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  • 東の果ての急行ニセコ

    関門を潜った山陽本線が、その終点門司で接続するのは鹿児島本線である。西進して鳥栖での分岐は長崎本線であり、九州島内幹線は、線路名称に終点駅名が採られている。小倉起点の日豊本線も日向に豊前だから、その範疇として良かろう。転じて、青函航路が接続したのは函館本線と起点駅名である。それが滝川や旭川と云う奥地まで達して、ようやくに根室本線やら宗谷本線の行く先線名が登場する。根室本線など、旭川を起点に建設され...

  • 北海道旅客鉄道のゴマカシにマヤカシ

    日本貨物鉄道の公表している資料によれば、五稜郭機関区の管理するEH800型電機には20の仕業が組まれている。すべてが五稜郭から青森信号場を往復する所謂「ひと山」運用に統一され、青函間を通過する18往復-36本の定期列車に、季節列車と臨時列車のそれぞれ1往復を含む40本列車がその行路である。その函ダイヤを棒ダイヤに起こせば、運用順までは分からぬものの、それは17両の配置に対して使用16両/予備1両の需給と知れる。仕業番...

  • Ektachrome E100系列を惜しむ

     まだポジでも撮っている。諸兄はご承知のことと思うが、ポジフィルムとは完全にノウハウの世界であり、発色のコントロールは、様々な撮影条件下で繰り返したテスト撮影のデータに対して本番からのフィードバックにて蓄積した経験と勘に頼ることになる。仕事写真ではとっくに不要と成り果てた技術なのだが、それこそ数十年を掛けて獲得してきただけに簡単に捨て去るのも口惜しく、趣味写真で楽しみながら温存を図るつもりなの...

  • 情趣、殺がれる

    カメラも持たずに線路端に立った日々から数えると、道内鉄道の半世紀あまりを眺めて来たことになる。それが、趣味的に「愉し」かったのは、せいぜい70年代後半までのことで、1980年10月改正から此の方は情趣の殺がれるばかりと感ずる。特に近年はその思いが色濃い。機関車屋にしてみれば、貨物輸送システムの一大転換だった1984年2月改正や、国有鉄道の民営化を見据えた1986年11月改正に打撃を受け、特に後者以降に函館山線や釧網...

  • 右翼政権のウソにマヤカシ

    1970年代初頭には早急な手当の叫ばれながら、21世紀の現在に至るまで何一つ改善されることは無かったのが国家財政の健全化である。乱暴な言い方をしてしまえば、歴代の為政者達による対策やら施策が核心に踏み入れること無く、その全てがそれを名目とした政財界の権力温存に終始した結果と云える。国鉄の分割・民営化などその最たるものであろう。国民の公有財産であったそれは、国家財政の改善に一切寄与すること無く財界の手に落...

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[外伝]"Monochromeの北海道1966-1996"&Ektachromeの頃
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