今、何があったわけじゃない昨日、何があったわけじゃないでも、過去のいろんなことがいま、わたしのこころを揺さぶるほんの小さなトゲがほんの小さな傷を作ったただ、それだけその傷に触れた瞬間わけもわからないくらい涙が溢れたこの傷が痛いんじゃないもっと奥の昔の傷が痛みだした自分でさえ覚えていないそんな傷たち泣けば泣くほど溢れかえってくるけど泣けば泣くほど傷は消えていくそうして泣いたあと気づくのはその自分の背中の軽さなんにもできないと嘆いたときに感じた背中の重さはもうない『よく耐えたね、もう翔んでもいいんだよ』そんな風に誰かに許可されたようなそんな軽さをもった自分を見たああ、もう大丈夫このままで、いまのままでこのままの自分でわたしは、どこにだって行けるキズ、ナミダ
その言葉を聞いたとき気づけば涙が溢れてたなんてことのない、今もきっとどこかで誰かが言ってるそんなありふれた言葉初めて聞くわけじゃないそれでも心が応えて涙になったのは誰でもないあなたの言葉だからわたしを全て包み込んでどんなわがままもどんななみだもそっと支えてそばにいてくれるそんなあなたの言葉だから呼び覚まされたように感情が目まぐるしく動いた全てが自由になった気がしたそれまですぐ隣にいた上を見上げてはため息をつく自分と壁を壊そうと頑張りすぎた自分そのどちらもがいなくなった感じたことのない柔らかい風が身体中を巡ってふっと口から漏れていくあぁずっとこうなりたかったんだ初めて気づくその想いこれでいいこれでいいこれがいいそう、それはやっと告げることができた過去のなみだsaygood-bye
立ち止まった壁引き返すこともできなくてでも登ることもできなくてただ息苦しさだけが残る大丈夫だよ誰かの優しい言葉も今は耳に届かない助けて欲しいのに救って欲しいのに差し伸べる手を何故だろう、素直に受け取ることができないまだやれるもう少し頑張れる片意地はった自分がまだここにいて逃げたしたい自分と心のどこか闘っている弱い弱い自分本当に欲しいものは振り向く逃げ道より優しい慰めより信頼して傍にいてくれるその存在にほんブログ村そのひと押しがランキングに反映するしくみです。thewall
水色の風が真っ暗な街で通り過ぎるゆらゆらゆれる緑色の隙間星明かりだけが道を照らすあんなにあんなにあったのにやるべきこと考えるべきこともう、何ひとつ出てこない素肌に馴染むように撫でていく風にふっと息が抜けるまるで何もなかったようにまっさらになる長く長く歩く道に遮るものはなくて心地よさだけが残るもう少しだけこのままで願ってみてもほら、目の前少しずつ光が増えていく風も向きを変えて緑はそっと輝き出すまた、ここにきてもいいですか？夢のような優しい現実にほんブログ村そのひと押しがランキングに反映するしくみです。夏の夜の夢
あの日、ずっと手を繋いで歩いた道こんなにこんなに傍にいるのにたった一瞬でも手が離れたらどうしようもないほど遠くに行ってしまう気がしただから、離すまいと一生懸命に握りしめたあれからたくさんの時間が流れて繋がれた手は幾度となく離れては泣いてまた寄り添ったいつの間にか離れても大丈夫そう、言えるようになった不安だったのは私1人じゃなかったから傍にいるのに感じる孤独も声も失うほどの悲しみもあなたも持っていたからまるで、分け合ったみたいに2人同じように感じるならもう、大丈夫独りじゃないと強く言えるからだから今なら優しく優しく手を繋げる誰でもないあなたとそして、あの頃歩いた道笑いながら進もうにほんブログ村そのひと押しがランキングに反映するしくみです。handtohand
あなたに逢ったときその心に傷を見た気がした痛くて寂しくてだけど誰にも打ち明けられないそんな傷見た瞬間いろんな感情がわたしの中に飛び込んだ遠い遠い昔1人の人だったようにリンクする心情きっとわたしにもあった同じ傷同じ痛みだからわかった傷口から流れ落ちる涙ねえ、大丈夫だよ今はきっと苦しいけどいつか癒えるから欠けた月が満ちていくように少しずつでも確かに治るからにほんブログ村そのひと押しがランキングに反映するしくみです。Link
夢ってなあに？幼い頃ただただ純粋に問いかけた「なれない」なんて思ってなかったすべてはいつか叶うものだと信じていただから夢なんてなかった頭の中、思い描くものはすべて近い将来だったからそこから歩いた今もう一度問いかける夢って何？叶わないことが多いことを知ってしまったから夢なんて要らない何のために必要なの？すべてが不信になるそれでも気づけばほらまたほんのり期待してる頭の中想像した未来にこれも夢なの？叶わない夢なの？誰も知らない答えわかるなら迷わず信じれたのに幼い日々のようにでもそれもできないからさまよい続けるいま、手の中にあるのは見続けたい夢？それとも否定し続ける現実？どちらでしょうかにほんブログ村そのひと押しがランキングに反映するしくみです。ゆめ
突然降り出した雨青信号の交差点君の手を離せずにいた離してしまえばきっと自由に飛んでいってしまう気がした駆け出した君を僕はきっと捕まえられないからこの手の中をすり抜けていく想い伝えられない優しさどうすれば伝えられる？色とりどりの傘の中歯がゆさだけが心残りそれでもそれを頼りに君を探し出す不器用すぎるほど不器用でもしかしたら伝えた気がしてるものがたくさん溢れてるかもしれないけど今なら今ならあの頃より届けれそうだから何より君に伝えたかったこの思いにほんブログ村rain
遠い遠い昔そこに雨は降らなくていつだって優しい陽に守られてただから、いつも笑顔で淋しいなんて思ったこともなかったそこから駆け抜けた今何度も何度も冷たい雨に打たれるその度、涙がこぼれる陽の暖かさも忘れてしまうほど淋しくてどうしようもない日もあるでもねえ、遠いあの頃よりも幸せ感じるあの日々だって幸せでないはずなかったのに比べものにならないくらい幸せなの、今冷たい雨も長く暗い道も優しいものではないけれどでもそこを通るたび強くなれるより一層陽の心地よさ感じる決して目に見えないけどその時じゃわからないけど何ひとつ否定するものなんてない方法は違ってもずっと受け入れ続けてくれる見守り続けてくれるその優しさはずっとずっと前から同じ、変わらないものなのに強く感じられるのはいつもそばにあなたがいるからひとりじゃないだから何も怖れず...forest
すききらいすき想いはその花びらへそこに咲く花たちはすべてを見透かすように風になびいている大丈夫だよ。ちゃんと伝わるから遠くに誰かの声をきいただけど、この涙は知ってるそれは届かないことを無理とわかっているのにそれでもいいから、と焦るわたしと全てを諦めてずっとわかってたよ、と嘆くわたしそのどちらも自分で、否定し続けたい事実すき？きらい？すき？あの頃のように純粋に訊ねることができたならもっと笑っていられたのにその風の中自由に飛び回れたのにそれができない今この想いをそっと花に託そうにほんブログ村flower
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