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プロフィール
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将棋ファン高田直江さんのプロフィール

住所
上越市
出身
上越市

竜王名人王将王位棋聖王座棋王NHK杯順位戦ほか

ブログタイトル
将棋プロ棋士ハイライト局面ブログ
ブログURL
http://shogifan.hatenablog.jp/
ブログ紹介文
名手絶妙手鬼手奇手好手|プロ棋戦の名局好局熱戦棋譜を局面図で振り返るスマホで見やすいブログ
更新頻度(1年)

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ブログ村参加:2013/09/22

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将棋ファン高田直江さん
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将棋ファン高田直江さんの新着記事

1件〜30件

  • 将棋局面|大山康晴 vs 中原誠 1967-11-21 棋聖戦|その1 中原、大山との初対局

    1967-11-21 第11期棋聖戦本戦準決勝*「大山康晴名人」vs「中原 誠五段」 数ある大山ー中原戦の初顔合わせの一局。「中原誠五段」という肩書が古めかしい。 6三飛成が見えているが後手にうまい手があった。 △2四香▲8一飛△8九馬▲5七銀△5一金右 中原、大山との初対局 直接6三を受けるのではなく△2四香が攻防の好手。先手は6三飛成としたいが、後手は8一角!という用意の大好手があって「ギャッ」となるのだ。 仕方なく▲8一飛と金取りに打ったが△8九馬と利かすのがいい手。▲5七銀に△5一金と手を戻す。 2図でも6三飛成としたいが、4五角の好手があってこれまた「ギャッ」となる。 2図で仕方なく…

  • 将棋局面|大山康晴 vs 中原誠 1967-11-21 棋聖戦|その2 中原、大山との初対局で快勝

    1967-11-21 第11期棋聖戦本戦準決勝*「大山康晴名人」vs「中原 誠五段」 その1のつづき。 後手に思わぬ寄せの好手があった。 △6七金▲同銀△同馬 中原、大山との初対局で快勝 1図で△6七金とベタッと打ったのが俗手の好手。金のない相手に金を渡すからうっかりする手である。これを見て大山名人は長考した。受からぬことがわかり、愕然とされたであろう。 2図は先手受かりそうで受からない。4八金打ちが形だが4五馬が痛すぎる。 ▲6八金と打ったが、△同角成▲同銀△2七香成▲同玉△5八角成▲同金△3九飛で寄り形。以下数手で後手勝ちとなった。 こうして大山ー中原の初対局は中原快勝となった。この勢いで…

  • 将棋局面|石田和雄 vs 中原誠 1976-11-08 新人王戦記念対局|矢倉定跡形の終盤ででた中原の妙手

    1976(昭和51)-11-08 第07回新人王戦記念対局*「石田和雄新人王」vs「中原 誠名人」 相矢倉の終盤。先手は堅陣で後手はバラバラ。 だが後手に妙手があった。 △8六香 矢倉定跡形の終盤ででた中原の妙手 △8六香が妙手だった。桂馬を打つのが常用手筋だが香車は見えにくい。 2図は詰めろではないが、4三歩成なら1一玉が詰めろ。以下3三となら、8七香成、同玉、8六銀、8八玉、9七角!、同香、8七銀成!、同玉、8六香以下詰む。絶妙の詰み手順である。 実戦は▲同歩△同歩▲同銀△8七歩▲7七玉△1一玉▲1三歩成△8八角▲8七玉△9九角成で先手玉は受け無し。以下先手は王手を続けたが詰まず、後手中原…

