ニラ

海援隊のスタートラインという歌詞に「素直なやつほど傷付いてしまう。みんな上手にふざけて生きるのに」という歌詞がある。ケーキ屋さんで働きだした時に高橋くんという新人くんがいた。自分も5月から未経験で入って同期にあたる。彼はまじめでお店が終わった後もナッペやメッセージプレートの練習をしていたりして先輩にも慕われていた。しかし、ある時期から後半の仕事が洗い物が増えてシェフの扱いが雑多になった時期があった。彼は自分や将来のために健気に頑張っていたが心が腐乱して結局1年ほどして辞めてしまった。せっかく光るものがあったし、まっすぐな姿勢もよかったしなんか本当に残念というかいたたまれないというか悔しいというか。今も続けてたら絶対尊敬される人になってたと思う。そんなことをこの歌詞で思い出す。しかし、頑張ってたのは確かだし刺激を...ニラ

ニラ

そういえば2011年の5月。GWにタイ旅行に行ってケーキ屋さんで働き始めた。業界は4年やってパンを9月から始めかれこれ3年半ほど。途中求職したりもありながらも飲食はじめて8年経った。あまり何かをしていた期間とか気にしないタイプだけど8年かぁ。その始めた年、東日本大震災があった。4月に学校なり職場なりケーキやパンに憧れていた方もいたと思う。自分は今の職場や過去の職場、楽しかったり学んだことはもちろんだけど、辛かったり悲しかったり色々あった。そうやってマイナスなことも思えたりして生きている。東日本大震災で亡くなった方はマイナスなことを思うことすら許されずに一瞬の自然の恐怖に飲み込まれたわけである。そうやってマイナスなことを思えることって有り難い環境が当たり前にあってこそ生まれることなんだと思う。一つ一つに感謝して大...ニラ

ニラ

覚醒という言葉。覚醒ってなんだ？自分で覚醒する機会を作って感動する結末を超えたら初めて覚醒するんだろうか？フルマラソンを走りきった多摩川やゴールドコーストマラソン。あの時、覚醒しただろうか？途中、疲れ果ててもう無理だけどやってやろうって全然足も動かない中、なんとか足を動かして動かして動かしてでもヘタって。それでも諦めず動かして動かして動かしてそれで軌道にのりだして前だけ向けるようになって。そう、あの時は覚醒した。自分もゴールな瞬間やスイスイ進んでる時にはなかった覚醒。あれはあった、確かに。覚醒しないといけない。そうしないとここ最近の生活やこれから先の生活もずっと「流れ続ける」。「流れ続ける」ことをしてもプラマイがあっても「流れ続ける」をずっとするだけなんだと思う。「流れ続ける」はダメだし覚醒もないから感動すらな...ニラ