インピーダンスの不思議 vol.2
『インピーダンスの不思議vol.1』の続きです。前回はインピーダンスと抵抗値の考え方が同じだということを書きました。電圧が一定であれば抵抗値を低くするとたくさんの仕事をします。電球では抵抗値が低い方が明るく光ります。インピーダンスも同様で、スピーカーではパワーアンプの出力電圧が一定であればインピーダンスが低い方が大きな音で鳴ることになります。次に、出力インピーダンスとは何かを考えてみましょう。『出力インピーダンス』もなんとなく難しいのでまずは『電池の内部抵抗』を考えてみます。単3の乾電池で豆電球を点灯させます。単3の乾電池の電圧は1.5vです。豆電球は1.5v0.3Aという規格のものを使用します。回路図ではこうなります。この豆電球が消費する電力は電圧✕電流ですので1.5v✕0.3A=0.45w(ワット)です。こ...インピーダンスの不思議vol.2
2021/07/31 14:41