  • 将棋局面|羽生善治 vs 郷田真隆 1994-09-19 王位戦第7局|羽生が王位防衛

    1994/09/19第35期王位戦七番勝負第7局*「羽生善治王位」vs「郷田真隆五段」 先手はここから地味に攻めた。 ▲5五歩△4四金▲4六歩 羽生が王位防衛 ▲5五歩と打つ。6四金だと4四歩が利いてダメそうだ。 で、△4四金と寄ったが▲4六歩が手筋の好手。同歩なら4五歩だし、後手は馬筋を遮断されているのが痛い。地味な攻めだがきびしく、このあと先手羽生勝ちとなった。 1992年郷田さんが谷川さんから王位を奪取し、翌年羽生が奪い、このシリーズはその翌年のリーターンマッチだった。 この王位戦シリーズは郷田さんが短手数で快勝した将棋もあったが、フルセットの大激戦の末、羽生さんが王位を防衛した。翌年も…

  • 将棋局面|渡辺明―永瀬拓矢2015年9月14日竜王戦挑戦者決定第3局 |渡辺の妙手順

    2015年9月14日 第28期竜王戦挑戦者決定三番勝負 第3局渡辺明棋王 対 永瀬拓矢六段 後手△2六角と飛車桂両取りに打った局面。 先手には用意の手があった。 ▲7一角△7二飛▲5四飛 渡辺の妙手順 ▲7一角と死に角を打って▲5四飛が妙手順。同歩だと2六角成で以下2八飛なら3六馬で受かる。 実戦は2図で△7一飛だったが▲6四飛△7三角▲6三飛成△3七角成▲6二銀で先手優勢のわかれとなった。 このあと先手が二枚馬の将棋となり、手厚く攻めて先手渡辺勝ちとなった。

  • 将棋局面|羽生善治 vs 郷田真隆 1994-08-29 王位戦第5局|郷田、必殺の寄せ

    1994/08/29第35期王位戦七番勝負第5局*「羽生善治王位」vs「郷田真隆五段」 ひねり飛車からの乱戦の終盤。 まだまだと思っていたら先手玉に寄りがあった。 △2七桂 郷田、必殺の寄せ △2七桂が必殺の寄せだった。同銀なら5八金で寄り筋らしい。 羽生さんは長考したが▲2八玉と首を差し出し、△4九竜▲同銀△3九銀まで後手郷田勝ちとなった。以下は詰み。 56手という短手数であった。

  • 将棋局面|郷田真隆 vs 羽生善治 1994-08-18 王位戦第4局|郷田の好手

    1994/08/18第35期王位戦七番勝負第4局*「郷田真隆五段」vs「羽生善治王位」 後手△3三金直! 「ひええ」という手が指された局面。 2四歩から銀冠が狙いだったが、先手は・・・。 郷田の好手 ついつい3六歩から3七桂としそうなところ。それだと後手は2四歩から2三銀と銀冠に組む構想だった。 そうはさせじと郷田さんの▲3六銀が好手だった。形にとらわれず柔軟。これで後手羽生さん困った。2四歩だと2五歩と合されてまずく、構想が崩れてしまった。 後手はこのあと仕方なく△3二玉と構えたが、▲1七桂の端桂から攻めて短手数63手で先手郷田快勝となった。

  • 将棋局面|羽生善治―永瀬拓矢2015年8月3日竜王戦決勝トーナメント|永瀬の柔軟な手

    2015年8月3日 第28期竜王戦決勝トーナメント羽生善治名人 対 永瀬拓矢六段 先手の次の一手に感心させられた。 ▲8八銀 永瀬の柔軟な手 ▲8八玉と寄るのが形だが8五桂を与えて面白くないと見たか。 ▲8八銀が柔軟な手だった。これで後手は容易に8五桂と跳ねれない。 逆に先手はこのあと▲7七桂~6五桂と跳ねていった。形にとらわれず柔軟な発想ができ、力強く駒をさばく。まるで升田九段のようだ。 難しい戦いだったようだが終始永瀬ペースに見えた。先手永瀬勝ち。 永瀬はこのとき羽生相手に驚異の3連勝。挑戦者になってもおかしくないと思わせた。

