2024年の日本映画「WILL」を観に行った。俳優の東出昌大は都会を離れ、猟銃を手に山へと向かう生活を始める。ガスや水道もない場所で、自らの手で仕留めた鹿や猪を食べ、地元の人々と交流しながら日々を過ごす。そのような生活の中で彼が何を考え、感じ、山や生命と向き合っているのかを映し出す。俳優・東出昌大の雪山での狩猟生活を、エリザベス宮地監督がおよそ1年にわたり追ったドキュメンタリー。東出昌大のドキュメンタリー映画なんてファンの女性しか観に来ないだろうと思ったが、若い男性、中年の男性、初老の男性と、男性も割と観に来ていた。あの人たちはファンなのだろうか。東出昌大は北関東の山でもう2年くらい狩猟生活をしているようだ。撮影には監督の他にプロデューサーや登山家の服部文祥などが同行する。写真家の石川竜一の写真も所々に映...WILL