【ビジネス】ホテルのメニュー不適切表示に見る「安くすれば売れる」の呪い
阪急阪神ホテルズが10月22日、メニュー表示とは違う食材を使っていたことを発表したのに続き、ホテル京阪、八景島シーパラダイス、京都タワーホテル、ホテルクレメント徳島などで次々とメニュー表示とは異なる「不適切表示」が明らかとなっています。実際に使用していない食材をメニューに表示したり、アレルギー表示をしないなど、その実態は多岐にわたります。 記者会見を見ていると、2007年に頻発した食品の偽装表示事件を思い出す。あのときもトップの説明がまずくて問題が大きくなり、他社でも次々と偽装表示が明らかになり、食品事業者全体に対する信頼が大きく損なわれることになった。今回も連鎖的に拡大する可能性があり、消費…
2013/11/06 06:46