居候うさぎ宅にて。 「も、家主。」 「何だ?」 「いい儲け話を思い付きまつた。」 「またか・・・・・どうせろくなものじゃないんだろ?」 「今度は本当に儲かりまつ。」 「何をするんだ?」 「これでつ。」 「ペットボトルの水?」 「そうでつ。これを1本1,000円で売るんでつ。」 「そんなの売れるわけないだろ。」 「それが売れる場所があるんでつよ。」 …
居候うさぎ宅にて。 「も、家主。」 「何だ?」 「いい儲け話を思い付きまつた。」 「またか・・・・・どうせろくなものじゃないんだろ?」 「今度は本当に儲かりまつ。」 「何をするんだ?」 「これでつ。」 「ペットボトルの水?」 「そうでつ。これを1本1,000円で売るんでつ。」 「そんなの売れるわけないだろ。」 「それが売れる場所があるんでつよ。」 …
「も、ぶた君。」 「ぶ、何うさぎ君?」 「最近何かやってまつか?」 「何かって漠然としてるね。」 「そうでつか?」 「まあ、しいて言うならポイ括かな。」 「ポ、ポイ括・・・・・」 「そう、ポイ括。」 「ももっ!このぶた野郎!」 「え?な、何!?」 「ぶた君なんて人間じゃないでつ!」 「まあ、ぶただけどね。」 「人として間違っていると思わないんでつ…
居候うさぎ宅にて。 「もっ!家主!」 「何だ、どうした?」 「世の中の不条理を実感しまつた。」 「大げさだな。何かあったのか?」 「この間の電車に乗る時のことでつが・・・・・・」 「うん。」 「ホームに行ったら電車のドアが閉まる直前だったんでつ。駆け込みは危ないので、ぼくは次の電車に乗ろうとしたんでつ。」 「正しいことだな。それで?」 「そうしたら他のうさぎ…
うさぎのお菓子屋さんに常連の女性客がきました。 「こんにちは。」 「も、いらっしゃいませ。」 「今日は何を買おうかしら。何か新しいお菓子はないの?」 「最近は定番のものだけでつね。」 「そう、何か新しいものがあればって思ったんだけど。」 「新しいものでつか。どんなのがいいでつかね?」 「何か目新しいものとか、変わったものがいいわね。」 「そうでつか。店長に言って…
「も、ぶた君。」 「何?うさぎ君。」 「今、うさぎの森のレストランで、今日までのキャンペーンをやっているんでつよ。」 「ぶ、キャンペーン?」 「例えば3,000円の飲食をしたら、その店で使える3000円分の食事券がもらえるんでつよ。」 「え!じゃあ、10,000円食べたら、10,000円の食事券がもらえるの?」 「も、そういうことでつ。」 「じゃあ、実質無料で食べら…
ぶた君がとんかつ屋さんでアルバイトをすることになりました。 「ぶ、今日からお願いします。」 「ああ、しっかり頼むぞ。募集ではホールって書いてあったと思うけど、ぶた君にはキッチンをやってもらうから。」 「キッチンですか?おれ、調理経験ないんですけど。」 「いいんだよ。そんなに難しいことはさせないから。ただいざという時に活躍してもらうけどね。」 「いざという時?」 「いいん…
ぶた君がうさぎの森に遊びに来ました。 「今日はうさぎ君いるかな?」 「・・・・・」 「ぶ、何か話声が聞こえる。」 「ぶた君・・・・・」 「ぶた君を・・・・・」 ぶ、何話しているんだろう?」 「ぶた君 ばらす・・・・・」 ぶ、ばらす? おれの秘密をばらすつもり? でもおれに秘密なんてあったかな? 「ぶ、うさぎ君」 「ももっ!ぶた君いたんでつか?」 …
私は会社員男性。 どこかで夕食を買っていこうと思っている。 少し歩くと弁当屋らしきものがあった。 今日はここで買っていくか。 看板を見ると「うさぎのお弁当屋さん」とあった。 変わった名前だなと思ったが、従業員がうさぎだったので納得した。 早速注文しようとしたら、閉店前で材料がほとんどないと言う。 それでもある材料で何とか作れないかと言うと、うさぎの店員はのりの弁当く…
・ラーメン店で うさぎママがラーメン店でクレームをつけています。 「ちょっと!店員さん!」 「はい、何でしょうか?」 「何よこのラーメン!麺に腰はないわスープはコクがないわで、まるでインスタントラーメンじゃないの!」 「うち、インスタントラーメン専門店ですから。」 ・ソース うさぎママが量り売りの海老マヨを買っています。 「ちょっと、マヨネーズソースはできるだ…
ぶた君がうさぎの森に遊びに来ました。 「ぶ、勝手に来ちゃったけど、うさぎ君いるかな?」 「も・・・・・・」 「も・・・・・・」 ぶ、うさぎ君達だ。一体何を話しているんだろう? 「ぶた君・・・・・・」 「も、ぶた君・・・・・・」 何かおれのことを話しているみたいだな。 「ぶた君をいため・・・・・・」 「も・・・・・・」 何!?おれを痛めつけるってこと?何で…
前回、売り上げ低下を悩んでいたぶー店長。 「ぶ、しかし身を削るっていっても、お客さんが少ないと削りようもないよな。」 「も、確かにそうでつね。」 「何かいいアイデアはないかな?」 「20%オフっていうのはどうでつか?」 「20%オフもしたら、それこそ売り上げが厳しくなっちゃうよ。」 「も、料金じゃなくて、とんかつをオフにするんでつよ。」 「ぶ!そんなことしたら、お客さん…
「ふ〜・・・・・」 「どうしたんでつか、ぶー店長。」 「最近、売り上げが落ちているんだよ、うさぎ君。」 「そういえばお客さん減りまつたね。」 「何か対策を考えないと。」 「値下げしまつか?」 「ぶ、安易な値下げは商品価値を下げるだけだよ。」 「も、デカ盛りはどうでつか?」 「デカ盛り?」 「今、人気じゃないでつか。うちでもデカ盛りをやって完食したら賞金を出す…
前回デカ盛りの食材にされそうになったぶた君。 「も、それはひどい目に合いまつたね。」 「そうでしょう。必死で逃げたよ。デカ盛りどころじゃなかったよ。」 「そうしたら僕がいいデカ盛りの店を紹介しまつよ。」 「ぶ、そんな店知ってるの?」 「も、僕は普通に食事しただけなんでつけど、デカ盛りもやっているんでつよ。」 「ふ〜ん、それでなんのデカ盛りなの?」 「カレーでつ。」 …
「ぶ、うさぎ君。」 「も、何でつか、ぶた君。」 「最近デカ盛りって流行っているじゃない。」 「そうでつね。テレビでもやってまつし、YouTubeでも流している人がいまつね。」 「そうだよね。デカ盛りを制限時間で食べられるかってね。」 「とても普通の人は食べられる量じゃないでつけどね。」 「それでおれ、今度そのデカ盛りに挑戦しようと思っているんだ。」 「も!無理でつよ、ぶた…
「ぶ、うさぎ君。」 「も、何でつか、ぶた君?」 「おれ最近新しいバイトを始めたんだよ。」 「どんなバイトでつか?」 「飲食店なんだよ。」 「飲食店でつか。どんな飲食店でつか?」 「色々出しているお店なんだよ。」 「定食屋みたいなものでつか?」 「定食もあるし、ラーメンもあるし色々なんだよ。」 「も、そのお店の人気の食べ物は何でつか?」 「色々人気だけど、…
