241205 近年の総合的学習、探求、研究、観点別評価云々は形を変えた「ゆとり教育」「教育の新自由主義化」である

241205 近年の総合的学習、探求、研究、観点別評価云々は形を変えた「ゆとり教育」「教育の新自由主義化」である

12月5日(木)今朝の朝日新聞「交論」で元文科副大臣鈴木寛の論説を読んだ。近年の総合的学習、探求、研究、観点別評価云々が形を変えた「ゆとり教育」「教育の新自由主義化」であるのがよく分かった。「好きな科目に絞り自発的な学び」という耳障りのよい言葉を通して、高校で学ぶ教科数を3~4科目に激減させて教育格差を自己責任に転嫁する流れを作り出そうとしている。鈴木寛は灘中・灘高・東京大学、いかにも視野の狭い酷薄な強者の論理だ。日本の教育はまたしてもすそ野を狭めて、劣化していこうとしている。対論者の教育社会学者の松岡亮二の「自己選択の名の下階層化拡大も」の論が、ひどく真っ当に思えた。241205近年の総合的学習、探求、研究、観点別評価云々は形を変えた「ゆとり教育」「教育の新自由主義化」である