ZK『あの頃』って
電車の窓越しの景色に今日も あゝ《あの頃》は… と思う いったいいくつの《あの頃》が窓の外を流れていったのだったか (鈍色の雲は低く針葉樹の頂きに触れ、冬枯れの田圃には藁草の残骸が捨てられている) あゝ《あの頃》は… とひとは思う 《あの頃》に何があったか、何があったというのか 《あの頃》の私は やはり窓の外を眺めながら ただ あの頃は… とひとりごちていたのではなかったか (2020.3.4)
2020/05/13 09:07
1件〜100件
「ブログリーダー」を活用して、SOHSAさんをフォローしませんか?