chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 会社の寿命は30年

    新聞を整理していたら「会社の寿命は30年」という記事が目についた。4日前の☀「経済気象台」の冒頭の言葉である。私は経済のことはほとんど知らないのて。日本の会社の寿命が30年とは驚きである。「会社の寿命が30年。1983年に日経ビジネス誌が🔘会社の寿命30年説を打ち出したときから、それが定説になっている。6月1日に東京商工リサーチが発表した企業の平均寿命は23・9年」日本だけではない。米国は大企業トップ500社のうち過半数が15年以内に消滅しているとは。最近の技術革新のスピ一ドのすさまじさが原因らしい。小売り業の主役となったコンビニが技術革新を起こせるかどうかが「延命」の行方を左右する。とのことである。わが町の繁華街も店舗がよく変わる。素敵なショ一ルを見かけた店に1週後にゆくと美容院に変わっていたり、飲食店はよく...会社の寿命は30年

  • 匂いだす言葉たち

    一昨日6月26日の☀あるきだす言葉たち「はつ夏に寄す」はまさに「はつ夏」の匂う8首、1971年生まれとはおもえぬ西川才象は短歌人会所属の介護職員、17年に「短歌人賞」を受賞している。第一歌集『晩冬早春』🌻にんにくのにおいの落ちぬ手を洗ういつまでもいつまでもわれは少年殺菌効果は抜群だがイヤな臭いを除くため手を洗い続けるのは女を意識している、少年の頃と変わりない。🌻唾を飲む音立てながらもぎてゆく信濃梅の実これは宝石信濃梅をもぎながら、まるで食べているように唾液が、手に取れば宝石のように、、🌻さくらんぼ一粒口にするたびに秘密をひとつ喋りたくなるさくらんぼは高価な果物だ。ゆっくりと一粒づつ食べる、秘めたる恋か。今まさに「はつ夏」である。この一連は「匂いだす言葉たち」だ。走りだす言葉たちの多い昨今、ゆったりと初夏を散策さ...匂いだす言葉たち

  • 「品がいい」と言われる人

    火曜日の新聞の本の広告は地味、「品がいい広告」である。プロが教える🔘自分磨きのヒント、著者・鹿島しのぶの名は小さな文字、「控えめ」で品がいい。🌟品がいい人は人もチャンスも引き寄せる。服装、マナ一、言葉遣い、私が品がいいとおもう人の服装は目立たない装い、原色ではなく中間色、言葉遣いも普通、「ざあます」は使わない🌟「お先にどうぞ」この一言が言えるかまず相手を、自分を抑える。音に気を配り物静かな人に、🌟「怒り」は一瞬で品性を奪う。🌟いい笑顔のまわりには人の花が咲く。🌟ちょっとしたことで「好感を持たれる人」「敬遠される人」この広告を見ながら短歌を思った。好感を持たれる作品は目立ちたがらない、自分の気分を読者に押しつけない※さらに青く咲きたかろうに切り取られ食卓の紫陽花は曇り日の空色「品がいい」と言われる人

  • どうなる日本列島

    ▼地球儀を見下ろし怖くなってきた日本列島滑り落ちそう今朝の地震、揺れながらテレビを見ていた。私は震度4の地域に住んでいる。昨年から腰痛に悩まされ素早く逃げられない。3・11が甦る。海岸の二階の家のその屋根に乗り上げた船には誰ひとり居ない海の怒りの鎮まりしのち親を子を瓦礫のなかに探す人びと死者、行方不明者さらにさらに増えわれと同齢の死者また一人仙台に赴任のkの無事を知る地震発生三日目の夜津波より逃れることができたのだ何がなんでも生きるのだkよもう一個おにぎりあれな、もう一枚毛布のあれな、雪降るなかれ少年が祖母を守りて9日後助け出されて神話が生まれた古語なぜか地震をやさしく「なゐ」と呼ぶ電燈もなく暮らした人々どうなる日本列島

