のんべえで、エッチなおばちゃんです。理系女子だったので化学やアマチュア無線のことも書いてます。
アラフィフの元理系女子です。世の中あきらめてます。 エッチなのは仕方ない。お酒も強いです。妄想癖があるので、ブログにはどこまで本当かわかんないことをいっぱい書いてます。
2022年2月
『性と進化の秘密』(団まりな、角川ソフィア文庫)を読んで、いろいろ考えさせられた。昨日からずっとそのことを考えていたといってもいいくらいだ。朝起きた時に、何か夢を見ていたようなのだが、性別が「上位概念」として、その「下位概念」は何かを夢の中の私は追及して
団まりなはもう故人であるが、発生生物学の泰斗だった女性博士だ。音楽家の団伊玖磨(だんいくま)の従妹にあたるそうだ。ともに祖父が団琢磨(だんたくま)で、三井三池炭鉱の経営に当たっていたが、血盟団事件で右翼活動家に射殺されたと本書のあとがきにまりなが書いてい
大江健三郎が若い頃、結婚して第一子をもうけたころに書いた申告の小説だそうだ。大江氏の長男が脳に障害をもって生まれてきたことは広く知られている。物語は「鳥(バード)」と周囲から呼ばれている大江氏とおぼしき人物を主人公として、三人称で語られ、バードの内心を読
雲が山を転がるように降りてくる。カール・ヴィルヘルム・シェーレと山師イェルム、助手のローザの一行は、ファールン銅山の入り口で、近衛部隊の制服の衛兵にウプサラ大学の紹介状を見せて、鉱山内に入れてもらうことができた。ファールン銅山の歴史は古く、坑道が無数に開
その日はたいそう西風の強い朝だった。ローザは寝床から出ると、かたかたと風に鳴っている窓辺に近づいた。窓の外には見なれたストックホルムの街並みが眺められた。「そうだ、先生との約束があったのだわ」彼女が「先生」と呼んで尊敬している薬師(くすし)のシェーレが、
一年の計に目標を定めた人は多いだろうと思います。目標は達成するために立てるのですが、どうもその目標に向かうことが無理そうに感じられることもあります。はやばやと諦めるのも、体面が悪い。自分にもウソをついているようで、お尻の座りも悪い。ちょっと視点を変えてみ
先週から夫が尿路感染症で入院しています。このコロナの時期に救急で入りました。発熱していたんですね。放っておくと命にかかわるそうです。抗生物質投与で様子を見るということで退院のめどがまだ立ちません。夫が片麻痺になって、はや十一年が過ぎ、介護生活に、私も疲れ
川端康成が見出した、奇才の作家北條民雄は昭和十二年の師走に二十三歳の生涯を閉じた。民雄は十代後半で「癩病(ハンセン病)」を発症し、二十歳(はたち)で「全生病院(癩患者収容施設)」に入院し、その短い三年間を執筆にいそしみ、最期は腸結核で衰弱死するのだった。
この岩波新書をまた読んだ。ギュスターヴ・エッフェルの生涯と、フランス人の「鉄の娘」への憧れと自信が、日本における「象徴天皇」に匹敵するものになったことに興味を抱かせるのである。前はざっと塔の歴史と、背景を味わったが、もうすこしセクションを定めて読み直して
2022年2月
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