うさぎ人材紹介所にぶた君が来ました。 「ぶ、こんにちは。」 「も、ぶた君、いらっしゃい。」 「早速だけど楽な仕事ある?」 「ぶた君はまたそれでつか。」 「いいじゃない。仕事は楽な方がさ。」 「仕事というのは大変なものなんでつよ。だからお金がもらえるんじゃないでつか。」 「まあ、それはそれということで。とにかく楽な仕事を頼むよ。」 「もう、ぶた君は仕方ないでつね。…
うさぎの魔法使いが中年男性の所に来ました。 「も。」 「わっ!何だお前!?」 「うさぎの魔法使いでつ。」 「魔法使い? で、その魔法使いが何の用だ?」 「簡単な願いを1つかなえてあげに来まつた。」 「おう、そうか!じゃあ金をくれ。」 「そういうのはだめでつ。」 「じゃあ、家をくれ。」 「もっと簡単なものでないとだめでつ。」 「何だ役に立たないな。」 …
うさぎ人材紹介所に、ぶた君が来ました。 「も、ぶた君いらっしゃい。」 「ぶ、何かいい仕事ある?」 「どんなのがいいでつか?」 「楽で給料が高いやつ。」 「相変わらずでつね、ぶた君は。」 「働かないとお金がもらえないから、仕方なく働くんだよ。なら少しでも楽な方がいいじゃない。」 「図々しいでつね、ぶた君は。そんな仕事ないでつよ。」 「そんなこと言わないで一応探して…
ぶた君がうさぎの森に遊びに来ました。 「ぶ、うさぎ君、遊びに来たよ。」 「も、待ってまつた、ぶた君。」 「それで何して遊ぶ?」 「料理勝負して遊びましょう。」 「料理勝負?」 「どっちがおいしい料理をつくれるかの勝負でつ。」 「面白そうだね。おれ1人暮らしで料理も結構やってるから負けないよ。」 「それじゃやってみまつか。ぶた君が勝ったらいいものをあげまつよ。」 …
居候うさぎ宅にて。 「も、家主。」 「何だ?」 「いい儲け話を思いついたんでつ。」 「またか・・・・・」 「今度は本当に儲かりまつって。」 「そんなこと言ったって、お前の儲け話ってみんなから1円ずつもらえば1億円になるとかじゃないか。」 「あれは失敗でつた。でも現実的なのだってあったじゃないでつか。」 「飲食店で食事を安くして、水で高い値段を取るってやつか?」 …
「も、ぶた君。」 「ぶ、何?うさぎ君。」 「ぶた君は今日の夕飯は何を食べるんでつか?」 「何にしようかな?」 「まだ決まってないなら、居酒屋で食べるのはどうでつか?」 「居酒屋で?」 「そうでつ。今、うさぎの森の居酒屋でバイトしてるんでつよ。」 「うさぎ君、そんなところで働いていたんだ?」 「最近始めたんでつけど。」 「ぶ、そうなんだ。行ったら何かサービスし…
うさぎのお菓子屋さんに、常連の女性客が来ました。 「も、いらっしゃいませ。」 「こんにちは。今日は何を買おうかしら。何か新商品はないの?」 「今日はないんでつけど、明日からタピオカ大福を出すんでつ。」 「タピオカ大福?豆大福みたいね。」 「参考にしまつた。」 「それじゃ、今日はうさぎまんじゅうを頂くわ。」 「ありがとうございまつ。新商品がでたらそちらもお願いしまつ。…
ぶた君がうさぎの森に来ました。 ぶ、勝手に来ちゃったけど、うさぎ君いるかな? するとうさぎ同士で話をしているのが聞こえてきました。 「も、今度パーティー・・・・・」 「ぶた君を呼んで・・・・・」 「・・・・・・ものパーティーを・・・・・・」 ぶ? 着物パーティーって言ったのかな? 着物パーティーってなんだろ? 仮装パーティーみたいなものかな? 「ぶ、うさぎ君…
うさぎ食堂に男性客が来ました。 「も、いらっしゃいませ。」 「何にするかな?」 「本日はこちらがお勧めでつ。」 「ん?カニカニ定食?カニがたくさんありそうだな。よしこれにしてくれ。」 「も、かしこまりまつた。」 5分後。 「お待たせしまつた。」 「早いな。ふ〜ん、身はほぐしてあるのか。」 「どぞ、ごゆっくり。」 「いただきます。まずはカニから。ん? これ…
うさぎ警備員の働くビルにて。 「ぶ、うさぎ君。」 「も、ぶー班長。」 「次の配置はエントランスの立哨だからね。」 「大丈夫でつ、分かってまつ。」 エントランスの立哨は楽でいいでつね。 そんな何人もの人がいるエントランスに、1組の親子が入ってきました。 すると・・・・・ 「よーし、お母さんが鬼だぞ!」 「わー、逃げろ!」 母と男の子がいきなり鬼ごっこを始め…
私は会社員男性。 帰りが遅くなったので何か買って帰ろうと思っている。 すると丁度良い所に弁当屋があるではないか。 看板には「うさぎのお弁当屋さん」と出ていた。 ずいぶんかわいらしい店名だと思ったら、出てきた店員がうさぎだった。 なるほど。だから「うさぎのお弁当屋さん」か。 周りにやっている店もなさそうだし、ここでいいか。 店に行くとうさぎの店員が出てきた。 私が…
うさぎママがパート先のスーパーで、店長に注意をされていました。 「うさぎママ、接客はもっと丁寧に。あんな高飛車な態度じゃだめだよ。」 「あら、将棋の話?」 「何で将棋が出てくるの?」 「高飛車って元々、将棋からきた言葉なのよ。」 「へえ、そうなんだ。じゃなくて、とにかく接客は丁寧にね!」 「善処するわ。」 そんなある日。 うさぎママが品出しをしていると、ちいさな…
うさぎの森にて。 「ぶぶ、勝手に来ちゃったけど、うさぎ君いるかな?」 「もも・・・・・」 「ぶ、あっちで何か話しているな。」 「も、ぶた君・・・・・」 おれのことを話しているのか。 「ぶた君・・・・・」 「ぶたくんをぶしに・・・・・」 おれを武士に? 「も、今度のパーティーで・・・・・」 パーティーで武士? そうか仮装パーティーか。おもしろそうだな。 …
「ぶ、うさぎ君。」 「も、何でつか? ぶー班長。」 「そろそろ深夜の巡回の時間だよ。」 「巡回でつか・・・・・行ってきまつ。」 「ぶ、お願いします。」 とは言いまつたが、夜の巡回は怖いんでつよね。 真っ暗な中、こんなライトだけで見て回るなんて・・・・・ そうだいいこと思い付きまつた。 次の日。 「ぶ、うさぎ君。」 「も、何でつか? ぶー班長。」 「昨日、…
・疲れている 「も、ぶた君。」 「ぶ・・・・・うさぎ君。」 「ぶた君、何か疲れているみたいでつね。」 「今の仕事が忙しくてさ、疲れちゃったよ。」 「そういう時はマッサージでつよ。」 「マッサージか、効果あるかな?」 「いいのがありまつよ。」 「どんな所?」 「針を刺すんでつ。」 「針治療?疲れがとれるの?」 「肉が柔らかくなりまつ。」 ・つか…
「も、ぶた君。」 「何?うさぎくん。」 「今度うさぎの森でパーティーをするんでつが来ませんか?」 「パーティー?何の?」 「豚肉料理を2品作って、みんなで食べるんでつ。」 「ぶ、おいしそうだね。いいの行って?」 「も、どぞ。」 「それじゃ、お呼ばれしようかな。」 「明日やりまつから、待ってまつね。」 「ぶ。」 次の日。 「ぶ、こんにちは。」 「も…