  • 将棋局面|羽生善治 vs 郷田真隆 1994-08-01 王位戦第3局|郷田の一手で

    1994/08/01第35期王位戦七番勝負第3局「羽生善治王位」vs「郷田真隆五段」 後手の飛車が取られそう。 だが後手の次の一手で・・・。 △7七角 まで後手の勝ち。 郷田の一手で終局 △7七角が必殺の一手。 先手が指すなら同銀だが、6九金、同銀、4八飛成で詰み。 すなわち必至で羽生投了、後手郷田勝ちとなった。二人若き日の懐かしい将棋。

  • 将棋局面|升田幸三 vs 二上達也 1961-07-05 九段戦|升田の曲芸的妙手順

    第12期九段戦本戦2回戦三番勝負第1局*「升田幸三九段」vs「二上達也八段」 向飛車から飛車交換になり△8三飛と打った局面。 桂取りの対処が意外だった。 ▲8四歩△同飛 ▲7三桂不成 升田の曲芸的妙手順 ▲8四歩とたたいて▲7三桂不成が曲芸を見るような妙手順。 2図で同桂なら9五角、8三飛、8四歩、8一飛、8三飛と攻めるのか。 実戦は2図以下△7二金 ▲6一桂成△9四歩▲5六銀 △9三桂▲5二歩△同金 ▲9六歩と一転して地味な手順が続いた。 成らずの桂馬は敵陣深く成桂となった。のちに取られるが犠牲となることで後手陣攻略に役立った。先手升田の快勝。

  • 将棋局面|稲葉陽―大石直嗣2012年7月4日竜王戦決勝トーナメント|稲葉の鬼手でパニック

    2012年7月4日 第25期竜王戦決勝トーナメント稲葉陽六段 対 大石直嗣四段 4四の金が5三金とすりこんで7一玉と落ちた局面。 先手玉は詰めろで絶体絶命に見えたが・・・ ▲6二金 稲葉の鬼手でパニック ▲6二金! 鬼手があった。同玉は4四角。 2図以下△同金▲5一飛△7二玉▲5五飛成と5五の金を取れて先手の詰めろがほどけた。 この一局はずっと大石ペースで勝ち将棋だった。大石さんは1図の△7一玉で勝ったと思ったろうが、「▲6二金でパニックになりました(笑)」(大石) それでもまだ後手優勢だったようだが鬼手が精神を狂わせたようだ。このあと大石が勝ちを逃して稲葉の大逆転勝ち。 稲葉さんは将棋内容は…

  • 将棋局面|桐山清澄 vs 米長邦雄 1986-07-01 棋聖戦第2局|その1 桐山、タイトル戦で珍しい・・・

    第48期棋聖戦五番勝負第2局*「桐山清澄九段」vs「米長邦雄十段」 何気ない角換りの序盤、この当時はあまり見ない手が。 ▲4五角 桐山、タイトル戦で珍しい筋違い角 ▲4五角と打つ「筋違い角」は、その昔の▲升田△木村の名人戦で現れたが、この当時の公式戦ではあまり指す棋士がいないようであった。 筋違い角は序盤早々歩をパクっと得できるが、打った角の活用が難しい。そのためかプロだけでなくアマチュアにも人気がないようだ。 そんな下火の筋違い角をタイトルに挑戦する桐山先生が指したものだから驚いた。 以下△5二金▲3四角△3三銀▲5六角△5四歩と進行。△5二金から△5四歩が後手の有力な指し方。 つづきあり、…

  • 将棋局面|桐山清澄 vs 米長邦雄 1986-07-01 棋聖戦第2局|その2 桐山の個性がよくでた好局

    第48期棋聖戦五番勝負第2局*「桐山清澄九段」vs「米長邦雄十段」 その1の続き。 △7七歩の金取りに先手は対処しなければいけないが・・・。 ▲8八金 桐山の個性がよくでた好局 △7七歩に同桂だと5七桂成、同金、7六歩がいやに映る。 とはいえ▲8八金はすごい辛抱。カベ金のうえ玉頭に歩が残る。すごい「利かされ」で嫌われる形である。しかしこうされると後手もすぐに攻める手はないようだ。 2図以下△4四歩▲3六角△5三金と進むが、そこで▲7四歩が好手(同飛は5四角、同金、6三銀)でうまく反撃し、と金を作って先手優勢となった。 筋違い角をうまく活用して先手桐山勝ち。 桐山先生は好形からきれいに攻めるとい…

