どうも美しき恐怖譚より愛の、とくに恋愛話がお好みのようで、その手の
2023/04/26 11:49
ジャーモンテイ・デービスvsライアン・ガルシア@7RKO予想が当たった理由は、騙されなかったから
ビックマッチ前には必ず勝敗予想ツィートをするのですが、本日は好天の日曜だっていうのに朝から面倒事、憂鬱事が思いっきりありまして、大混乱!せっかくのビックマッチ日和もすっかり吹っ飛んでいたんですが、結果はドンピシャ!7RKO予想が当たりました。何故これほど当
2023/04/23 13:46
富裕層の貴方には、特別な金融商品をご用意しました、という罠@クレディ・スイスのAT1債
日本でも金融資産5億円以上の方だけ、ウチでプライベートバンクを御受けしますよ、と宣伝していたスイスの大手銀行、クレディ・スイスが破綻しました。UBSに買収されるようですが、クレディ・スイスは実質破綻で世界の富裕層投資家が打撃を受けています。問題になっているの
2023/04/22 16:15
此の世の果ての殺人 荒木あかね@傑作! 末は宮部か東野圭吾か? 完璧超人の新人登場!
このミスでのランクは11位でしたが、その設定のオモシロさ手に取りました。話は、日本の九州に、世界を滅ぼす小惑星が落ちて来ると発表され、みんな逃げ出して街はほぼ無人の状態に。そんな人のいなくなった大宰府の街で、一人、自動車教習に励む女の子と、彼女に教える教習
2023/04/16 09:15
方舟 夕木春央@一流のプロットも、あまり魅力を感じないわけは
このミスで4位、文春ミステリーとMRC大賞で1位、本格派ミステリーで2位と、昨年、年末でのミステリー大賞を席捲した作品です。実は年初から読みだしたんですが、途中で飽きてしまい中断。この度、読了いたしました。話は大学時代の友人たちと山奥の怪しい地下建設を見に行っ
2023/04/10 14:38
異次元のスピード那須川天心は絶対王者になる&天才ボクサーの見せた名勝負、寺地拳四朗
【異次元のスピード、那須川天心】天心は勝つにしろ、KOはない、と予想していました。結果はその通りだったのですが、天心の見せた異次元のスピードには驚愕しました。数十年来、WOWOWのエキサイトマッチで世界中の超一流のボクサーを見続けてきましたが、あれほどの速度でパ
2023/04/09 14:09
やっと戴冠のティム・チューも、このままだと選手寿命は長くないかもしれない
次世代のスーパースター候補、ティム・チューは、長年待たされ続けたチャンスを見事に生かし、トニー・ハリソンを9RKO。史上七組目の親子二代のSウェルター級の世界チャンピオンとなりました。ルックス良しの血筋良し。パンチは強く、そのファイトスタイルも見応え充分と、一
2023/04/07 12:34
べナビデスの底が見えたvsC・プラント戦@カネロなら勝てる、ビックマッチは実現する
ボクシングのチャンピオンは階級別、団体別と多数いるわけですが、一番怖い感じなのが、27戦全勝23KOのS・ミドル級王者、デビッド・べナビデス・・・PFPに入ってないのが不思議な戦績な上、ゴングが鳴れば、圧倒的なパワーでなぎ倒しにくるファイトスタイルが、残忍無
2023/04/03 13:39
WBC決勝@Wカップより楽しめる最高の大会がWBC、映画化すら超える展開で日本優勝
準決勝のメキシコ戦と違う息詰まる投手戦だった決勝、アメリカ戦。今永投手が1回は抑えたモノの、2回にホームランを打たれその後ヒットが続いた時は、ああ、これは惨敗だ、と覚悟しました。でもその裏さっそくの村上のホームランで同点。そして逆転!さらに4回に追加点で、3-
2023/03/22 12:48
WBC準決勝 日本対メキシコ@なんだか泣きそう
今日の試合は凄かったです。日本、メキシコ共に国の威信を掛けた死闘!メキシコの先発はメジャーでも左打者相手なら被打率0.151に抑えているサンドバル。アジアラウンドでは無双を誇った日本の1番から5番まで、全員左バッターだからか、まったく打てない・・・対して日本先発
2023/03/21 12:46
シン・仮面ライダー@庵野作品ならではの、安心と信頼の娯楽映画、願わくば綾波成分をもう少し・・・
庵野監督の作品は、わざわざシネコンに行く手間を賭けて、お金を払っても後悔したことがありません。ただ今回は仮面ライダー・・・私、仮面ライダーって、ゴジラやウルトラマンと違ってまったく馴染みがないんだよね・・・テレビは一回も見た事ないし、原作も完全に未読・・
2023/03/19 15:49
バカと無知 橘玲@これが米国人の正体なのか?米国建国への考察が腑に落ちすぎる
日本には日本の国民性があり、中国には中国の国民性を感じ、韓国には韓国の、イギリスにはイギリスの、フランスにはフランス、ドイツにはドイツ、イタリアにはイタリアの、それぞれの歴史に育まれた国民性を感じるのですが、どうにも不思議に感じるのがアメリカの国民性・・
2023/03/08 12:03
生涯投資家 村上世彰@日本人は資本主義に向いてないかも?日本経済停滞の一要素
村上世彰さんが、TVで自らの主張をまくしたてる姿を見て、好感を持った方っているんでしょうか?私の最初の印象は、うわ、カネカネカネの亡者だ。株式投資の偏見が増えるから、早く表舞台から消えて欲しいなあ、でした。それでもこの本、某所から頂いたので、読んでみました
2023/03/02 13:58
裏世界ピクニック8 宮澤伊織@傑作ホラーがツマラナイ色恋話になって個人的には全くダメ