ある夜勤の日。 「ぶ、うさぎ君、時間だから仮眠していいよ。」 「も、分かりまつた、ぶー班長。」 さて、寝まつか。 1時間後。 眠れないでつ。 今日に限って何ででつかね? 眠らないとこの後、疲れてしまいまつ。 こんな時は確か数を数えればいいんでつたね。 数えてみまつか。 ぶたが1匹・・・ぶたが2匹・・・ぶたが3匹・・・ 仮眠時間終了後。 「も、仮眠…
うさぎ人材紹介所にぶた君が来ました。 「ぶ、何かいい仕事ある?」 「も、ぶた君、いらっしゃい。ちょっと待ってください。」 「おれ厳しいの嫌だから、厳しくないところで頼むね。」 「も、ぶた君、ちょうどいいのがありまつよ。」 「どんなの?」 「ぶた君をかわいがってくれるみたいな職場でつよ。」 「おれたちだけをかわいがってくれる?」 「ぶた君と牛君をかわいがってくれて…
「ぶ、うさぎ君。」 「も、何でつか?ぶた君。」 「おれたち地上の動物にとって、飛べるって憧れだよね。」 「何を突然言い出すんでつか。」 「おれたち飛べないじゃない。飛んでみたいなって思ってさ。」 「そうでつか。ぶた君は飛べないかもしれませんが、ぼくたちうさぎは時々飛びまつよ。」 「ぶ、何言ってんの。うさぎ君たちが飛べるわけないでしょう。」 「飛びまつって。」 「…
「も、ぶた君。」 「何?うさぎ君。」 「今度、うさぎの森の医療機関で、薬の実験をしてくれる人を探しているんでつ。」 「それで?」 「報酬もいいでつし、ぶた君、やってみませんか?」 「やだよ、そんなの!危ないじゃない!」 「確かに危険度0ではありませんが、最終実験だから大丈夫でつよ。」 「ぶ、そんなこと言って失敗したら急に苦しんだり、死んだりするんじゃないだろうね?」…
うさぎ食堂に男性客が来ました。 「も、いらっしゃいませ。」 「何にするかな?」 「お勧めはこちらでつ。」 「どれ、『絶対においしい焼きそば』」 「絶対においしいでつよ。」 「そんなに自信があるのか?」 「100%でつ。」 「そこまで言うならそれにするか。」 「も、ありがとうございまつ。」 10分後。 「お待たせしまつた。」 「何だか普通の焼きそばに…
うさぎカンパニーで働いているぶた君に、うさ部長から声がかかりました。 「ぶ、失礼します。」 「も、ぶた君、待ってまつたよ。」 「今日は何で呼ばれたんでしょうか?おれ、何かやっちゃいましたか?」 「も、違いまつよ。ぶた君の出荷が決まったんでつ。」 「ぶ?出荷?」 「ももっ!間違えまつた。出世でつ、出世。」 「出世!おれが!」 「ぶた君も(肉付きが良くなって)成長し…
うさぎ人材紹介所にぶた君が来ました。 「も、ぶた君、こんにちは。」 「ぶ・・・・・」 「どうしまつた?元気がないでつね?」 「この間働いた所が大変でさ、何かもう働きたくないんだよね。」 「でも働かないと生活ができないでつからね。」 「そうなんだよね。」 「も!ぶた君!労働しなくても生活できる所がありまつよ。」 「ぶ、そんな所あるわけないでしょ。」 「それがあ…
私は会社員男性。 仕事で遅くなったので弁当でも買っていこうと思うが、この時間にやっているだろうか? そう思っていると丁度いいことに弁当屋が。 「うさぎのお弁当屋さん」 店の看板にはそう書いてあった。 店に行くと店員がうさぎだった。 なるほど。だから「うさぎのお弁当屋さん」なのか。 私は早速弁当を頼もうとしたが、うさぎの店員は材料がほとんど残っていないと言う。 そ…
私は会社員男性。 残業で遅くなったので、何か買っていこうと思う。 するとちょうどいい所に弁当屋があるではないか。 「うさぎのお弁当屋さん」 変わった店名だな。 店先まで行くが店員がいないので呼ぶことに。 「唐揚げ弁当をくれ。」 すると奥から店員がでてきたが、それがうさぎだった。 なるほどだから「うさぎのお弁当屋さん」なのか。 妙に納得。 しかしうさぎ店員…
ぶた君がうさぎ人材紹介所に来ました。 「ぶ、何かいい仕事ある?」 「も、ぶた君、どんな仕事がいいでつか?」 「楽で時間が短くて給料がいいやつ。」 「図々しいでつね。そんなのあるわけ・・・・・も、希望に近いのがありまつね。」 「本当!それ紹介してよ!」 「も、さいきんの実験でつね。」 「最近の実験ってどんなの?」 「病院で注射して少し寝てるだけでつね。それでお給料…
その1 「も、ぶた君。」 「何?うさぎ君。」 「今度うさぎの森で使えるクーポンカードを販売することになったんでつ。」 「ぶ、クーポン?」 「8千円で1万円分の買い物とか飲食ができるんでつ。」 「それはお得だね!おれ買うよ。」 「ありがとうでつ。」 次の日。 「ぶぶっ!うさぎ君!」 「どうしまつた、ぶた君。」 「昨日クーポン使おうと思ったら、1回で10円…
うさぎ人材紹介所にぶた君が来ました。 「ぶ、こんにちは。」 「も、ぶた君、こんにちは。また仕事探しでつか?」 「いや、そう思ってきたんだけど、おれもう働くのに疲れちゃったんだよね。」 「そうでつか。でも働かないと生活ができないでつからね。」 「そうなんだよね。それで悩んでいるんだよね。」 「あとは生活保護でつかね。でもまだまだ働けるぶた君じゃ、申請しても通らないでつよね…
うさぎママがスーパーに来ました。 今週は割引セールをやっているのよね。今日は何かいいものがあるかしら? 「いらっしゃいませ。本日土曜日はレジにてお会計1割引きです。」 まあ、平日は3割引きで土曜日は1割引きなのね。 「ちょっと、店員さん。今週は平日は3割引き、土日は1割引きのセールで間違いないわね?」 「はい、間違いありません。」 「そう、分かったわ。ありがとう。」 …
その1 昼間ぶた君は罠にかかっていたうさぎを助けました。 次の日。 「も、こんにちは。」 「ぶ、昨日のうさぎ君?」 「用がありまつので家に入れていただいてもいいでつか?」 ぶ、これは例の恩返しか。 「いいよ、入って。」 「も、ありがとうございまつ。」 うさぎは家に入りました。 一体どんな恩返しをしてくれるんだろう。 「も、こちらの部屋を使わせていただ…
「も、ぶた君。」 「何?うさぎ君。」 「うさぎの森で今度新種のきのこが発見されたんでつ。」 「ぶ、新種のきのこ?」 「そうなんでつよ。ただ何分新種なので体に影響がないか気になるんでつ。」 「それは確かにそうだよね、」 「それで相談なんでつが、ぶた君実験台になってくれませんか?」 「ぶぶっ!やだよそんなの!危ないじゃない!」 「大丈夫でつよ。動物実験をして安全確認…
