うたた寝くじら

1 × 3

   一頭の雌に、雄が三頭。 今まで見た中で最多。。。 花園に蝶。 桃源郷のようでありました。    （合成なし一枚撮り） &nb

2018/09/30 00:00

湖畔を染める

   鮮烈な赤   

2018/09/28 00:00

暮色邂逅

   どんより垂れこめた雨雲 このままただ青い闇に 飲み込まれて行くのだと思ってた   ふいに雲が晴れて 淡い色に空が染まった 一瞬の邂逅だ

2018/09/26 00:00

赤のフェルマータ

   雨足が強くなる 曼殊沙華に休む蝶にも 無常の雨   当然の事なのだけど 瞬きしない瞳にも 雨のしずく 涙の一粒に見えて&nb

2018/09/23 00:00

遠ざかる夏

   HELLO-GOODBYE 秋風が吹いて ひと雨ごとに夏が遠くなって行く   

2018/09/20 00:00

清ら問答

   雨上がりの濡れた緑 一葉一葉が てらてらと光を纏っているのは本当に美しかった   未来の紅葉を想像するのは素敵な事 真夏の深緑を前に 

2018/09/18 00:00

巨人たちの夏

   もくもくと湧き上がる霧の中から 現れたり消えたりする様子が おとぎ話の巨人の様に見えたのでした   この地方には 『手長足長』と名付けられた&n

2018/09/15 00:00

幻の滝にて

   落差12メートル 響き渡る水音 豊かな木々に包まれるように 幻の滝がそこにあった   

2018/09/13 00:00

森を歩けば

   熊たちの住む森を歩く。 夜明けとともに雨が止んだ。 数年前に発見された滝を見に、 遊歩道とは名ばかりの森の道を歩く。   熊鈴二つ。 

2018/09/11 00:00

ほの白い闇

   十六夜の夜 月明かりに照らされて 生き物のように夜霧が蠢く   湿度が高い どころではない 霧吹きで水を吹いたような 水分の

2018/09/08 00:00

時の語り部

   かつてここは 130年前に磐梯山が噴火するまで 深い深い森だった   湖のあちらこちらに 朽ち果てた木々の名残が今も点在している &n

2018/09/06 00:00

夏のカケラ

   取り残された夏のカケラを 砂に埋もれたガラスの破片を探すように 拾い集めている   

2018/09/03 00:00