鳥栖市の新庁舎建設(1) 実施設計発注の半年後に基本設計説明会の“謎”
◆実施設計の費用は1億3000万円◆▽鳥栖市が2019年1月15日から25日にかけて、市内9カ所で建替え計画中の新庁舎建設基本設計の概要説明会を開く。ところが市のホームページによると、市は既に佐藤総合計画九州オフィス(福岡市)と、ひかる建築設計室(鳥栖市)の共同企業体(JV)に新庁舎建設基本・実施設計業務を発注している。契約額は1億3000万円。◆着工直前の段階で基本設計の説明会◆▽公共建物の建設は、構想→計画→基本設計→実施設計→着工の手順で進む。当てはめると、鳥栖市の庁舎建て替えは着工直前の段階に来ている。しかもJVとの契約期間は7月26日-19年6月28日。発注後、半年間も経っている。この時点で、いまさら基本設計の概要説明会を開くのに何の意味があるのだろうか。どんな目的なのか、さっぱり分からない。◆19年...鳥栖市の新庁舎建設(1)実施設計発注の半年後に基本設計説明会の“謎”
2018/12/31 13:23