百折

百折

自転車を漕ぎながら 歌を唄おうよ だれもいない 月明かりの夜に 自転車で坂を登りながら 大声で謳おう 人がいたけど 気づかない振りで 自転車に乗らないときも 叫ぶように詠う 誰かに口を塞がれたって 絶対に止めない そうやってきたんだから ずっと そうしてきたんだから