衆院選「左派の野党共闘は、後退していない。メディアに騙されてはいけない」
衆院選の比例代表得票数の前回との比較今回の衆院選では、メディアは野党共闘の敗北を強調している。確かに、選挙の結果は、与党で議席過半数を大きく超え、改憲派の維新を加えれば衆院では改憲発議に必要な3分の2を上回っており、前回に続き、立憲を中心とした野党の敗北と言うのは間違いないことだ。しかし、前回よりも、この野党勢力が後退したのかと言えば、事実はそうではない。僅かだが前進はあった上記の表で明らかなように、野党共闘に参加した4党の合計は、政党の支持状況をより表す比例代表得票数で、2百万票以上増加しており、総議席数でも41増えているのである。また、共闘の成果が出る選挙区議席数も4党は、39から59議席と増加しているのである。立憲は選挙区で18から57議席と39議席増加し、比例区得票数でも前回衆院選よりも40万票増え、2...衆院選「左派の野党共闘は、後退していない。メディアに騙されてはいけない」
2021/11/12 11:14