とあるスーパーにて。 「今日はお弁当が結構残っているから、20%引きのシールを貼ってくれないか。」 「分かりました、店長。」 店長の指示でパートさんがお弁当にシールを貼りました。 「店長、全部のお弁当にシールを貼っておきました。」 「ありがとう。これで大分売れるだろう。」 そして閉店1時間前。 店長が売り場を見ると大量に残ったお弁当が・・・・・ 「えっ、なんでこ…
うさぎが経営しているコンビニチェーンにぶた君が来ました。 「も、いらっしゃいませ。よくきてくれました。」 「ぶ、色々考えたんですけど、チェーン店のオーナーになろうと決心しました。」 「うちは特に研修が充実してまつから、安心してください。」 「ぶ、よろしくお願いします。」 「では近くのお店で研修開始しまつね。」 そして半年後。 「ぶぶっ、うさ本部長!」 「も、何で…
「も、家主。」 「なんだ?」 「また商店街でコロッケをもらっちゃいまつた。」 「お前、しょっちゅう食ってるな。」 「お腹がすくんでつよね。それにしてもいいでつよね、商店街って。」 「そうか?」 「こんなにいつも食べるものをもらえて。」 「あ、それな・・・・・」 「分かってまつよ。」 「分かってる?」 「ぼくがかわいいからでつよね?」 「いや・・・・・…
「も、ぶた君。」 「ぶ、何?うさぎ君。」 「最近できたんでつけど、人気の丼物店に行ってみませんか?」 「いいね、お腹も空いてきたところだし。」 「そこは本当に人気があって、人手も材料もいつも足りないって言ってまつよ。」 「ぶ、本当においしい店なんだね。」 「おいしさは保証付きでつ。」 「ところでそこは何丼の店なの?」 「色々ありまつけど、特に人気なのはかつ丼、牛…
「も、ぶた君。」 「ぶ、何?うさぎ君。」 「今度ぶた君のコンテストがあるそうなので、出てみませんか?」 「コンテスト? おれ男なんだけど。」 「そのコンテストは男女関係ないそうなんでつ。」 「一緒にやるってこと?」 「そうでつ。とにかく肉質・・・・じゃなくて見た目で決めるみたいなんでつ。」 「でもおれ見た目に自信がないからな。」 「も、何言っているんでつか!ぶた…
うさぎ食堂に男性客が来ました。 「も、いらっしゃいませ。」 「今日は何にするかな?」 「お勧めは唐揚げ定食でつ。」 「どこがお勧めなんだ?」 「個数が増量中でつ。」 「個数増量ねえ・・・・・」 「どうかしまつたか?」 「ここではいつもそれでやられているからな。」 「も?」 「増量だの割引だのとか言って、結局こっちが得しないことばっかりやっているじゃないか…
うさぎの魔法使いが女子高生の家に来ました。 「も、こんにちは。」 「あ!もしかしてあんた魔法使い?」 「ももっ、よく知ってまつね。」 「あんた今都市伝説的に有名よ。願いをかなえてくれるのよね。」 「そうでつ、簡単な願いを1つかなえまつ。」 「簡単なやつね分かったわ。あたし尾羽美紀よろしく!気軽にちゃん付けで呼んで。」 「も、おばちゃん。」 「ちょっと、なんで名字…
深夜の防災センターにて。 「ぶ、うさぎ君、巡回頼んだよ。」 「も、分かりまつた、ぶー班長。行ってきまつ。」 とは言ったものの面倒でつね、簡単に回りまつか。 も、セミが死んでまつ。寿命が短いでつから老衰でつね。 「も、巡回終了しまつた。」 「ぶ、お疲れさま。異常なかった?」 「何もなかったでつ。」 「了解。」 次の巡回時。 「ぶー班長!」 「どうしたの…
うさぎの喫茶店に男性客が来ました。 「も、いらっしゃいませ。」 「こんなところにカフェがあったんだ?」 「最近オープンしまつた。よろしくお願いしまつ。」 「会社も近いから時々利用するよ。」 「ありがとうございまつ。こちらニューでつ。」 「それじゃ、日替わりコーヒーをアイスで、それとナポリタン。」 「も、コーヒーは食後にしまつか?」 「そうしてくれ。」 「かし…
マスク設定・・・・・作業などで粉塵が煙感知器に反応しないように遮断しておく設定 「ぶ、うさぎ君。」 「も、何でつか?ぶー班長。」 「今日、A室の作業で粉塵が出るそうなんだけど、A室の感知器にマスクかけられる?」 「マスクでつか?もちろんできまつよ。」 「じゃあ、頼んだよ。作業が10時からだから、9時ごろにはやっておいて。」 「了解でつ。」 そして10時過ぎ。 ビー…
パソコンの不具合で更新が遅くなり申し訳ありませんでした。 居候うさぎ宅にて。 「なあ、うさぎ。」 「も、何でつか?家主。」 「お前、やっていたブログの更新を最近していないみたいだけど、どうしたんだ?」 「アクセスも増えないでつし、面倒なのでやめまつた。」 「お前、本当に飽きっぽいな。」 「アクセスが増えないと面白くないんでつよ。」 「でも少しでもお前のブログを…
「も、ぶた君。」 「何?うさぎ君。」 「今、うさぎの森でポイント大幅還元セールをやってるんでつよ。」 「セールって、うさぎの森にはカフェと食堂があるくらいじゃない。」 「なに言ってるんでつか。商店街もあったり、いろんなお店がありまつよ。」 「ぶ、そうだったっけ?」 「そうでつよ。」 「それで還元ってどのくらいなの?」 「100円の商品購入で10ポイントでつ。」 …
「も、ぶた君。」 「何?うさぎ君。」 「この間商店街を歩いていたんでつけど、お肉屋さんでメンチカツをご馳走になりまつたよ。」 「ぶ、また?この間もお総菜屋さんでご馳走になっていたよね?」 「も、いろんな所でご馳走になっていまつ。」 「いいな、うさぎ君は。おれなんか全然ご馳走になれないよ。」 「そうなんでつか?じゃあ、今から一緒にお肉屋さんに行ってみまつか?」 「ぶ、…
「も、ぶた君。」 「何?うさぎ君。」 「ゲームをしませんか?」 「ゲーム?」 「この箱の中に10本の飲み物がありまつ。」 「オレンジ、グレープ、パイン、果汁や種類が違うジュースが9本と水が1本?」 「これを見ないで引いて、ジュースが出れば当たりで千円あげまつ。ジュース以外だと千円もらいまつ。」 「ぶ、ジュース以外ってことは水か。水を選んだらどうなるの?」 「水を引…
「も、ぶた君。」 「何?うさぎ君。」 「今度うさぎの森で、料理コンテストをやるんでつ。」 「コンテスト?」 「トーナメント戦で優勝すると、賞金10万円がもらえまつ。」 「10万円!すごいじゃない!それおれも出られるの?」 「もちろんでつ。出まつか?」 「出るよ!おれ作るのもちょっと自信があるんだ。」 「分かりまつた。コンテストは一週間後でつから。」 「ぶ、そ…
うさぎママがスーパーに来ました。 「ちょっと店員さん。」 「はい、何でしょう?」 「店長さんを呼んでちょうだい。」 「失礼ですがご用件は?」 「さっき買った豚肉に食べられないものが入っていたのよ。」 「そうでしたか、申し訳ありません。すぐに呼んで参ります。」 ・・・・・ 「お待たせしました。当店の商品に不備があったとのことで、申し訳ありませんでした。」 「本…
