テーブル

テーブル

切手貼った見飽きた顔でもはや退化手紙を書くということは明日のお天気は曇りから雨ぽてとさらだからあげなっとうほとんどすべてが循環なのだと思うと不思議だ誰かのかけらの寄せ集めが今日のわたしになっているわたしは無数の過去の世界からできているなのに何十年も変わらずに手相の筋も薄いまま喫茶店でつぶす時間ってなんだろうコーヒーカップを前に湿度や風が大事だったりもして自分に対して居留守を使ってみるのも手だだまされるのは駆け出しのセールスマンくらいか他の人にはうざいくらいなのにわたしは居るところにしか居ないなのにこの広く困ったことばかり起こる世界でいつもここに居る布団があったら入りたい窓の向こうの枝葉が揺れているそのまた向こうに雲の割れ目があってそこだけにっこり笑顔のように明るいテーブル