山に登っているときに、悲しい知らせが届いた。 中学校時代からの友人が重い病気にかかったとのことだった。重い、本当に重い病気。 命に関わるレベル。 聞いた瞬間に頭が真っ白になったが適切な言葉が見当たらない。 頑張れとも言えないし、なんと声をかけたら良いのか。 自分もいつなんどきそのようなことになるのかわからないものなのだな、と思った。 同僚にその話をしたら、同僚の恩師は、皆さん65歳前後でなくなったとのこと。教員は、退職したらすぐ亡くなる方がけっこういるという話を聞いたことがあるが、となると、自分もあと10年も命はないのかも知れない。 とりあえずその友人に対してどのようにすれば良いのか、真剣に考えようと思った。