★ キリスト教の洗礼について(その-1)

★ キリスト教の洗礼について(その-1)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~キリスト教の洗礼について(その-1)~~~~~~~~~~~~~~~~~~いま85歳の私が中学2年生で洗礼を受けたとき、担任のクノール神父さんは私に一本の灯のともったろうそくを手渡して、「ともれる灯(ともしび)を受けなさい。主イエス・キリストが来られるとき、喜んで主を迎えることが出来るように、いつも光の子として歩みなさい。」という意味の言葉を言われたことになっている。ことになっている、とはずいぶん無責任に聞こえるかもしれないが、10人ほどの同級生に流れ作業で繰り返される言葉の深い意味をその場でしっかり悟れるはずはなかった。洗礼そのものがただの儀式に過ぎなかった。受洗後は、日曜日のミサの時に赤いスカートをはき、白いケープを着て赤い幅広のカラーをつけたピエロのようなスタイルで...★キリスト教の洗礼について(その-1)