経年変化
最近、劣化という言葉を目にすることが多い。昔に比べて・・、全盛期に比べて・・など。 おそらくは彼(彼女)が昔見ていた憧れとしてのその人があって、それと比べているのだろう。しかし、あまりな表現ではないかと思う。 年を経ると、若い頃なら許されていたことが許されなくなってくる。思い通りにいかないことも多いだろう。 そうやって経験値を積んでいくとともに、見た目の若さは自然と失せていく。当たり前の話だ。 一方、その中で心はきっと成長しているのではないだろうか。 前と変わらずにずっと仕事をして、作品を発表し続けている人ならなおさら確実だ。経年変化するのは身体だけではない。心もなのだ。 と言いながら自分のことを顧みると、懲りずに前からの夢を追いかけている。 これって、先ほどの話と矛盾するようだが、単に成長していないということだったりして。。
2017/07/09 20:51