Art Deco weekend in Napier

今回の旅行はネイピア。僕の住んでいるパーマストンノース市からバスを使って役3時間程にある海岸線に沿って建てられた街。ワイン産業が盛んなホークスベイ地方にある観光地の一つでもあります。観光専門サイトの説明によると、"ネイピアを観光地として有名にしているのが、カラフルなアールデコの街並み。1931年の大地震で街の大部分が壊滅的な打撃を受けましたが、当時流行していたアールデコ様式を街づくりに取り入れ、明るい街並みを再建。街中のアールデコ建築を回るツアーのほか、毎年2月のアールデコ・ウイークエンドでは、クラッシックカーのパレードやジャズコンサートで、街全体がにぎわいます。"(http://www.ar…

友人に笑われながら生きたい。

周りの学生は着々と就活の準備を進めているみたい。そんな中自分は図書館でイアホンを通してローカルのラジオを聴きながら洋書を読んでいる。目が疲れたら近くの公園まで牧場と丘だけが永遠と広がっている風景を観に行って一息つく。帰って来てまたコーヒーでも飲みながら本をゆっくりと読み進める。このペースを乱さずに生きていけたらなあ...なんて考えながら、就職に向けていろんな、為に成りそう言葉を飾った表紙を持った教本をせっせと読んでいる皆をぼんやりと眺めている。卒業後はどうするの？ってよく聞かれる。どうしよう？ニュージーランドの何処かで働いて、お金を貯めて、英語教師のディプロマを取って、後は行きたい国を転々とし…

親の葬儀と目の前の客

インターネットで色んな記事をガサガサと漁っていたら、「会社の上司に仕事の方が大切と促されて親の葬儀に出なかった。」という内容のものがあった。それを目にした瞬間は正直言って、は？って感じ。また、それに対するコメントの中には、"そら死んだ人間のための法事と生きた人間のための仕事どっちが大事かって言われたら間違いなく後者やからな死んだ人間は所詮死んだ人間やただのイベントのために仕事を蔑ろにして生きた人間に迷惑がかかるのは許されんで"信じられない。人の血がかよっているのか疑ってしまうほどだ。僕が間違ってるのかな？でも、仮に全人類に間違っていると指摘されようともこの考えは変えられない。変えられようがない…

ネルソンで和太鼓レッスン

金曜日からの三日間、南島のネルソンで活動する和太鼓チームで曲のワークショップを行ってきた。久々の和太鼓に久々のワークショップは太鼓の技術や英語の心配もあったけど、こういうのは自転車を乗るのと同じで久々にやっても結構覚えているものだ。実際にワークショップを行ったのは土曜日と日曜日の2日間で、二つ合わせて五時間のレッスン。曲自体がそこそこ長い上に、やはり違うスタイルの和太鼓を教えるので、もしかして終わらないんじゃないだろうか？なんて心配していたが、参加してくれた皆の技術力の高さでなんとかカヴァーできた。ニュージーランドまで来て、現地の人達と日本文化を共有して楽しめるというのは実に素晴らしい事だと思…

人生に迷ったら落ち着いて本でも読む。

ここ何ヶ月間ずっと自分の人生の分岐点に立っている気がする。毎日毎時ずっと落ち着きがないし、心の中にモヤがあってそいつを追い出すことができない。こんなにも変化に富んだ、物事の写り目がギュッと凝縮されたような濃い時間を過ごした事がないせいだろう。こんな事を言っておきながら詳しく何が起こったかを書くのは無理なんだけど。ちょっと人にはなかなか言えない事って一つや二つあるものだよね。そんな中唯一自分を救ってくれているのは読書しかない。本を読んでる時間だけ、周りの出来事が止まったかのように、それがしかも全て嘘だったかのように忘れられる。今読んでいるのはレイモンドチャンドラーのthe long good b…

再びウェリントン

またウェリントンにやってきた。これでもかってぐらいウェリントンが好きなのでついつい来てしまう。パーマストンノースのバス停でウェリントン行きのバスを待ってると、ボーリング玉でも呑み込んだのかってぐらいでっぷりと太ったカモが近よってきた。歩く姿がまさにノシノシって感じで、重い身体を一生懸命持ち上げて歩いている姿が凄く可愛らしい。ウェリントンに着くとすぐにニュージーランド日本大使館に移動して、無犯罪証明書の発行依頼を済ませた。大使館って響きだけで大きくて重々しい雰囲気の建物を想像するのはぼくだけなのかな。実際はビルの中にある凄く小さなオフィススペースでしかないのが自分の中ではかなりギャップを感じてい…

英語で小説を書く

また月曜日がやって来た。 週の初めほど疲れを感じる日はないかもしれない。最近は一週間なんて一瞬のように感じるし、一日はめまぐるしいほどの速度で行ったり来たりしてるけど、やっぱり月曜日を避けては通れない訳で。。。まあ、日に日に時間は短く感じられるようになってきたし、2015年なんて本当にわずかな時間の束でしかないのかも。そう考えるとやっぱり"今"に不安や焦りが出てくる。多分この一年はもうすぐ終わりを迎えるんだろう。そして僕もすぐ卒業しちゃうんだろう。じゃあ今何をすべきなのだろうか。わずかに残された一瞬の中で何ができるのだろう。少なくとも、悩んで時間を潰す事ではないと思うけど、いつ何時も不安は簡単…