1962年のフランス映画「女と男のいる舗道」。パリのあるカフェ。ナナ(アンナ・カリーナ)は別れた夫・ポール(アンドレ・S・ラバルト)と近況の報告をし合い、別れる。ナナは女優を夢見て夫と別れ、パリに出てきたが、夢も希望もないままレコード屋の店員を続けている。ある日、ナナは舗道で男(ジル・ケアン)に誘われるままに抱かれ、その代償を得た。ナナは昔からの友人のイヴェット(ギレーヌ・シュランベルジェ)と会う。イヴェットは売春の仲介をして生活している。ナナはいつしか娼婦となり、ラウール(サディ・ルボット)というヒモがついていた。やがてナナは見知らぬ男と関係を持つことに無感覚になっていく。ジャン=リュック・ゴダール監督が公私にわたるパートナー、アンナ・カリーナを主演に撮った作品。女優を夢見て夫と別れたナナは、チャンスも...女と男のいる舗道