  • 松村正直の朝日短歌時評

    松村正直氏(塔)の「ベトナムの今と昔」を一気に読んだ。私はベトナム料理もコ一ヒ一も好き、服も時々着る、少し昔に2度訪れ、また訪れたいと思っていた。「四月に刊行された梅原ひろみの第一歌集『開けば入る』はベトナムでの仕事や生活を詠んだ歌が印象的だ。ベトナム南部の大都市ホ一チミンの駐在員事務所で、作者は工具販売の仕事をしてきた」からこの時評は始まる。バイクの海を泳ぐがごとし午後五時の車のなかに眼つむれば暮れ残るメコンの水面を舟はゆく荷とエンジンと夫婦をのせて「新旧が入り交じりつつ発展を続けるベトナムの現在の姿である。その地で作者は約八年にわたってベトナム人の社員と共に働いてきたのだ」と松村氏は解説している。半世紀前は戦争をしていた国にフランス的なグルメとファッション、たしかに新旧が入り交じり楽しかった。いま私はハノイ...松村正直の朝日短歌時評

  • 太宰治はわたしの梅雨

    すみません太宰治さま桜桃忌を忘れてしまって、新潟地震、津波警報に気をとられ、私はまだこの世で過ごしたく貴方さまのように自ら命を絶つことなどできません。でもあの世で後悔なさっていられるかもしれませんね。☔☔☔☔☔雨の夜の鏡の奥のわたくしは太宰治のように頬杖百六歳になるか生きていたならば零和元年桜桃忌晴れ読まれないとき本棚の本はみな直立不動、太宰治もあの冬のきりりと冷えた夜だった『斜陽』の扉をひらいたときは力なき字にて書かれた原稿が「斜陽の館」に曝されているわれを乗せ金木駅より「メロス号」走れば津軽平野も走る桜桃の実りはじめる頃だった、わたしが想像妊娠したのは七月の半ば過ぎれば遠ざかる太宰治はわたしの梅雨☔☔☔☔☔太宰治はわたしの梅雨

  • 大津波が!

    昨夜10時過ぎテレビを見ていたときグラグラと揺れた。間もなく津波注意報、あの3・11の恐ろしさが!🌊大津波八首われのみの真昼の坂を上るとき家々マンション電柱も揺れる震源地も震度もわからぬレジ袋の十個の卵よ割れないようにあと五分歩けば着くはずの家がだんだん遠くなりゆく地デジの工事を昨日終えしわが家のしろがねのアンテナするどく光るあたらしきテレビがリアルタイムにて家々呑みこむ津波を見せる手をのべて流れる家もトラックも摑めそうなりテレビに寄りゆく十メ一トルの津波をおもう電柱の高さの津波の迫りて来るを壁のごと迫る津波を語るとき海辺の女は瞼を閉ざす大津波が!

  • 直木賞候補者はみな女性

    お騒がせな7月が近づいてきた。芥川賞と直木賞の発表、今年の直木賞の候補者は全員女性である。☀今日の朝刊に第161回芥川賞・直木賞の候補者の名が全員発表されている。選考会は7月17日、候補者の6人全員が女性の直木賞が楽しみだ。直木賞候補🌻朝倉かすみ「平場の月」)🌻大島真寿美「渦妹背山婦女庭訓魂結び」🌻窪美澄「トリニティ」🌻澤田瞳子「落花」🌻原田マハ「美しき愚かものたちのタブロ一」🌻柚木麻子「マジカルグランマ」候補者たち6人の女性は梅雨の日々をどきどきしながら過ごさなければならない。受賞の知らは電話だろうか。今日からちょうど1か月後の7月17日!鳴っている電話の受話器を取りかねる凶器に変わることだってある電話器よ金の器になってくれ受賞を知らせる金の器にまず賞を、そして急いで実力を、いいえゆっくりゆっくり実力直木賞候補者はみな女性

  • 「父」という生きもの

    今日は父の日、ツィツタ一には「父」の俳句が多いが「父」の短歌はまだ見当たらない。次の句は「やはり父って難しい、、」、と共感する。🔘父の日や忍び難きを忍ぶ母馬勝私の歌集を繰ってみると父の歌は甘くない。あの世の父に送ったら「何だこれ?」と云いそうな、返事は来ないだろう。🌹「父へ贈る七首」怒りても目は微笑せよと言ったのはスタインペック、ではなくて父ひさびさに亡き父ゆめに現れて「やあ」と手をあげ消えてしまいぬ文芸にかかわるなと言いしその父の書棚に川端康成全集わが歌を一首も知らぬ亡き父へ詫び状ではなく挑戦状を苛められないため苛める子と組むを許さぬ父は壮年だった表面を見つめていればその裏が見えると言いぬ職退きし父古書店の奥処に立ちている人よ振り向くなかれ暫し父なれ「父」という生きもの

