僕らは緩やかに死んでいく 言葉などもうないだろう

僕らは緩やかに死んでいく 言葉などもうないだろう

2021年7月10日で『DOCTORHEAD'SWORLDTOWER-ヘッド博士の世界塔-』が発売してから30年経つ、らしい。らしいと書いたのはTwitterのTLからその事実を知ったということもあるけれど、何処か距離を置きたいという思いがあるから。水を差すようで気が引けるけれど、この御祝ムードにシラケてしまうところがある。その気持ちを自己分析して因数分解するに、自分が聴いてきたアルバム(このBLOGの過去ログを漁れば明らかだろう……ってBLOG名が直球じゃん!)が30年という月日を経てしまったことに「老い」を感じる負い目があるのかもしれない。それ以上にシラけというか拒絶したいような思いに駆られるのは、時節柄、未来に全く期待が持てないことに気が付かされると思う。ノスタルジーという感情には現状、そして現在から続く...僕らは緩やかに死んでいく言葉などもうないだろう