  • 将棋局面| 斎藤慎太郎―千田翔太2015年6月26日竜王戦決勝トーナメント|斎藤慎、勝ちを決めた受けの名手

    2015年6月26日 第28期竜王戦決勝トーナメント斎藤慎太郎六段 対 千田翔太五段 角換り腰掛銀の終盤戦。 後手玉の詰めろをなんとかしなければならない。 △5五角 斎藤慎、勝ちを決めた受けの名手 △5五角と桂馬の背後に打ったのが気づかない受け。桂馬が動くと3三に利くという見えない手だった。 これは詰めろを受けただけでなく「4四の桂馬を取りますよ」という手で、これで先手まいっている。勝ちを決めた受けの名手、名角だった。 2図以下▲4八飛とまわったが△9九桂成▲同玉△8七歩▲4二銀・・・以下形を作って先手投了、後手斎藤勝ちとなった。

  • 将棋局面|深浦康市 vs 羽生善治 2011-06-25 棋聖戦第2局|羽生の指しまわし

    2011-06-25 第82期棋聖戦五番勝負第2局千日手指し直し局 * 「深浦康市九段 」vs「羽生善治棋聖 」 △4五歩▲同歩△同桂と意表の開戦に▲4八飛と桂取りにまわった局面。 後手に意外な手段があった。 △5七桂成▲同金△3九角▲4七飛△4六歩 羽生の指しまわし 4一飛かなと思ったら△5七桂成。△3九角から△4六歩の手筋。 2図以下▲同金に△2八角成とじっと成っておく。羽生さんの指しまわしにうなる。ただし後手優勢というわけではなく形勢は不明。 本局はこのあと超難解な戦いが延々と続き、206手の大激戦の末後手羽生さんが勝った。

  • 将棋局面|深浦康市 vs 羽生善治 2011-06-11 棋聖戦第1局|羽生の勝利をもたらした一手

    2011-06-11第82期棋聖戦五番勝負第1局* 「深浦康市九段 」vs「羽生善治棋聖 」 後手の次の一手が勝利をもたらした。 △5七歩 羽生の勝利をもたらした一手 △5七歩のタラシが手筋の好手。同金ならそこで5九飛がきつい。よく見ると先手に5九歩と打つ歩が無い。6八銀打ちなら4九飛だろう。 実戦は2図以下▲6八金打△5九飛▲7八玉△5八歩成でと金ができた。このあと後手羽生さんが勝ち。 ところが△5七歩で先手がしびれているのかと思ったらそうではなかった。5五馬、5八歩成、7八玉なら難解だったという。 △5七歩は先手深浦さんを悩ませたようで▲6八金打ちの敗着を導いた。結果的に勝利をもたらした勝…

  • 将棋局面|桐山清澄 vs 中原誠 1981-05-19 名人戦第4局|桐山の鬼手

    1981/05/19第39期名人戦七番勝負第4局*「桐山清澄八段」vs「中原 誠名人」 先手は7一に竜がいるが桂損で攻めが細いように見えた。 どう攻め続けるのかと思ったが・・・。 ▲4四角 桐山の鬼手 名人戦初勝利 ▲4四角! ええっ?何かの間違い?と目を疑った。 2図以下、同玉、8二竜、同銀、4五飛、5四王、4一飛成と進んで納得。8二に飛車の質駒があった。そのあと小駒でうまく寄せて先手勝ちとなった。▲4四角は攻めをつなぐ起死回生の鬼手だった。 桐山八段は名人戦初勝利。しかし次局で敗れ1-4で名人挑戦は終わった。桐山八段はひねり飛車一局のほかは全て振飛車だったが、内容は完敗のシリーズだった。 …

