大企業か教師か?迷ったあげくベンチャーに就職した僕を助けてくれた3冊の本

大企業か教師か?迷ったあげくベンチャーに就職した僕を助けてくれた3冊の本

迷いに迷った僕の進路選択を助けてくれた本   タイトルの通り僕は学生時代に、それはそれは進路を悩んだ時期がある。 大学を休学して世界一周から帰ってきたのが3年生の10月。ちょうど4年前の今頃だ。   卒業研究をしながら、 個人事業主として自分の事業を作りながら、 ベンチャー企業でインターンシップをしながら、 中学校で教育実習をしながら、 就活をしていた。   我ながら、よくぞここまで迷いに迷ったと思う。笑 そんな時、いつも道しるべになったのは 大好きな「本」の存在だった。   最近、たくさんの大学生に進路相談をされる。 僕は声を大にして伝えたいが、読書ほど進路選択に役立つものはない。   SPIの対策本や、エントリーシートの書き方の本。 悪くはないが、これらは枝葉にすぎない。   就活を終えても、一生役立つ。人生の幹になるような本こそ一番重要だ。 大学時代に読んだ1000冊以上の中から、僕の進路選択を救ってくれた3冊の本を紹介したい。     ① 「手紙屋」     「手紙屋」 著者:喜多川泰   <こんな人にオススメ> ・物語や小説が好き ・大学卒業まで、残り約1年ぐらい ・進路選択をする上での、初めの一冊目を探している   <概要> 主人公は大学4年生、就活中の男の子。就活が大切なことは分かっているものの、どうも動き出せない。そんな彼は、ひょんなことから「手紙屋」の存在を知る。 「10通の手紙のやり取りをして、あなたが人生で実現したいことをお手伝いします」 謎に包まれた「手紙屋」のチラシを見て、怪しさを感じつつ。勇気を出して1通の手紙を送ったことから、彼の就活は始まっていく。 10通の手紙を通して、「働くとは?人生とは?仕事とは?」ということを学んでいく主人公。主人公と一緒に働くことの意味を見つめなおせる。進路を考える時、一番初めに読みたい本だ。     <迷っていた僕を助けてくれた言葉> 大切なのはどの船に乗るかではなく、その船がどういう目的で航海しているか、です。 それぞれの船には出港する目的があります。 自らの利益のことだけを考えて出航する船もあれば、世の中の多くの人のためになろうとする船もある。法を犯す海賊船まがいの船だって事実存在します。