うさぎ食堂に男性客が来ました。 「も、いらっしゃいませ。」 「何にするかな?」 「今日はこちらがお勧めでつ。」 「『こだわりぬいたハンバーグ定食』か。よし、それにするか。」 「かしこまりまつた。」 15分後。 「お待たせしまつた。」 「うまそうだな。」 「ごゆっくりどぞ。」 「こだわりのハンバーグか、ん?・・・・・ ちょっと店員さん!」 「も、どうか…
居候うさぎ宅にて。 夕食時。 「も、家主。」 「何だ?」 「朝顔につるべ取られてもらい水」って俳句どういう意味でつか? 「昔は井戸から水を汲んでいたんだな。その汲むところに朝顔の蔦が絡んで使えなかったんだ。もちろん蔦を切ればいいんだけど、それじゃかわいそうだから、そのままにして隣りで水をもらったっていう俳句だな。」 「そいうでつか。それにしてもこのお刺身おいしいでつね。…
居候うさぎ宅にて。 「も、家主、ゼットンって何でつか?」 「昔ウルトラマンに出てきた怪獣のことだな。」 「将棋に怪獣が関係あるんでつか?」 「何のことだ?」 「この間テレビで将棋を見ていたら、解説の人が『これはゼットンですね』って言ってたんでつ。」 「ああ、それはゼットンじゃなくて、ゼットだな。」 「ゼットでつか?」 「ああ、将棋で今その場において絶対に詰まない…
うさぎママが服を買いに来ました。 「いらっしゃいませ。本日は何をお探しですか?」 「も、カーディガンでいいのがあったらと思ってね。だいぶ暖かくなったけど私寒がりなの。」 「まあ、そうなんですか。立派な毛並みをお持ちなのに。」 「これが意外と暖かくないのよね。そのくせに夏は暑いし・・・・・」 「ご苦労があるんですね。」 「そうなのよね。それでいいカーディガンはあるのかしら…
うさぎの魔法使いが男性宅に来ました。 「も。」 「わっ!なんだお前!?」 「うさぎの魔法使いでつ。」 「魔法使い?魔法使いが何の用だ?」 「願いを1つかなえてあげに来たんでつけど・・・・・」 「そうなのか!いや、よく来てくれたねうさぎさん。」 「調子がいい人でつね。まあいいでつ、簡単な願いを1つかなえてあげまつ。」 「簡単な願い?何だかけちくさいな。」 「も…
ぶた君がうさぎの森に遊びに来ました。 「ぶ、うさぎ君いるかな?」 「も、ぶた君・・・・・」 「ぶた君の・・・・・」 ぶ、何かおれのこと話している? 「ぶた君の血肉をもらって・・・・・」 ぶぶっ!おれの血肉! いや、ちょっと待て。きっと同じ発音の違う言葉だよ、きっと。 調べてみよう。え〜と・・・・・血肉しかない! 今日は危険なうさぎ君のパターンだから逃げなきゃ…
うさぎ食堂に男性客が来ました。 「も、いらっしゃいませ。メニューをどぞ。」 「ありがとう。何にするかな? ん?同じメニューで値段が違うな。」 「値段が安いほうはセルフサービスとなっていまつ。」 「なるほどセルフだから安いのか。でもこの値段差だったらセルフの方が断然得だな。」 「も、セルフにしまつか?」 「ああ、セルフで唐揚げ定食を頼む。」 「かしこまりまつた、少々お…
「も、ぶた君。」 「何?うさぎ君。」 「1か月後に返しまつから、お金を貸してください。」 「やだよ。そうやって借りて約束をやぶるんでしょ。」 「約束は守りまつ。」 「本当に?」 「絶対でつ。忘れないように借りたことを書面にして間違いなく守りまつ。」 「ぶ、分かった。そこまで言うなら貸すよ。」 「も、ありがとうでつ、ぶた君。これは必ず守りまつから。」 そして1…
うさぎが経営しているスーパーに女性客が来店しました。 「ちょっと、店員さん。」 「も、いらっしゃいませ。」 「責任者の人はいる?」 「店長もうさぎでつが、今いまつ。」 「うさぎでもいいわ。呼んでちょうだい。」 「も、お待ちください。」 ・・・・・ 「も、店長。」 「何でつか?店員君。」 「お客さんが店長を呼ぶように言っていまつ。」 「分かりまつた、行…
前回、家主に自作のショートストーリーを読ませた居候うさぎ。 「・・・・・」 「も、どうでつか家主?」 「これファンタジーか?」 「ファンタジーでつよ。実際にもぐらは仕事をしたりしないじゃないでつか。」 「まあ、そうだけど・・・・・それより問題は食事の部分だ。」 「ファンタジーでいくと見せかけて、いきなりリアルでつ。すごいと思わないでつか?」 「ある意味すごいが・・・…
居候うさぎ宅にて。 「も、家主。」 「何だ?」 「ショートストーリーを書いてみたんで読んでください。」 「お前話なんか書けたのか?」 「簡単なものでつけどね。リアルとファンタジーの融合でつ。」 「大抵のファンタジーはリアル部分もあるけどな。」 「もう屁理屈はいいでつから、読んでみてください。」 「分かったよ。え〜と、『もぐらの夫婦』? ファンタジーとは思えない題…
私は会社員男性。 仕事で帰りが遅くなったので、弁当でも買おうと思っている。 すると丁度それらしき店を見つける。 店には「うさぎのお弁当屋さん」という看板が出ていた。 うさぎの作る弁当がうまいのかと思ったが、ものは試しと注文することにした。 出てきたうさぎ店員は挨拶もでき感じがよかった。 ならばと私は1つ試してみた。 私はマヨネーズが大好きだ。 なのでマヨネーズを…
うさぎの魔法使いが太った女性宅に来ました。 「も、こんにちは。」 「え!?何?あんた誰?」 「うさぎの魔法使いでつ。簡単な願いを1つかなえてあげまつ。」 「痩せたい!痩せさせて!」 「も、納得の願いでつね。」 「失礼なうさぎね!とにかく痩せさせて。絶対にやせたいの。」 「絶対に痩せたいと言う割にかなり肥えてまつね。もう少し・・・・・もうかなり前に努力するべきでつたね…
ぶた君がうさぎの森に遊びに来ました。 ぶ、うさぎ君いるかな? あ、あっちから声が聞こえる。 「も、ぶた君・・・・・」 「ぶた君を・・・・・」 「かんきん・・・・・」 ぶぶっ!監禁? 監禁って何!? おれを監禁してどうするんだ? 「ぶ、うさぎ君。」 「ももっ!ぶた君、来ていたんでつか!?」 「今、聞こえたんだけど、おれを監禁ってどういうこと?」 「ぶた…
深夜の防災センターにて。 「も、ぶた君班長、暇でつね。」 「ぶ、それこの前も言っていたよね。気を引き締めないとだめだよ。」 「分かってまつけど、深夜はくつろいでしまいまつ。」 「と言うより巡回の時間じゃない。もう行かないとだめだよ。」 「分かりまつた。巡回行ってきまつ。」 次の日。 「ぶた君班長。」 「ぶ、おはようございます、隊長。」 「今報告を受けたんだけ…
うさぎオーナーの店に入店したホスト見習いのぶた君。 「も、ぶた君。」 「ぶ、うさオーナー、おはようございます。」 「ぶた君、昨日早速ヘルプで入ってもらったじゃないでつか。」 「はい。」 「そのお客様がぶた君を気に入ったようなんでつ。」 「ほんとうですか?やった!」 「元々、良いぶた君が入荷したら、付けてくれって言われてたんでつ。」 「ぶ、入荷?」 「ももっ!…