  • 将棋局面|中原誠ー桐山清澄1981/05/06名人戦第3局|中原名人の柔らかい受け

    1981/05/06第39期名人戦第3局先手:中原 誠名人 後手:桐山清澄八段 △9五歩と厳しい手がやってきた局面。 先手中原名人の受けが見もの。 ▲7九金△9六歩▲9八歩△2九飛成▲4三角△2八竜▲6八金打 中原名人の柔らかい受け 9五歩に同歩だと9八歩、同香、9九角、9七玉、8九飛成でたちまち寄りだ。先手金得だが油断ならない。 ▲7九金と引いたのが柔らかい受けの好手だった。これで7八に玉の退路ができて、後手の攻めは頓挫してしまった。 ▲6八金打と得した金をがっちり打つ。7八でなく6八が玉の広さを保つ好手。うまい受けで先手優勢。このあと先手中原名人快勝となった。

  • 将棋局面|升田幸三vs大山康晴1966/04/21名人戦第2局|升田の名手 有名な局面

    1966(昭和41年)/04/21第25期名人戦七番勝負第2局*「升田幸三九段」vs「大山康晴名人」 角換りで後手右玉の将棋。 先手升田、一時間ほどの長考の末に指したという。 ▲1八角 升田の名手”遠見の角” 有名な局面 ▲1八角と打つ天野宗歩ばりの「遠見の角」が指された。名人戦という大舞台であり、2図は升田の遠見の角で知られる有名な局面である。 以下△6一玉 ▲3八飛 △5二玉 ▲5六歩 △同 歩 ▲同 銀△3四歩 ▲3七桂で3図。 △6一玉の引っ越しは7五歩、同歩、7四歩があるためやむを得ない。それがなくとも後手は角の直射がなんとも嫌味である。 3図▲3七桂となり先手は桂馬が活用できた。▲…

  • 将棋局面|山崎隆之vs PONANZA2016/04/09電王戦第1局| コンピュータの素晴らしい妙手順

    2016/04/09第1期電王戦 二番勝負 第1局 山崎隆之叡王 vs PONANZA 先手の次の手は必然と思ったら、とんでもない3手ひと組の妙手順があった。 ▲8二歩成△同銀▲6五桂 コンピュータの3手ひと組の素晴らしい妙手順 先手はとりあえず2八歩が必然手と思っていた。あやまっておいて8二銀と打っていけばいいではないかと。 ところがポナンザが▲8二歩成と大事そうな拠点の歩を成り捨てたので驚いた。「ひえっ???一体何すんの???」と。 △同銀に▲6五桂!が妙手順だった。飛車の利きで同飛と取れてしまうではないか。だがそれには2二歩で後手が思わしくない。後手は5三桂の傷があるのが痛い。 2図で5…

  • 将棋局面|中原誠ー桐山清澄1981/04/09名人戦第1局|中原、持ち駒を生かした光る寄せ

    1981/04/09第39期名人戦第1局先手:中原 誠名人 後手:桐山清澄八段 先手の持ち駒を生かした寄せが見もの。 ▲4三と△同金▲6六桂△9二玉▲7四桂△5一歩▲1六角 中原、持ち駒を生かした光る寄せ ▲4三とと捨てたのが面白かった。それで▲6六桂と手筋の桂馬。 △9二玉から△5一歩は術を尽くした頑張りだが、▲1六角の両取りで最初のと金捨ての意味が分かった。 2図以下、6八馬、 同金、9九飛成、4三角成、7九銀、8二金まで先手勝ち。 持ち駒を生かし、うまく盤上に打ってゆく中原名人の寄せが光った。