  • 加齢で得るもの、失うもの

    「老いと記憶」という本の題名は短くて地味だが気になる、著者は神戸大学准教授の増本康平何歳がしら、新聞の広告ではわからない。🔘記憶には加齢の影響を受けやすいものと受けにくいものがある、私は人に云われた言葉。すでに世を去った人の或る日あるときいただいた言葉は宝石のように高齢の脳に収められている。その一つは島田修二氏の🌼言葉を抑えなさい投稿から短歌をはじめた私はある短歌大会の廊下で島田修二先生とすれ違った、婦人公論や朝日歌壇で時々採っくださる有難い先生、でもお目にかかったことがない。「松井多絵子です」とご挨拶すると先生の手のひらに指で絵の字を書かれ、多絵子さん、少し言葉を抑えなさい。とひと言、先生は消えた私の短歌はテンションが高過ぎたのだ。そして言葉を抑えながら詠み次第に入選の打率がよくなった、ベラフォンテのさくらの...加齢で得るもの、失うもの

  • すぐやる人

    朝刊の本の広告は今日も題名が長いものが多い。🔘結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れるわたしは幼いころから「すぐやれない女」だった、「言われたらすぐやれ」と毎日のように母に言われた。がいまだに直らない。でも短歌をはじめてから詠んですぐ発表すると後悔することが多い。毎月結社誌に送る詠草をポストに投函した直後に後悔したことは度々ある、推敲は大切だが、投稿では詠んだばかりの歌が入選した場合が多いが。◾先延ばし、先送りグセがある。◾いつもギリギリにならないと動けない。まさに私の困ったクセ、でも「考えているうちにチャンスを逃す。とは限らない。例えば結婚は「すぐやる人はすぐやめる人に」が多いのではないか。「すぐやる」のは食後のあと片付けがよい。よごれた食器は気分を不快にする、掃除、洗濯もすぐやる、新聞もニュ一スはすぐ読む、...すぐやる人

  • 大坂をオシャレにした田辺聖子

    半世紀余り前、わたしが娘のころ「オ一ルドミス」という嫌な言葉があり、女は25歳までに結婚を迫られた。でも作家の田辺聖子が流行らせた「ハイミス」のおかげで独身女性は肩身が広くなった。朝刊で91歳の田辺聖子が亡くなったことを知りとても淋しい。大坂弁は苦手な私だが田辺聖子の言葉は柔らかく楽しい。ときにはフランス語のように。自立する30代の女性を描いた小説は「言い寄る」「私的生活」「莓をつぶしながら」などなど。芥川賞を受賞して純文学から出発したが夫をモデルにした「カモカのおっちゃん」、吉川英治文学賞は「ひねくれ一茶」など作品名は柔らかい。随筆集には「人生は、だましだまし」など。この世が生き難いのは深刻に考えるからではないか。田辺聖子の金言の「家庭円満のコツは見て見ぬフリ」は愉しい。「ええなぁ」と思うこの小説、田辺聖子の...大坂をオシャレにした田辺聖子

  • どちらか好きか晴れと雨

    昨日のbe☀晴れと☔雨、どちらか好き?の調査の結果は☀93%☔7%☀が好きの理由は🔘気分が良い。🔘外出しやすい🔘青空がすがすがしい☔が好きな理由は🔘水不足が解消、緩和される🔘雨音を聞くと心が落ち着く🔘農作物に雨水は必要晴れが好きな人93%はいかにも本音だ。雨が好きな人7%は水不足などを心配する優等生的な人に思える。わたしは雨が嫌いだが紫陽花には小雨、霧雨を、短歌を読むとき、詠むときは雨のほうがよい。しっとりした気分は詠みやすい。beの調査でも歌になると3分の2が雨派。八代亜紀の『雨の慕情』や井上陽水の『傘がない』が好きな人など。間もなく梅雨になる。空よ、ささやかな涙をを流して欲しい。雨の夜の鏡の奥のわたくしは太宰治のように頬杖どちらか好きか晴れと雨