うさぎ食堂に男性客が来ました。 「も、いらっしゃいませ。こちらメニューでつ。」 「ありがとう。え〜と、何にするかな? 『今日のおすすめ とんとん定食(とんかつと生姜焼きのセット) 500円』とんかつと生姜焼きの豚と豚でとんとんか。安いしお得だな、これにしよう。店員さん。」 「も、お決まりでつか。」 「この、とんとん定食をお願します。」 「かしこまりまつた。」 10分後。 …
前回うさぎに検査をしようと言われたぶた君。 「ぶ、検査?」 「も、そうでつ。検査をして異常がないか調べるんでつ。」 「やだよ!検査とか言って何か企んでいるんでしょ!」 「そんなわけないじゃないでつか。検査をすれば何か分かるかもしれないでつよ。」 「とにかくやだ!」 「仕方ないでつね。みんな、集合でつ!」 「ももっ!」 「ももっ!」 「ぶ!うさぎのみんな!」 …
前回の嘘発見機に困惑しているぶた君。 「ぶ、これは一体どういうことなんだろう?」 「も、それもそうなんでつが、そもそもぶた君の言動はおかしいでつよ。」 「ぶ、どこが?」 「ぶた君の言っていることが本当だったとすると、例えば今日ぶた君はうさぎの森に何しに来たんでつか?」 「何しにって遊びに来たに決ってるじゃない。」 「何度も食材にされそうになった所に?」 「ぶ?あれ?…
ぶた君がうさぎの森に遊びに来ています。 「ぶ、ところでさうさぎ君。」 「も、何でつか、ぶた君。」 「おれたち親友だよね。」 「もちろんでつ。ぼくだけでなく、うさぎの森のうさぎたちもみんな友達でつよ。」 「そうなんだけどさ、おれ時々うさぎ君たちが分からなくなるんだよ。」 「も、どういうことでつか?」 「だってさ、こうして普通にしているときはいいんだけど、時々おかしくな…
うさぎ食堂にアルバイトすることになったぶた君が、初出勤してきました。 「ぶ、おはようございます。今日からお願いします。」 「も、ぶた君。実は申し訳ないことが起こったんでつ。」 「どうかしたんですか?」 「実は間違えて他にもアルバイトを雇ってしまったんでつ。」 「他にも?」 「そうなんでつ。1人でいいのに2人も雇えないんでつよ。」 「ぶぶっ!そんなこと言われても困ります…
ぶた君とうさぎが働いているビルの防災センターにて。 「も、ぶた君先輩、夜はひまでつね。」 「ぶ、確かにそうだけど、気を抜かずに監視をしていないとだめだよ。いつ何が起きるか分からないからね。」 「でも、そういうの滅多に起きないでつよね。」 「だから今日も何も起きないとは限らないんだよ。あっ、ほら警報が鳴ってる。」 「も、なんの警報でつか?」 「侵入警報だな。」 「侵入…
ぶた君がうさぎ人材紹介所に来ました。 「も、ぶた君、また仕事を探しているんでつか?」 「ぶ、そうなんだけど・・・・・」 「どうしまつた?元気がないでつね。」 おれもいい加減定職に付かないとな・・・・・ 「おれ、色々考えたんだけどさ、覚悟をきめたよ。」 「も、覚悟でつか?」 「もう(次で就活を)終わりにする。」 「ももっ!終わりって、落ち着いてください!仕事がない…
うさぎママがおそば屋さんに入りました。 「いらっしゃいませ。メニューをどうぞ。」 「どれにしようかしら・・・・・盛りそば(冷たい)、かけそば(あったかい)、月見そば(生卵入り)・・・・・これに決めたわ。店員さん。」 「はい、お決まりですか?」 「この月見そばをちょうだい。」 「かしこまりました。」 10分後。 「お待たせしました、月見そばです。」 「ちょっと、これ…
うさぎ食堂でぶた君が短期バイトをすることになりました。 「ぶ、よろしくお願いします。」 「も、面接でも言ってまつが、今月はすべてが30%オフでやってまつから忙しいでつよ。」 「一所懸命頑張ります。給料もいいですから、やりがいもあります。」 「分かりまつた、文句を言わずに頑張ってください。」 「ぶ。」 そして1か月後。 「も、今日で終わりでつね、お疲れさまでつた。」 …
居候うさぎ宅にて。 「も、家主。」 「何だ?」 「昔話や童謡って隠された怖い話があったりするじゃないでつか。」 「いきなりだな。まあ確かにそういうのあるよな。」 「実はこの間恐ろしい童謡を見つけてしまったんでつ。」 「それで動揺しているのか?」 「動揺もしまつよ、あんな童謡を聞いてしまったんでつから。」 「どんなやつなんだ?」 「何と!うさぎを食べる童謡なん…
「ふ〜・・・・・」 「も、どうしたんでつか、ぶた君?ため息なんかついて。」 「ぶ、うさぎ君か。」 「何か悩みごとでつか?」 「うさぎ君はいいよね。」 「何がでつか?」 「動物の人気ランキングがいつも上位じゃない。」 「確かにそうでつけど、いつも犬猫に負けて悔しい思いはしてまつよ。」 「そうだけど、それでも人気じゃない。おれなんか全然人気ないしさ・・・・・」 …
「ぶ、うさぎ君。」 「も、何でつか、ぶた君?」 「おれ、臭かったり変な臭いとかしてない?」 「別にしないと思いまつけど。気にし過ぎじゃないでつか?」 「そう・・・・・最近何か気になるんだよね。」 「誰かに言われたんでつか?」 「そうじゃないんだけど、自分の臭いって気づかないじゃない。だからなおさら気になるんだよ。」 「そんなに気にしなくてもいいと思いまつよ。」 …
うさぎママが定食屋に入りました。 「いらっしゃいませ。」 「何にしようかしら・・・・・あら、ここはご飯の大盛りが無料なのね?」 「はい、そうです。」 「半ライスだと少し安くなるのね。」 「はい、100円引きになります。」 「そうね、それならから揚げ定食の半ライス・・・・・」 「はい、から揚げ定食半ライス。」 「・・・・・のご飯大盛りで。」 「はい、半ライスの…
うさぎ食堂に男性客が来ました。 「も、いらっしゃいませ。」 「何を食べようかな・・・・・」 「本日、こちらのサービスランチがおすすめでつ。」 「500円か、安いな!でもこれ消費期限ぎりぎりの食材とか使ってるんでしょ?」 「サービスランチに消費期限ぎりぎりなんて使わないでつよ。」 「そうか、じゃあこれにするよ。」 「も、おまちください。」 10分後。 「お待たせ…
ぶた君がうさぎ人材紹介所に来ました。 「ぶ、この間紹介してもらった会社なんだけどさ・・・・・」 「も、どうかしまつたか?」 「面接に行ったんだけど、たった3分で終わって不採用だったんだよ。これ最初から採用する気なかったよね?」 「それはそうかも知れないでつね。」 「だから今度は採用意欲のある所を紹介してよ。」 「分かりまつた。今度はぶた君を採用する意志の強い所を探しまつ…