  • 将棋局面|村山慈明-千田翔太2016年03月20日NHK杯決勝|村山慈明がNHK杯優勝

    2016年03月20日第65回NHK杯決勝 村山慈明七段 千田翔太五段 先手番だが手が広くどうしていいかわからない局面。 「勝負の呼吸」を感じる進行だった。 ▲4五歩△3八角成▲同飛△同と▲4四歩△同歩▲8八玉 村山慈明がNHK杯優勝 ▲4五歩とじっと歩を伸ばしたのが気づかない手。玉頭は後手の弱点とはいえ見えずらい。次にすぐどうという手が見えないし・・・。 この「無言の圧力」のような手に千田(ちだ)五段は困ったようで考え込んだ。 飛車角交換になったが、先手▲4四歩の突き捨てからじっと▲8八玉と上がる。 プロ同士だと単純な攻めでは不備を突くきつい反撃がくる。じっと力をためる勝負の呼吸が大事で、わ…

  • 将棋局面|羽生善治-郷田真隆2016/03/18王将戦第6局|郷田が45歳にして人生初の「防衛」

    2016/03/18第65期王将戦七番勝負 第6局 先手:羽生善治名人 後手:郷田真隆王将 8一の飛車がじっと△6一飛(好手)とまわって▲2四歩と突いた局面。後手にとって悩ましい局面だった。 △2四同歩▲2三歩△同玉▲3五歩△6五歩 郷田が45歳にして人生初の「防衛」 2四同銀と取りそうな局面だが△同歩と取った。▲2三歩のたたきから▲3五歩と突くのが嫌な攻め。後手も△6五歩と急所攻撃。 角が3一まで利いて1五桂が残るから後手玉は危なっかしい。なんとも大胆で力強い指しまわしに見えた。先手に攻めさせてうまく反撃し、後手郷田勝ちとなった。 郷田さんは4-2で王将初防衛を果たした。また、人生初の「防衛…

  • 将棋|佐藤康光 vs 森内俊之 2007-03-18 NHK杯決勝|佐藤がNHK杯初優勝

    放映日:2007/03/18第56回NHK杯戦決勝「佐藤康光棋聖」vs「森内俊之名人」 佐藤の▲ダイレクト向飛車で力戦だった。 1図「端玉に端歩を突け」の△1四歩がきびしそうに見えた。 後手良しに見えたが・・・。 ▲5九飛△1五歩▲5五飛△ 同金▲2五桂 佐藤がNHK杯初優勝 棋聖vs名人の横綱対決だった。 ▲5九飛まわりが好手だった。飛車斬りから▲2五桂。 2図になると急に攻守入れ替わって先手が良く見える。1図では後手良しに見えたので「あれれ?」である。キツネにつままれた感じ。 もともと先手良しだったのかなあ? 詳しい方は教えてください。このブログのほとんどの記事は、解説書を見ずに書いている…

  • 将棋局面|田中寅彦 vs 高田丈資 1977-03-11 十段戦|若き日の田中寅彦、居飛車穴熊で妙手から快勝

    1977-03-11 第16期十段戦予選*「田中寅彦四段」vs「高田丈資六段」 居飛車穴熊vs石田流で後手が銀バサミをねらった。 先手ここでどう攻めるかと思ったら・・・ ▲7三銀成△同銀▲4二角成 △同金 ▲6二飛成 △同銀 ▲6一角 若き日の田中寅彦、居飛車穴熊で妙手から快勝 ▲7三銀成と焦点に成り捨てたのが妙手。 同桂は4二角成、同金、6二飛成。同玉は4二角成、同金、6四角でダメ。 同金が難しいが4二角成、同金、6二飛成で、後手が金取りを受ければ7一角と打つのだろう。先手銀損で簡単でなさそうだが後手はこれを嫌ったようだ。 実戦は△同銀と指したが飛車斬りから ▲6一角で”詰めろ飛車取り”が決…

