足裏を見せない走りが速くなる秘訣?理想の足の軌道とは
速く走るためのフォームといえば、腕の振りや重心の位置、ピッチ(回転数)やストライド(歩幅)など多くの要素がありますが、今回注目したいのは「足の軌道」です。特に、「走っているときに後ろから足裏が見えてしまうような走り方は、理想的ではない」と言われることがあります。一見小さなポイントに思えるこの「足裏の見せ方」が、実は足を速くする上で非常に大きな意味を持っているのです。本記事では、「なぜ足裏を見せない走りが速くなるのか?」をテーマに、その理由や改善方法をさまざまな角度から検証していきます。1. 足裏が見える走りとは?まず、足裏が見える走りとはどういう走りかを確認しておきましょう。これは、走っているときに後ろ足が蹴り上げられすぎて、真後ろから見たときに足の裏がはっきりと見えてしまう走り方を指します。特に、もも裏(ハムストリング)を使って大きく足を後方に引き上げようとする癖がある選手に見られがちです。一見ダイナミックに見えるこの動きですが、実際には力の向きとスピードの効率を下げる原因になることがあります。2. なぜ足裏が見えるとスピードが落ちるのか?(1) 力の方向が後ろに逃げている走るときに
2025/04/30 01:12