心配事は片隅にいつも…

心配事は片隅にいつも…

先日は旦那殿の診察日。もう何回目になるのだろう。この日は、車を降りて歩き始めた時から、様子が少し違っていた。少し歩いては立ち止まり、呼吸を整え、再び、歩き出す。それを何度か繰り返し、ようやく、病院の正面玄関にたどり着く。今迄、歩き方はゆっくりではあったが、立ち止まることは殆ど無かった。順番を待っている時、咳が出始める。最初は軽い感じであったが、徐々に酷くなり、苦し気に咳き込む。絶え間なく…落ち着くまで、どの位の時間だったのか…多分、数十秒か1分位だったのだろうが、その時は、とても長く感じられた。私はと言えば、ただ、見守るだけ。病院内という事もあり、心の何処かに、安心感みたいなものがあった様な気もする。家でこのような事が起こった時、果たして、あんなに落ち着いていられただろうか。退院後、初めての診察日の事。主治医の...心配事は片隅にいつも…