慌てない慌てない、一休み、一休み
今週の『開運!なんでも鑑定団』。一休宗純の仮名書きの書、源氏物語・明石の巻に出てくる恋文の一節だという。しなやかな仮名書きだが、銘はない。果たして……なんと、真筆!1000万円!当時、人から依頼されて書くことも多かったらしい。銘を書かなかったのは、内容が自分の著作ではないからだろうということらしい。めでたし、めでたし。さて、そのとき一休さんの紹介で、なんで一休というのかを初めて知った。一休と名のる前の宗純が、25歳のとき、琵琶法師の平家物語を聞き、「洞山三頓の棒」という中国の公案の真意を大悟する(なんでやの?)。そのとき詠んだ歌が、有漏地より無漏地へ帰る一休み雨ふらば降れ風ふかば吹けそれを聞いた師匠の華叟より「一休」の道号を授かったのだそうだ。もともとが一休みなのではない、大悟したから一休みなのだ。それまでは有...慌てない慌てない、一休み、一休み
2016/10/23 12:13