京都のお寺で育ったしばやんの歴史考察等。令和2年以降は、新しい記事は「歴史逍遥『しばやんの日々』」に掲載しています。
50代になった頃から日本の歴史に興味を覚えて、いろいろ調べることに楽しさを覚えるようになりました。8年前から「しばやんの日々」を書き始め、いつの間にか容量が少なくなり、バックアップにも問題があるので、同名の別のブログを立ち上げて手作業で主要な記事を移し、新しい記事も同時に掲載してきましたが、2014年からはこのブログに一本化しています。
知人に案内するために久しぶりに金閣寺を訪れてみたが、平日の朝の開門前に数百メートルの長い列ができているのに驚いた。昔はそれほど並んだ記憶がないのだが、今は京都市内の有名観光地はどこも外国人観光客で溢れている。いくら観光客が多くても、庭園内に立ち入り禁止区域がうまく設定されているので、誰でも鏡湖池を前にたたずむ国宝・舎利殿の美しい写真を撮ることが出来る。このブログで室町幕府第三代将軍足利義満が応永六...
江戸幕末期にロシアに占領されかけた対馬は如何にして守られたのか
江戸時代に入ると幕府は海外との貿易を統制することとなり、日本に来航する外国船はオランダ船と中国船に絞りこみ、かつ来航地は長崎の出島に限られることとなった。しかし、よくよく考えると、いくらわが国が諸外国に「鎖国」を宣言したところで、侵略する意思のある国を追い払うためにはそのための武力が不可欠である。江戸時代のはじめに幕府が主導して貿易統制を決めることが出来たのは、その当時のわが国が世界最大の鉄砲生産...
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