朝ドラ『ちむどんどん』が描く「ミノはないけれど満ち足りた生活」の圧倒的な魅力 おおらかでやさしい空気 2022年4月29日(金)
朝ドラ『ちむどんどん』が描く「モノはないけど満ち足りた生活」の圧倒的な魅力おおらかでやさしい空気 (堀井憲一郎2022/04/2906:00)モノはない、でも満ち足りた生活朝ドラ『ちむどんどん』の物語は昭和39年の沖縄から始まった。沖縄本島の北部地域、山の多い「ヤンバル」エリアでの子供たちの生活が描かれる。自然が美しい。モノは、あまりない。令和のいまから見れば、ほとんど何もないような生活に見える。徳川時代の生活のようでもある。でも彼女たちの生活は、それはそれで満ち足りているようでもある。主人公・暢子の少女時代は、ゆったりと時間が流れている。『ちむどんどん』の最初の2週間はヒロインの少女時代だった。10話までを子役・稲垣来泉が演じていた。沖縄の田舎では、あまり大きな出来事が起こらない。日常の些細な風景が描かれてい...朝ドラ『ちむどんどん』が描く「ミノはないけれど満ち足りた生活」の圧倒的な魅力おおらかでやさしい空気2022年4月29日(金)
2022/04/30 00:27