愛してる、そばにいて0996
「…こんな真夜中にケーキかよ」 「だから、半分こね」 にっこり笑って言われるが、どこら辺が『だから』なのかわからずにため息をつきつつも、言われるままに半分に分けられたケーキをつつき回す。 どちらにせよ、遅い時間の帰宅になるのだし、こうした状況になることはわかっているのだから、最初から買ってこなければいいのだが、それでも喜ぶつくしの顔が見たい気持ちに負けてしまう。 …まあ、しょうがねぇか。 それでも...
2018/06/30 06:00
2018年6月 (1件〜100件)
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