  • 将棋局面|佐藤天彦-渡辺明2016年3月6日棋王戦第3局|渡辺の素晴らしい大局観

    2016年3月6日 第41期棋王戦五番勝負 第3局佐藤天彦八段 対 渡辺明棋王 ▲2一飛成と桂馬を取ったところ。 後手は飛車が取れるが・・・。 △8三銀打 渡辺の素晴らしい大局観 飛車損でも後手良し 2図から数手後、田中寅彦九段が「△8三銀打で(先手が)悪いってことがあるんですかね。あるわけないですよね、絶対何か寄せがあったはずなんですよ」とぼやいていたという。 そのぼやきはよくわかる。後手は桂馬を取られて飛車損のうえに戦力ダウンの銀打ちである。 しかしよく見ると、後手はと金が2枚で飛車取りが残る。穴熊同士でも後手の穴熊の方が全然厚い。渡辺さんのことだから、8四桂の防ぎで(2八とは8四桂で先手…

  • 将棋局面|久保利明ー佐藤康光2010-03-07棋王戦第3局|佐藤の強い受けの好手

    2010-03-07第35期棋王戦五番勝負第3局久保利明棋王 対 佐藤康光九段 ▲4一飛と打ち込んで後手玉が寄るか寄らぬかのきわどい終盤。 後手に受けの好手が出た。 △5一銀 佐藤の強い受けの好手 △5一銀が強い受けの好手。同銀成なら6三馬、5二銀、同馬、同成銀、同金、7一飛成、7三角。7二歩成なら5二銀。いずれも先手困る。 2図で同じようでも5一香だと先手の攻めは切れない。久保棋王「△5一銀以外の受けなら攻めが続くと思ったのですが…この銀打ちが決め手でしたね」 実戦は2図以下▲6一銀成△4一玉▲5一成銀△3二玉で飛車を取って安全になり後手優勢。 このあと先手陣をこじ開けて後手佐藤さんの勝ちと…

  • 将棋局面|久保利明ー渡辺明2011年3月6日 棋王戦第3局|久保の鮮やかな最終手

    2011年3月6日 第36期棋王戦 五番勝負 第3局久保利明棋王 対 渡辺明竜王 先手の次の一手で終局となった。 ▲1一金まで先手の勝ち 久保の鮮やかな最終手 ▲1一金が鮮やかな決め手で終局となった。 最終手以下、同玉、3一とで必至。 次の一手問題だと簡単だろう。しかし、私なら実戦だと見えなくて他の手を指してしまいそう。

  • 将棋局面|久保利明vs郷田真隆2012-02-25棋王戦2局|その1 久保が早石田で大実験

    2012年2月25日第37期棋王戦五番勝負第2局 久保利明棋王 対 郷田真隆九段 久保の▲早石田から▲5五角と打つ激しい進行に。 ▲7四飛に73の銀を△6四銀とでたところ。 ▲8四飛 久保が早石田で大実験 無理筋だった ▲8四飛! ひええ、早々にすごい手がでた。以下、△同飛▲2二角成と進行。 久保さんとすればこれで先手良しと研究していたというより、一局やってみたかったのではないか。大胆な大実験であった。 以下△4四角▲同馬△同歩▲2二角と進んだが、そのあと郷田さんの対応がうまかった。 結果は後手快勝。結果飛車捨ては無理筋だったが、その試みは面白かった。 つづきあり別記事で。

  • 将棋局面|久保利明vs郷田真隆2012-02-25棋王戦2局|その2 郷田の好着想

    2012年2月25日第37期棋王戦五番勝負第2局久保利明棋王 対 郷田真隆九段 早石田の大変化で、▲2二角と打ち込んだ局面。 ここから後手の対応が見事だった。 △8六歩▲同歩△1二飛▲4四角成△4六歩 郷田の好着想 飛車の大転換 3三角、同角成、同桂、2二角、4二金なら普通だった。これだと先手も香車を取って馬を作るのでやれるのだろう。 ところが△8六歩の突き捨てから△1二飛!が強防。そして2図の△4六歩が好手。 以下▲同歩△8六飛▲7七馬△4六飛▲4七歩△4二飛引(3図)と進行した。 王手馬取りを含みに、飛車を大転換したのが郷田さんの素晴らしい好着想だった。この進行は先手は馬を作ったものの、香…

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