40にして、迷わずサモン
「40にして、迷わずサモン」このフレーズの解る人は同年輩であろう。40になれば迷わずにサモン(栄養剤)を飲め、との製薬会社の宣伝文句だ。もちろん、この宣伝文句には原典がある。論語で為政第二の4がそれである。子日、吾十有五而志于学、三十而立、四十而不惑・・・・・七十而従心所欲、不踰矩一度は目にされた方が多い論語の一節である。製薬会社はさておき、小生も最後の歳となった。「七十歳で思いのままに振舞っても、道理を踏み外す事は無くなった」孔子様はこのように述懐されているが、小生ではなかなかその心境になれない。翌日となると何も思い出せない日々の連続であり、感情の回路が短くなり怒りに走る。・・・・で省略した辺りの年齢で、迷い悩む事が多く天命を知る事もなく、人の話を確りと聞いていなかったのだろう。寅さん同様に、悔悟と反省の日々...40にして、迷わずサモン
2019/05/30 16:27