このシリーズの第一巻を読み始めた時の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。題名と内容紹介から、ストルガツキ―のストーカーでしょ。大きくでたね。でも大丈夫?と、読み始めてすぐ。ネットロアから恐怖のネタをとり、それを裏世界というブルーワールドで繰り広げるというア
2023/02/26 10:44
ケイマンGT4が富士スピードウェイ走行直前にホイール交換?@最近のポルシェは色んな事を言ってくる件
富士スピードウェイに向かう途中、楽しんでいたのはWOWOWから録画したDVD。再生機を取り付けたのは大正解。長時間ドライブ中、映画をラジオドラマにみたいに聞きながら楽しめるのはイイよね。そしたら良い処で、なにやらポルシェが「何かようか」「用があるなら言ってみろ」
2023/02/25 09:51
安倍晋三回顧録 @読みやすく分かる日本の真の権力者たちの実像と、日本没落の当然の理由は
政治家の回顧録というと、まず重厚で読みにくい、という印象ですが、この本は全編インタビューでの会話文。スラスラ軽くあっと言う間に読了です。ただ逝去から間もないので、その肉声は記憶も生々しくスリリング。そうした中で語られる内容は多彩ですが、一番印象に残ったは
2023/02/23 10:55
モテるGT4と楽しいBRZ@周辺パーツとサーキットでの乗り方、モービル1,ナンカンNS-2Rの限界
GT4に乗っていると、サーキット限定ですが、声を掛けてもらう事が増えます。中には私が走っている間、タイムまで取ってくれている方がいて、走行後、6秒台(@TC200)でしたね、なんて言われる・・・その方、ニコニコしてまったく悪気などない、「6秒台速いですね」って言いたい
2023/02/18 10:05
ラオスにいったい何があるというんですか? 村上春樹@いつの間にか幻想の世界へ連れ出す魔法の力
個人的に小説、特に長編小説には魅力を感じなくなった村上春樹さんですが、旅行記の素晴らしは時にマジカルなイメージ喚起力があり、他の作家と比べて群を抜く魅力があります。この本は、ボストン、アイスランド、オレゴンとメイン州のポートランド、ミコノス島とスペッツェ
2023/02/12 10:52
カローラE21型ハイブリットに乗った結果@世界の自動車メーカーが、ちゃぶ台返しをする理由
某所で数時間ですが、E21型カローラハイブリットに乗ったので、そのインプレッション。【外観】フロントマスクは異形のヘッドライトが未来的でカッコ良く、高級感があります。全体のフォルムも、ルーフから続くラインがCピラーから、小さく目立たないトランクへとなめらかに
2023/02/07 13:15
鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ@何故、これほど鬼滅の刃はオモシロく、感動するのかという謎 ワールドツアーという名称はふさわしい
今回、劇場公開された作品は、すでにテレビ放映された二作品に、春に放映される50分の特別版。要するに内容は、すでにテレビでやった分だし、待っていれば自宅に放映される分なわけで、わざわざ観に行く必要はない・・・だから昨日、富士スピードウェイに行けるなら、シネコ
2023/02/05 10:25
インヴァートinvertⅡ覗き窓の死角 相沢沙呼@傑作でした。「このミス」の低評価は謎
invert II 覗き窓の死角 城塚翡翠相沢沙呼講談社2022-09-13すっかりファンになった城塚翡翠シリーズ。昨年書店で見つけた時はやれ嬉し、と手に取ったのですが、瞬間、ゴーストが囁いた・・・今回はオモシロくないかも・・・と。正直、一作目に比べて二作目は落ちて
2023/02/03 10:35
BRZ inサーキット@裏コード、ザ・ビースト!を使った結果と今後
10年落ちのBRZ。ナンカンNS-2Rを履いてサーキットを走ると最高に楽しいのですが、唯一の難点は、TRC、VSCを解除しても、ヘアピンの立ち上がりで、タイヤ流れてますよ警告灯が瞬きだすと電子制御が発動されること。燃料が絞られエンジンが息継ぎを繰り返してタイム的にもドラ
2023/02/02 13:14
ケイマンGT4がサーキットに増加中、野生的な魅力に気づいて愛も増加中と日常使いについて
718ケイマンGT4がサーキットで増えています。先月は富士で2日連続、立て続けにGT4のRSに遭遇して驚いたのですが、その後、筑波でも富士でも出かける度にGT4(ノーマル)を見かけます。やっぱり走る人、多いんですね。911もいない訳ではないけど、型式の古いタイプなど
2023/01/26 10:29
718ケイマンGT4のCR-SパンクとTVチューナー、DVD再生機設定
その日の早朝、富士スピードウェイに向けて出発しようとガレージ内でGT4のエンジン始動。そしたらタイヤの空気圧不足の警告灯が点灯。見慣れた光景なんです。サーキットでは標準の空気圧だと加熱し過ぎてグリップが落ちてしまう。そこで多少抜いておく。サーキットからの帰り
2023/01/19 12:00
捜査線上の夕映え 火村英生 有栖川有栖@このミス年間3位の有栖作品も、今回は?
有栖川有栖は私が最も好きな、そして読んでいる作家で、このブログでも沢山記事にしています。結構読んでしまい、後は何かあるかなと思っていたら、この作品が「このミス年間3位」になった。期待を持って読み始めたのですが、なんかダメ・・・何度も中断しては他の作品に浮気
2023/01/17 16:59
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