  • 「決断力」 の橋下徹

    いつからか本の題名が長くなっている。題名を覚えられない本は売れないのでは、と思うが本の内容をはっきり知らせた方が買う気にさせるのか確実に売れるのだろうか。「実行力」、橋下徹朝刊のこの本の広告の目立つこと、題名も著者名も三文字、結果を出す「仕組み」の作り方という広告文も1行、と思ったら横書きで控えめに4万8000人の組織を動かしてきた橋下流「君主論」の全思考!12万部突破!やはり橋下徹は抜け目ない。こういう男は私は苦手だ。しかし「実行力」はいいなあと思う、物干しに揺れにぞ揺れるワイシャ一ツ、男はそんなに迷うのですかでも私も決断力は乏しい。目標に遠く離れた位置にいて何を捨てればいいのか風よ「決断力」の橋下徹

  • もしバスがなかったら

    先日のバスの大惨事があってから急にバスが怖くなった。でもバスなしには私はまともに暮らせない。30年前は最寄り駅まで徒歩10分足らずだったが今は15分、荷物は少量、ハイヒ一はダメ、すぐ近くのバス停からJRの駅まで15分で行ける。私はバス旅行で手軽な旅行を楽しんでいる。夜行バスで吉野へいったとき朝目ざめたら満開の桜、葉まで紅の山桜のうつくしさは忘れられない。富士山は五合目まではバス、だから頂上まで登れたのだ。改めてバスに感謝、悪魔たちよバスに近づかないで!🌟「もしバスがなかったら」、六首バス停のわれの後ろに春がきてコ一トを脱げば春は去りゆく朝のひかり漲るバスのなかに立ち夜の顔しているかも我はゆく先はバスに任せるミステリ一ツア一の道は雲につながるあの人の顔のようなり真昼間のバスの車窓にひらく向日葵わがバスがは走れば山...もしバスがなかったら

  • マイクロチップは魔の手?

    知らぬことわからぬことの数多ありマイクロチップは悪魔の手かも極小の「マイクロチッブ」を埋め込んだ手をかざせば鍵の開閉、改札、電子決済もできるという、海外ではすでに、日本でも間もなくなんて私は恐ろしくなる。この世を早く去ったほうがよいかもしれないが、美味しい食品も次々に現れて去りがたい。昨日の夕刊☀によるとマイクロチップを埋め込むといくつかのリスクがつきまとう。🔘情報を盗み取られるリスクは少ないが重要な個人情報は?である。🔘デ一タが壊れると、正常に送信できても機械が認識しなかったり入室も?🔘転んでチップが壊れたら怪我?🔘適切に埋め込まないと感染症も、、私はマイクロチップは辞退する。でも近くの小さなス一バ一まで支払いはカ一ドの人が多くなった。人手不足は否応なく人間まで機械にしてしまうかもしれない。それなら人を殴らな...マイクロチップは魔の手?

  • 紫陽花にほろ酔う

    今年は5月の下旬から私の紫陽花が淡い空色に、今日はうす紫や、うす紅のささやかな空間となり木陰をうつくしくしている。槙の木下の雑草を絶やすために植えた紫陽花が、鬱陶しい6月の私には何よりの贈り物だ。小雨なら連日降るもよし、紫陽花は咲き続けてくれよ。💠「紫陽花とわたし」、六首紫陽花の花まだ若き寺にきて三年ぶりに亡きひとに会う半日陰、この明るさが心地よく紫陽花にわれを委ねていたり紫陽花の葉に水羊羹をのせるとき和服の母があの世より来るあじさいの夢の道にて今しがた出会いし人に会いたくなりぬあじさいが咲いていますかあの坂に、あの急坂をなだれるように紫陽花の道が終わりて振り返る今年もすでに半ばとなった紫陽花にほろ酔う

  • みどりの涙

    いちばん好きなのは五月、今年は令和元年の幕開けとなり新緑が華やいだ。宮中晩餐会が終わり六月になると、、嗚呼もうすぐ梅雨か、、私は雨を楽しむことができない。水は大切、でも雨の日は不便で気分も不快である。☔「空が涙を」,六首ふきげんな我のようなり六月の二日の空は泣きたいような言い分ははっきり云おう昼すぎの空が涙をこぼさぬうちに昼すぎのわれに読書をさせる雨、ゆるゆる若葉を洗っている雨「火星には雨が降らないそうですね」「地球には不幸が降るそうですね」目ざめれば窓の青葉はうなだれて緑の涙を流していたり窓ごしの雨はつふやくように降る少しかなしい詩のように降るみどりの涙

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、えくぼさんをフォローしませんか?

ハンドル名
えくぼさん
ブログタイトル
えくぼ
フォロー
えくぼ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用