居候うさぎ宅にて。 「もっ、家主、ジュース買ってください。」 「何だ?唐突に。」 「実はスーパーの広告をネットで見ていたんでつ。」 「お前、そんなの見ているのか?」 「見まつよ。家主にお菓子やジュースを買ってもらうのに、なるべく安いほうがいいかと思って。」 「買ってもらわないという選択肢はないのか?」 「それはないでつね。それより信じられないくらいお得なジュースがあ…
「ぶ、うさぎ君たちはいいよね。」 「も、何がでつか?」 「だってうさ神様がいるじゃない。」 「いまつね。そうそう会えないでつけど。」 「それでもさ、人間にも神様がいるし、おれたちにはいないもんな。」 「そんなにいた方がいいんでつか?」 「何ていうか心の支えになるじゃない。」 「も、そういうもんでつかね?」 「そういうもんだよ。ああ、おれたちにも神様が現れないかな…
居候うさぎ宅にて。 「あれ?」 「も、どうしまつた家主?」 「冷蔵庫に入れておいたお菓子がなくなってるんだよ。」 「もっ!そ、それは変でつね。家主の勘違いでは?」 「いや、今日食べようと思って取っておいたんだ。お前にも好きなもの買って、お前は昨日食べてただろ?」 「そ、そういえばそうでつね。」 「ではなぜないのか?」 「も、不思議なこともありまつね?魔法でつかね…
こんにちは、うさけいです。 退院できましたので再開します。 うさぎがやっている飲食チェーンのフランチャイズ説明会に、ぶた君が来ました。 「ぶ、未経験でもできるってパンフレットに書いてあったけど、調理経験が全くなくても大丈夫なの?」 「も、大丈夫でつよ。本部できちんと指導しまつので、誰でもフランチャイズ経営ができまつ。」 「ちゃんと儲かるのかなあ。」 「利益がでるようになる…
うさけいです。病気で入院してしまい、更新ができません。再開したらまたお願いします。
居候うさぎ宅にて。 「も、家主、この間驚いたことがあったんでつ。」 「どんなことだ?」 「駅前にある京都料理のお店知ってまつか?」 「ああ、あのちょっと古びた店か?」 「そうでつ。メニュー看板なんかもちょっと古くて味がありまつね。」 「そうか?」 「そのお店のメニューを何気なく見たんでつが、驚きの定食があったんでつ。」 「何か変わったやつか?」 「もう、名前…
うさぎ警備員が勤務先のビルを異動になり、新しいビルでの勤務となりました。 「ぶ、新しく配属になったうさぎ君だね。おれは君の教育係の先輩だから。」 「も、ぶた君先輩、よろしくお願いしまつ。」 「ぶぶ、よろしく。ところで前のビルで勤務中に寝てたんだって?」 「寝てないでつよ。」 「あれ?そう聞いたんだけど。」 「あれは寝哨でつ。」 「立って警備する立哨や座って警備する座…
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居候うさぎ宅にて。 「も、家主。」 「何だ?」 「いい儲け話を思い付きまつた。」 「またか・・・・・どうせろくなものじゃないんだろ?」 「今度は本当に儲かりまつ。」 「何をするんだ?」 「これでつ。」 「ペットボトルの水?」 「そうでつ。これを1本1,000円で売るんでつ。」 「そんなの売れるわけないだろ。」 「それが売れる場所があるんでつよ。」 …
「も、ぶた君。」 「ぶ、何うさぎ君?」 「最近何かやってまつか?」 「何かって漠然としてるね。」 「そうでつか?」 「まあ、しいて言うならポイ括かな。」 「ポ、ポイ括・・・・・」 「そう、ポイ括。」 「ももっ!このぶた野郎!」 「え?な、何!?」 「ぶた君なんて人間じゃないでつ!」 「まあ、ぶただけどね。」 「人として間違っていると思わないんでつ…
居候うさぎ宅にて。 「もっ!家主!」 「何だ、どうした?」 「世の中の不条理を実感しまつた。」 「大げさだな。何かあったのか?」 「この間の電車に乗る時のことでつが・・・・・・」 「うん。」 「ホームに行ったら電車のドアが閉まる直前だったんでつ。駆け込みは危ないので、ぼくは次の電車に乗ろうとしたんでつ。」 「正しいことだな。それで?」 「そうしたら他のうさぎ…
うさぎのお菓子屋さんに常連の女性客がきました。 「こんにちは。」 「も、いらっしゃいませ。」 「今日は何を買おうかしら。何か新しいお菓子はないの?」 「最近は定番のものだけでつね。」 「そう、何か新しいものがあればって思ったんだけど。」 「新しいものでつか。どんなのがいいでつかね?」 「何か目新しいものとか、変わったものがいいわね。」 「そうでつか。店長に言って…
「も、ぶた君。」 「何?うさぎ君。」 「今、うさぎの森のレストランで、今日までのキャンペーンをやっているんでつよ。」 「ぶ、キャンペーン?」 「例えば3,000円の飲食をしたら、その店で使える3000円分の食事券がもらえるんでつよ。」 「え!じゃあ、10,000円食べたら、10,000円の食事券がもらえるの?」 「も、そういうことでつ。」 「じゃあ、実質無料で食べら…
ぶた君がとんかつ屋さんでアルバイトをすることになりました。 「ぶ、今日からお願いします。」 「ああ、しっかり頼むぞ。募集ではホールって書いてあったと思うけど、ぶた君にはキッチンをやってもらうから。」 「キッチンですか?おれ、調理経験ないんですけど。」 「いいんだよ。そんなに難しいことはさせないから。ただいざという時に活躍してもらうけどね。」 「いざという時?」 「いいん…
ぶた君がうさぎの森に遊びに来ました。 「今日はうさぎ君いるかな?」 「・・・・・」 「ぶ、何か話声が聞こえる。」 「ぶた君・・・・・」 「ぶた君を・・・・・」 ぶ、何話しているんだろう?」 「ぶた君 ばらす・・・・・」 ぶ、ばらす? おれの秘密をばらすつもり? でもおれに秘密なんてあったかな? 「ぶ、うさぎ君」 「ももっ!ぶた君いたんでつか?」 …
私は会社員男性。 どこかで夕食を買っていこうと思っている。 少し歩くと弁当屋らしきものがあった。 今日はここで買っていくか。 看板を見ると「うさぎのお弁当屋さん」とあった。 変わった名前だなと思ったが、従業員がうさぎだったので納得した。 早速注文しようとしたら、閉店前で材料がほとんどないと言う。 それでもある材料で何とか作れないかと言うと、うさぎの店員はのりの弁当く…
・ラーメン店で うさぎママがラーメン店でクレームをつけています。 「ちょっと!店員さん!」 「はい、何でしょうか?」 「何よこのラーメン!麺に腰はないわスープはコクがないわで、まるでインスタントラーメンじゃないの!」 「うち、インスタントラーメン専門店ですから。」 ・ソース うさぎママが量り売りの海老マヨを買っています。 「ちょっと、マヨネーズソースはできるだ…
ぶた君がうさぎの森に遊びに来ました。 「ぶ、勝手に来ちゃったけど、うさぎ君いるかな?」 「も・・・・・・」 「も・・・・・・」 ぶ、うさぎ君達だ。一体何を話しているんだろう? 「ぶた君・・・・・・」 「も、ぶた君・・・・・・」 何かおれのことを話しているみたいだな。 「ぶた君をいため・・・・・・」 「も・・・・・・」 何!?おれを痛めつけるってこと?何で…
前回、売り上げ低下を悩んでいたぶー店長。 「ぶ、しかし身を削るっていっても、お客さんが少ないと削りようもないよな。」 「も、確かにそうでつね。」 「何かいいアイデアはないかな?」 「20%オフっていうのはどうでつか?」 「20%オフもしたら、それこそ売り上げが厳しくなっちゃうよ。」 「も、料金じゃなくて、とんかつをオフにするんでつよ。」 「ぶ!そんなことしたら、お客さん…
「ふ〜・・・・・」 「どうしたんでつか、ぶー店長。」 「最近、売り上げが落ちているんだよ、うさぎ君。」 「そういえばお客さん減りまつたね。」 「何か対策を考えないと。」 「値下げしまつか?」 「ぶ、安易な値下げは商品価値を下げるだけだよ。」 「も、デカ盛りはどうでつか?」 「デカ盛り?」 「今、人気じゃないでつか。うちでもデカ盛りをやって完食したら賞金を出す…
前回デカ盛りの食材にされそうになったぶた君。 「も、それはひどい目に合いまつたね。」 「そうでしょう。必死で逃げたよ。デカ盛りどころじゃなかったよ。」 「そうしたら僕がいいデカ盛りの店を紹介しまつよ。」 「ぶ、そんな店知ってるの?」 「も、僕は普通に食事しただけなんでつけど、デカ盛りもやっているんでつよ。」 「ふ〜ん、それでなんのデカ盛りなの?」 「カレーでつ。」 …
「ぶ、うさぎ君。」 「も、何でつか、ぶた君。」 「最近デカ盛りって流行っているじゃない。」 「そうでつね。テレビでもやってまつし、YouTubeでも流している人がいまつね。」 「そうだよね。デカ盛りを制限時間で食べられるかってね。」 「とても普通の人は食べられる量じゃないでつけどね。」 「それでおれ、今度そのデカ盛りに挑戦しようと思っているんだ。」 「も!無理でつよ、ぶた…
「ぶ、うさぎ君。」 「も、何でつか、ぶた君?」 「おれ最近新しいバイトを始めたんだよ。」 「どんなバイトでつか?」 「飲食店なんだよ。」 「飲食店でつか。どんな飲食店でつか?」 「色々出しているお店なんだよ。」 「定食屋みたいなものでつか?」 「定食もあるし、ラーメンもあるし色々なんだよ。」 「も、そのお店の人気の食べ物は何でつか?」 「色々人気だけど、…
うさぎ人材紹介所にぶた君が来ました。 「ぶ、こんにちは。」 「も、ぶた君、いらっしゃい。」 「早速だけど楽な仕事ある?」 「ぶた君はまたそれでつか。」 「いいじゃない。仕事は楽な方がさ。」 「仕事というのは大変なものなんでつよ。だからお金がもらえるんじゃないでつか。」 「まあ、それはそれということで。とにかく楽な仕事を頼むよ。」 「もう、ぶた君は仕方ないでつね。…
うさぎの魔法使いが中年男性の所に来ました。 「も。」 「わっ!何だお前!?」 「うさぎの魔法使いでつ。」 「魔法使い? で、その魔法使いが何の用だ?」 「簡単な願いを1つかなえてあげに来まつた。」 「おう、そうか!じゃあ金をくれ。」 「そういうのはだめでつ。」 「じゃあ、家をくれ。」 「もっと簡単なものでないとだめでつ。」 「何だ役に立たないな。」 …
うさぎ人材紹介所に、ぶた君が来ました。 「も、ぶた君いらっしゃい。」 「ぶ、何かいい仕事ある?」 「どんなのがいいでつか?」 「楽で給料が高いやつ。」 「相変わらずでつね、ぶた君は。」 「働かないとお金がもらえないから、仕方なく働くんだよ。なら少しでも楽な方がいいじゃない。」 「図々しいでつね、ぶた君は。そんな仕事ないでつよ。」 「そんなこと言わないで一応探して…
ぶた君がうさぎの森に遊びに来ました。 「ぶ、うさぎ君、遊びに来たよ。」 「も、待ってまつた、ぶた君。」 「それで何して遊ぶ?」 「料理勝負して遊びましょう。」 「料理勝負?」 「どっちがおいしい料理をつくれるかの勝負でつ。」 「面白そうだね。おれ1人暮らしで料理も結構やってるから負けないよ。」 「それじゃやってみまつか。ぶた君が勝ったらいいものをあげまつよ。」 …
居候うさぎ宅にて。 「も、家主。」 「何だ?」 「いい儲け話を思いついたんでつ。」 「またか・・・・・」 「今度は本当に儲かりまつって。」 「そんなこと言ったって、お前の儲け話ってみんなから1円ずつもらえば1億円になるとかじゃないか。」 「あれは失敗でつた。でも現実的なのだってあったじゃないでつか。」 「飲食店で食事を安くして、水で高い値段を取るってやつか?」 …
居候うさぎ宅にて。 「もっ!家主!」 「何だ、どうした?」 「世の中の不条理を実感しまつた。」 「大げさだな。何かあったのか?」 「この間の電車に乗る時のことでつが・・・・・・」 「うん。」 「ホームに行ったら電車のドアが閉まる直前だったんでつ。駆け込みは危ないので、ぼくは次の電車に乗ろうとしたんでつ。」 「正しいことだな。それで?」 「そうしたら他のうさぎ…
うさぎのお菓子屋さんに常連の女性客がきました。 「こんにちは。」 「も、いらっしゃいませ。」 「今日は何を買おうかしら。何か新しいお菓子はないの?」 「最近は定番のものだけでつね。」 「そう、何か新しいものがあればって思ったんだけど。」 「新しいものでつか。どんなのがいいでつかね?」 「何か目新しいものとか、変わったものがいいわね。」 「そうでつか。店長に言って…
「も、ぶた君。」 「何?うさぎ君。」 「今、うさぎの森のレストランで、今日までのキャンペーンをやっているんでつよ。」 「ぶ、キャンペーン?」 「例えば3,000円の飲食をしたら、その店で使える3000円分の食事券がもらえるんでつよ。」 「え!じゃあ、10,000円食べたら、10,000円の食事券がもらえるの?」 「も、そういうことでつ。」 「じゃあ、実質無料で食べら…
ぶた君がとんかつ屋さんでアルバイトをすることになりました。 「ぶ、今日からお願いします。」 「ああ、しっかり頼むぞ。募集ではホールって書いてあったと思うけど、ぶた君にはキッチンをやってもらうから。」 「キッチンですか?おれ、調理経験ないんですけど。」 「いいんだよ。そんなに難しいことはさせないから。ただいざという時に活躍してもらうけどね。」 「いざという時?」 「いいん…
ぶた君がうさぎの森に遊びに来ました。 「今日はうさぎ君いるかな?」 「・・・・・」 「ぶ、何か話声が聞こえる。」 「ぶた君・・・・・」 「ぶた君を・・・・・」 ぶ、何話しているんだろう?」 「ぶた君 ばらす・・・・・」 ぶ、ばらす? おれの秘密をばらすつもり? でもおれに秘密なんてあったかな? 「ぶ、うさぎ君」 「ももっ!ぶた君いたんでつか?」 …